代表にお分けいただいた若木の生長記録です。2025/11/29時点

山椒は、うなぎに振る粉山椒や、料理の香りづけに使う「木の芽」として知られています。
しかし山椒には「香辛料」より以前から「薬」として使われてきた側面があります。
たとえば日本薬局方では、生薬「サンショウ」を「サンショウZanthoxylum piperitum De Candolle (Rutaceae)の成熟した果皮で,果皮から分離した種子をできるだけ除いたもの」と説明しています。
つまり「山椒=実そのもの」というより、薬としては「成熟した果皮」が中心に据えられているようです。
さらに成熟した果皮を用いその辛味と芳香を生かして健胃などに用いる、という説明が見られます。
また山椒は「特別な作物」というより、昔から各地に自生し暮らしの近くにある木だったようです。
人々は必要なときに枝先を摘み、実を採り、香りや辛味を生活に取り入れてきました。
若葉は木の芽として、実は実山椒として、さらに樹皮や根皮まで利用され、捨てる部分がほとんどないとも言われます。
くらしの園芸
代表にお分けいただいた若木の生長記録です。2025/11/29時点

山椒の葉は羽状複葉です。
小さな葉(小葉)が、芯のような部分に左右対称に並んで、一枚の葉をつくります。

この芯に当たる部分を葉軸と呼び、葉軸は細くて硬めで、色も枝に似ています。
冬になって葉が落ちるのですが、最初は枝ごと落ちるのかと思いました。
この葉が落ちて、最終的には中心の幹だけが残るようです。
まだ葉が残っていますが、これがどんな姿になるのか見守ります。
くらしの園芸
ブッシュミルズをの公式EUサイトを見てラインナップを眺めていました。 サイト上ではまず定番として Original と Black Bush が並び、続いて "The Malts" として年数表記のシングルモルトがまとまって紹介されています。10年、12年、14年、16年、21年...と、年数ごとにラインナップされています。
そんな中でいま手元にあるのが BOURBON FINISH(American Oak Cask Finish)です。 このボトルはラベルに中身の説明がきちんと書かれています。せっかくなので、ラベルの英文をそのまま全文載せます。
BOURBON FINISH
Bushmills single malt finished in hand
selected double charred American oak barrels
and blended with smooth triple distilled Irish
grain whiskey for fresh wood and vanilla flavours
Helen Mulholland
ブレンデッドでカスクが表示されている理由がわかりました。 ブッシュミルズのシングルモルトを、厳選された二度チャー(強く焦がした)アメリカンオーク樽でフィニッシュし、それをなめらかな三回蒸留のアイリッシュ・グレーンウイスキーとブレンドしているそうです。
代表にお分けいただいた若木の生長記録です。2025/11/29時点

白丁花は小さい株の方が残念ながら枯れてしまいました。
外で育てていて異変に気づいたのは10月末です、葉が枯れ始め「おかしいな」と感じました。
調べると白丁花は寒さに弱いとあったためこれ以上悪くならないよう室内に入れましたが、結果的に回復することはありませんでした。
枯れ始めた時期を振り返るとまだ本格的に寒くなる前だったため寒さだけが原因だったとは言い切れません。
原因を一つに決めるのは難しいですが思い当たる点はいくつかあります、まず水やりです。
鉢の表面は乾いて見えても中はまだ湿っていた可能性があります。
つまようじを刺して確認はしていましたが、気温が下がり始める時期は土の乾き方が変わります。
夏と同じ感覚で水を与えていた結果水分が多くなっていたかもしれません。

枯れたのは小さい株の方で大きい株は今も葉を保っています。
小さい株は根の量も葉の量も少なく環境の変化や水分状態の振れに耐える余力が小さかったのかもしれません。
白丁花は寒さに弱いと言われているため現在は室内でレース越しに日光が当たる場所に置いています。
大きい株の方はいまのところ問題なく育っています。
枯れた結果を材料にして条件を少しずつ調整していくしかないと思っています。
代表に教えていただいた「枯らして勉強する」という言葉は、こうした観察と修正を積み重ねていくことなのだと今回あらためて感じました。
くらしの園芸
代表にお分けいただいた若木の生長記録です。2025/11/29時点

冬の植物はどれも生長が止まって静かになるものだと思っていました。
ところが室内で育てているビワの鉢は冬でも新芽が出てきました。
淡い緑色で表面にうっすら産毛のある若葉が、冬の中でもしっかり存在感を示しています。

ビワは常緑樹なので落葉樹のように冬に完全休眠しにくい性質があります。
とはいえ、冬の生長はゆっくりです。
鉢植えのビワは地植えより根が冷えやすく寒風や霜の影響も受けやすいため、冬は室内で管理しています。
ただし光は必要なのでできるだけ明るい窓際に置いています。
夜のガラス付近は冷気が来るので葉が窓に触れない程度に距離を取ります。またエアコンの風が直接当たらない場所にして、乾燥と冷えの負担を減らすようにしています。
冬でも新芽が見られると育てる楽しみが途切れません。
小さな変化ですが春に向けた準備が進んでいるのだと思うと嬉しくなります。
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