今の状況しか見えない思い込み人間とは、
常に人生設計の選択肢を誤り続ける。
人が羨むほどの幸福感と避けて通りたい苦境。
実はこの2つは全く同じ次元に存在している。
その意味は未来において実感することになる。
善い事と悪い事。
今の状況とはその瞬間までの過程と、
その後の状況との通過点でしかない。
今この瞬間の状況は、
天国へのエスカレーターなのか、
地獄への階段なのかは誰にも解らない。
その通過点での刹那な状況を見て善悪を判断するのは、
長い人生において何の意味も持たない。
※耳順(じじゅん)とは、孔子論語の「六十にして人の話しを素直に聞けるようになった」という節を起源とする60歳代の呼び名である。
逃げ出す元気があるなら、
過ちを潔く認める方が楽だ。
一生続く不快な痛みに耐えるより、
今この瞬間の痛みに耐えるのが尊い。
※長いビジネス人生、多くの人と出会い、多くの善悪を学びました。
それがダイヤモンドかガラスかと問うのは愚問である。
これだと思う方がその人に相応しいものである。
価値を見出すのは他の誰でもない自分自身だから。
※長いビジネス人生、多くの人と出会い、多くの善悪を学びました。
一般に言われる「ランニングハイ」、これはマラソン選手が厳しいレースをしているにもかかわらず途中で苦痛が突然無くなり快楽を感じるようになることを指します。
同じような状況がボクシングなどの格闘家にも見られます、相当ダメージを受けているにも関わらず痛みを感じず身体だけが勝手に反応してダウンしても起き上がってしまうのです。
これはスポーツの世界だけではありません、テレビドラマの「リーガルハイ」は公判で弱気になってしまった弁護士が突然弁論中にハイになってしまうシーンがクライマックスで視聴者を釘付けにしました。
雑誌や新聞記者も記事を書いている途中でハイに陥ることもあります、本来書きたくても人として書いてはいけないというような内容まで締め切りに追われて徹夜している時などに突然ハイに入ってしまい、まるで何かにとり付かれたかのように書けなかったことを書いてしまうのです。
私も若い頃に何日も徹夜してのシステム設計のときなどに突然ハイになったこともありますし、コンサルティングにおいてもクライアントの助成金申請期限直前の極限状態でハイに陥り1週間以上はかかる書類作成をたった一夜で作成してしまったことがあります。
この要因の一つがノルアドレナリンです、危機的状況で出る脳内ホルモンの一つで不快ホルモンと呼ばれています、このノルアドレナリンは一気に大量に出ると脳は不快感を感じ全身にアドレナリンが回り細胞を活性化させます。
身体が限界に達するとそれを解消しようとセロトニンを放出し、そして次に快楽ホルモンであるドーパミンや麻痺ホルモンであるエンドルフィンが放出されるのです、これが痛みや疲労を感じずにハイに入る原因と考えられています。
しかし脳内ホルモンだけでは上記の「ハイ」の状況を説明できない事実が多々あります、肉体的な快楽は確かにドーパミンやエンドルフィンによるものと思いますが特に精神的なところはドーパミンの影響だけでは説明できない現象が起こるのも事実です。
このドーパミン大量分泌状態の際に、過去の抑えられていた鬱積したエネルギーが「es」により無意識の記憶の中で一気に解放されてしまうのではないかと私は推測しています、こういう仮説を立ててみると理解しがたい数々の矛盾が説明できるのです。
世の中には2種類の人種が確実に存在している。
自分を優先するか他者を優先するか。
「理」を重んじるか「情」を重んじるか。
他者に任せるのか自ら主導するのか。
光と影の如しで陰陽両立は自然の摂理なり。
人間にも陰陽二極の人種が存在する。
どちらが良いか悪いのかの話しではない。
どちらの極を選んで生きるかの問題である。
自分は陰陽どちらの人間か解らない?
類は友を呼ぶが如しで気が合う人種ですぐ解るはずだ。
※耳順(じじゅん)とは、孔子論語の「六十にして人の話しを素直に聞けるようになった」という節を起源とする60歳代の呼び名である。