キャンベルタウンといえばスプリングバンク蒸留所を筆頭に現在では3つの蒸留所だけになってしまいました、以前は細長く狭い半島に蒸留所が犇めくスコッチウイスキー蒸留所の一つのメッカともなっていたので悲しい限りです。
そんな現在のキャンベルタウンにおいて頑張っている蒸留所がグレンスコシアです、もう一つのグレンガイル蒸留所はスプリングバンク傘下といってもよいほど非常にスプリングバンクに近しい関係にあります、それだけにグレンスコシアには期待するファンも多いです。
そのグレンスコシアの入門ウイスキーといえるのがこのキャンベルタウンハーバーです、おそらくグレンスコシア・ダブルカスクのファーストフィル・バーボンカスクでの前熟成原酒だけを製品化していると思います、その意味ではダブルカスクと飲み比べるという愉しみがあります。
ダブルカスクに比べてドライでスパイシーです、バーボンカスクの味と香りを学ぶにはリファレンスともなるウイスキーだと思います、価格対内容を考えるとダブルカスクに軍配が上がりますが人によってはキャンベルタウンハーバーは大好きなウイスキーになるでしょう、どちらも手軽に飲める一押しのキャンベルタウンフレバーなウイスキーです。
品名 グレンスコシア キャンベルタウンハーバー
熟成年数 不明(ノンエイジ)
カスク ファーストフィル・バーボン
蒸留所 グレンスコシア(キャンベルタウン)
ウイスキー種 シングルモルト
アルコール度数 40度
内容量 700ml
価格 4,500円~5,500円(2024年8月時点)
キャンベルタウンといえばスプリングバンク蒸留所を筆頭に現在では3つの蒸留所だけになってしまいました、以前は細長く狭い半島に蒸留所が犇めくスコッチウイスキー蒸留所の一つのメッカともなっていたので悲しい限りです。
そんな現在のキャンベルタウンにおいて頑張っている蒸留所がグレンスコシアです、もう一つのグレンガイル蒸留所はスプリングバンク傘下といってもよいほど非常にスプリングバンクに近しい関係にあります、それだけにグレンスコシアには期待するファンも多いです。
そのグレンスコシアの入門ウイスキーといえるのがこのダブルカスクです、本ボトルは旧ボトルでボトル下部にシルク印刷でイラストが付いており新ボトルよりも新しさを感じます。
ダブルカスクはファーストフィルバーボンカスクで熟成後にPX(ペドロヒメネス)シェリーカスクで再熟成を行うという手の込んだダブルマチュアードによって作られており、キャンベルタウン特有のモルティでフルーティな香りでスパイスのようなエッセンスも感じるバランスがよいシングルモルトに仕上がっています。
手軽に飲める一押しのキャンベルタウンフレバーなウイスキーです、新ボトルも味も香りもほとんど同じです。
品名 グレンスコシア ダブルカスク 旧ラベル
熟成年数 不明(ノンエイジ)
カスク ファーストフィル・バーボン、PX(ペドロヒメネス)シェリー
蒸留所 グレンスコシア(キャンベルタウン)
ウイスキー種 シングルモルト
アルコール度数 46度
内容量 700ml
価格 5,500円~6,000円(2024年8月時点)
特記事項 ファーストフィル・バーボン~PX(ペドロヒメネス)シェリーのダブルマチュアード
過去には数多くの蒸留所がひしめいていたキャンベルタウン地区も現在は3つの蒸留所だけとなってしまいました、そのうち1つの蒸留所はスプリングバンクと非常に密接な関係があり今ではキャンベルタウンといえばスプリングバンクと言われるほどに独占状況になっています。
そのスプリングバンク蒸留所の3つあるブランドのなかのロングロウ18年です、既に複数の熟年数とカスクをヴァッティングしたノンエイジ版は手に入らない幻のウイスキーとなっており、なんとか手に入るのは恐ろしい価格に跳ね上がってしまった本18年くらいです。
スプリングバンクに代表されるキャンベルタウンのウイスキーは「モルトの香水」と謳われるほど芳醇な甘いモルティな香りが特徴で、このスプリングバンク蒸留所のロングロウはモルティな香りに加えてフルーティな香りも相まってすばらしい香りのウイスキーです。
味は複雑と言うか上品な甘みを感じつつも酸味とは異なる若干の潮っぽさも感じます、人によって感じ方の違いもあるのでしょうが好きな人には個性的な味が最大の魅力に感じると思います。
品名 ロングロウ18年
成年数 18年
カスク シェリー
蒸留所 スプリングバンク(キャンベルタウン)
ウイスキー種 シングルモルト
アルコール度数 46度
内容量 700ml
価格 55,000円~65,000円(2024年6月時点)
アラート 入手困難状況で価格急上昇中
熟成年数を表示できる前の未熟成ピート・イン・プログレスシリーズのバッチ6で、2022年にボトリングしていることだけは明記されており熟成年数は不明です。
フェノール値84ppmというかなり強力なピートを焚いた麦芽を用いてバーボンカスクとシェリーカスクで熟成しボトリング前にヴァッティングしています、グラスに注いだ瞬間に立ち上るピート臭は強烈です、飲み込んだ後はフルーティな味でこの味と香りのコントラストが癖になりそうです。
キルケランを製造するミッチェルズ・グレンガイル蒸溜所は2004年に生産開始した若い蒸留所でスプリングバンク蒸留所の姉妹蒸留所にあたります。
蒸留技術者は年に3回ほどスプリングバンクから借りて製造しています、その生産量は極小規模の年間約10万リットルということで常に品薄状態が続いています、スプリングバンクと合わせてキャンベルタウンの蒸留所銘柄は数年前から価格急上昇中です。
品名 キルケラン ヘビリーピーテッド ピート・イン・プログレス バッチ6
熟成年数 不明(ノンエイジ:2022年ボトリング)
カスク バーボン75%・シェリー25%のヴァッティング
蒸留所 ミッチェルズ・グレンガイル(キャンベルタウン)
ウイスキー種 シングルモルト
アルコール度数 57.4度
内容量 700ml
価格 25,000円~30,000円(2024年6月時点)
特記事項 ヘビリーピーテッド、2カスクバッティング、カスクストレングス、日本への入荷本数限定660本
アラート 価格急上昇中
過去には数多くの蒸留所がひしめいていたキャンベルタウン地区も現在は3つの蒸留所だけとなってしまいました、そのうち1つの蒸留所はスプリングバンクと非常に密接な関係があり今ではキャンベルタウンといえばスプリングバンクと言われるほどに独占状況になっています。
そのスプリングバンク蒸留所のスタンダードが本10年ですが、この2年ほどのウイスキーブームで品薄状況となり恐ろしいほどに価格が上昇しており簡単に買えるウイスキーではなくなってきています、私も慌てて3本手に入れましたが既に2万円を超えていました。
スプリングバンクに代表されるキャンベルタウンのウイスキーは「モルトの香水」と謳われるほど芳醇な甘い香りが特徴で、このスプリングバンク10年は特に熟成が浅いため木の香りが少ないのでよりいっそうモルティな香りを楽しめます。
品名 スプリングバンク10年
成年数 10年
カスク バーボン、シェリー
蒸留所 スプリングバンク(キャンベルタウン)
ウイスキー種 シングルモルト
アルコール度数 46度
内容量 700ml
価格 28,000円~35,000円(2024年6月時点)
特記事項 2カスクヴァッティング
アラート 入手困難状況で価格急上昇中