右効きの私は普段左腕を意識することはない。
でも五十肩になった時は凄く意識するようになった。
左腕がこんなにも重要だったと再認識した。
五十肩とはよくできたもので、
左右でタイミングをずらして痛みのピークが現れる。
それぞれの傷みは約1年で自然に収まるという。
現在、右肩は完治し左肩も落ち着き始めている。
ここで、普通に考えると右腕が使えない方が不便だと考える。
でも、不思議な事に実際には左腕の方が強く意識する。
左腕って意外にも無意識に各所で使っていることに気付く。
ドアの開け閉め、着替え、シャンプー、オーディオの設置と。
普段意識しない方が失ったときには強く意識するようだ。
これって、人や物も同じではないか?
「何時までも在ると思うな親と金」
本当に鋭いことを的確に言い表した言葉だと思う。
「親」とは人の縁や支援、「金」とは財産や物を指している。
これらを全て失った時、あなたは一人で生きていけますか?
大切にすべきものを忘れていては、
ただ生きていくことさえままならないということだ。
ずっと持病で思うように動けない日が続くが、
ある日を境に急に楽になって完治する。
ずっと悩ましい我慢の日が続くが、
ある日を境に急に愉しい毎日に変わる。
ずっと苦しい借金生活だったのに、
ある日を境に急にお金が貯まるように変わる。
人生には必ず好転するターニングポイントが在る。
要は、それを信じてじっと待てるか否かだ。
待っている間は自ら決して流れを変えてはならない。
流れを変えた瞬間に全てが最初からまたやり直しとなる。
成功しない人は我慢できずにリセットをしてしまう。
そして、ずっと同じことを繰り返す。
成功しないのは当たり前だ。
世界規模で起こる紛争やウイルスパンデミック。
この後に必ず起こる社会現象がある。
それは新たなる秩序の台頭。
これまでの勝者が敗者に、またこの逆も然り。
持たざるリスクから持つリスクが表面化。
自立した個の確立時代へ急速なる移行。
働き方改革とテレワークの融合。
教育システムの大改革。
捺印文化が崩壊しデジタル署名文化へ。
ソーシャルディスタンス意識の定着。
バーチャルギルドや小規模自治体(特別村)の台頭。
デジタルトランスフォーメーションの急速普及。
人間に変わりAIやヒューマノイドが社会進出。
そして、人手不足から人余り現象へシフト。
世界規模でパワーバランスが崩れ、
全業界で勢力マップが大幅に塗り替わる。
これまでの価値観が大きく塗り変わる瞬間。
この流れを正確に読んでいち早く順応できるか否か、
この差が雲泥の差となって数年後に表像する。
1918年のスペイン風邪(H1N1インフルエンザ)。
第一次世界大戦中での発祥により世界中に広がり5億人が感染。
明確な死者数は約1,700万人、推定では1億人の死者を出した。
その後、パワーバランスが崩れ第二次世界大戦が勃発した。
第二次世界大戦終結後、新たな秩序や文化が台頭した。
歴史は確実に繰り返す、
現在の状況は100年前と極めて酷似している。
何かをやろうと思えば、
いろんな意味で覚悟が問われることになる。
資金・人材・設備・ノウハウ・テクニック・・・
事前に用意すべきものはたくさんある。
そして、それを行う事によるリスクや犠牲。
それでもやると決めたらやれば良い。
でもね、こんな考え方があっても良い。
やりたい時にやりたい事をやらないという選択。
実は、これが最も大きな覚悟なんだ。
多くの成功は、
実はやりたい事をやらないという覚悟から第一歩が始まる。
やりたい事は「やれる時にやる」ことが肝要。
つまり、これが「待ちの成功法則」というものだ。
お金に執着しない人って、
お金が貯まることはなくてもお金に困ることはない。
何故なら、いつも何処からかお金が回ってくるから。
本当に不思議だ。
逆に、お金に執着する人って回ってくるお金もない。
使うから回ってくる、使わないから回ってこない。
極めて経済循環法則とはシンプルである。
与える人には全てを与え、与えない人には一切与えない。
ある意味で天は一環として万人に常に平等なのである。