日常に野草を取り入れて楽しんでいます。
いろいろな野草を食べていますが、ノゲシは圧倒的に食べやすく、適度が苦味があり美味しい野草のベストに入ります!
通常の料理に加えても、味の邪魔をしません。
こちらは塩焼きそばに加えてみました。
ダイコンの葉が入っているのですが、ダイコンもノゲシもロゼット型、つまりタンポポの親戚で似たような味ですので、相乗効果でとても美味しいです!

こちらはアーリオオーリオパスタの具材に!
塩味、辛味、旨味に、ノゲシの苦味が加わるとさらに美味しくなりますね!
トッピングにカタバミを乗せています。
カタバミは酸っぱいので酸味の役割になります!

一般的にノゲシはハルノノゲシのことで、
秋に花が咲くことからアキノノゲシ、またノゲシに似ているが葉に鋭い刺があり全体に荒々しいことからオニノゲシ、といったさまざまな仲間の種類があります。
ノゲシの種類は多いのですが、どれも大差はなく美味しく食べられます。
またそれらのあいの子の品種も含めれば多種に渡り、わたしたちにも一年中見られる見慣れた野草の一つです。
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「陰陽バランス食養学」は食品や調理法を陰陽スコアに置き換え、
その合計点をみれば誰でも簡単に陰陽バランスが取れているかが解るという学問。
陰陽バランス食養学は、全国の書店及びAmazon・楽天等の通販書店でお買い求めいただけます。

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本日はノゲシの蕾とヘビイチゴをピクルスにしてみました。
食べられる花を「エディブルフラワー」と言い、Edible(食べられる)・Flower(花)の意味です。
一般的なエディブルフラワーといえば、南国のキレイで色鮮やかで可愛らしい花が思い浮かびます。
スイーツやトッピングなどで使用され、本当に見ているだけで幸せな気持ちになれます。
このような一般的なエディブルフラワーのようにおしゃれではないのですが、わたしたちはこの野草をピクルスにしたものをエディブルフラワーのように食しています(笑)

最初はノゲシの蕾でどうなるか実験していたのですが。

ノゲシを漬けて3日目にたまたまヘビイチゴを見つけたので追加してみました。

いろいろ試してみたくなり、
さらに数日後には開花した花も追加!

1週間後、試食してみました。
お、けっこう美味しい・・
ノゲシの苦味が、ピクルス液の三味(酸味、甘味、塩味)に追加されたことで、三味一体から四味一体になってさらに美味しさが深まったのかもしれません!
ヘビイチゴも甘酸っぱくて美味しいです!「味気ない」「ぱさぱさしてスポンジを食べているみたい」・・といったようにあまり美味しくないと言われがちなヘビイチゴも、そのまま食べるよりもピクルスにすることで美味しくなりけっこう食べられるようになります。
エディブルフラワーはレストランなどでしかなかなか食べることができない食材かもしれません。
身近にある野草でこんなに手軽に食べられるエディブルフラワー、是非お試しください。
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日常に野草を取り入れて楽しんでいます。
こちらはスギナです。
スギナはシダ植物の一種で、花は咲かせず胞子によって増えます。
そのスギナの胞子をつける特別な胞子茎が、お馴染みのツクシです!
ツクシは確かにスギナなのですが、ツクシとスギナは地下茎でつながっていて、
まず胞子茎という部位であるツクシが早春に繁殖のために芽を出し、胞子を飛ばしすぐに枯れてしまいます。
その後栄養茎であるスギナが5~7月ごろに成長してきます。

ツクシは食用、スギナは生薬としても用いられます。
イタリアではこのスギナを使ったぺペロンチーノパスタが食されていると知り、さっそく興味津々で作ってみました!
通常の手順でガーリック、トウガラシとともにオリーブオイルで炒めます。

パスタと絡めます!
スギナの量が多すぎた・・!!
大量に収穫できたので一気に投入したら、通常よりもスギナの量が10倍以上になってしまいました・・笑

スギナはアーリオオーリオにとてもよく合い絶品です!
このことが解ったイタリア人はすごいです。
のちほど、こちらの多すぎたスギナの具材は別でとっておき、ビールのおつまみにしたり、ライスにかけて食べたりしたのですが、
どれもとても美味しかったですよ!
ただし、炒める前にしっかり塩で茹でないと針金のように硬いですので注意です!

成長しすぎたスギナは硬く繊維質になってきますので、まだ若いうちだと味も食感も食べやすいでしょう。
特別な調理方法はなくいつものぺペロンチーノにぜひ、簡単ですのでおすすめです。
春を感じられる料理だと思います。
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日常に野草を取り入れて楽しんでいます。
先日見つけたこちらのスイバ!
お浸しにすると美味しいスイバですが、こちらをイタリアンにできないか持ち帰り、調理してみました。
ガーリックとオリーブオイル、トウガラシを黒コショウに変えてアーリオオーリオにすることに!
スイバ特有の舌がピリピリするような酸味がガーリックや黒コショウと相まってなんとも刺激的です。
味はとても美味しく食べられました!
水分に色がついているのは、スイバから出てくるミネラルの色です。
野草は野菜と比べてものすごいさまざまな色が出てくるのです。
たとえば、黒色はマグネシウム、コバルト色は銅、赤色は鉄、といった具合です。
野草はヤーコンのようにものすごい色が出るのでミネラルが豊富なことが解ります!
味でも、見た目でも、明らかな野菜との違いを感じることができるでしょう。

***
見ていても食しても楽しく、趣味にされている方も多い野草採りですが、
今回は野草の採取について気をつけるべき事項をご紹介します。

まずは、野草の採取が禁じられている土地でないか、事前に自身で確認するということです。
基本中の基本なことですが、重要な事項の割に案外軽視されがちなため一番に挙げておきます。
とくに山菜ブームなどで、採取スポットなどがブログ等で紹介されているものも多くありますが、なかにはこういった法律上の問題を把握されていないまま紹介されているものも多く存在しているそうですので、ネット上の情報でなく必ず自身で問い合わせをしたり確認してから行うようにしましょう。

次に、野草の採取は興味本位でむやみに行わず最初はやはりきちんと詳しい方に教わってからにするのが賢明だということです。
野草は似たような形をしていてほとんど区別のつかないような種も多くあるため間違えやすく、アルカロイドの毒により肌がかぶれたり下痢や嘔吐などの危険もあります。
場合によっては誤食によって命を落とすこともありますので特に舌に痺れがくる野草は絶対に食さないように注意しましょう。
じつはわたしも独断で、教わった野草に激似の種を間違えて採取してしまい、生で口に入れたら強アルカロイドで口内の痺れと頭痛が数日取れず、消化不良になりまんまと体調を崩しかけたことがあります(汗

上記をクリアし野草を採取するにあたって、最後に採り方をお伝えしておきたいと思います。
根ごとむやみに引き抜いてしまうのはやめましょう。
根を傷めないように注意すれば、その植物はまた来年も元気に生えてきてくれます。
経験上ですが、特に小さな野草は根を引きぬくつもりはなくても上方向に引っ張ると力を入れてなくても根ごと抜けてしまう野草がほとんどです。
ハサミで切るか、ハサミがない場合は横方向に折るように力を入れると茎から綺麗に切れるようになります。
さらに、より高度な採取の仕方として脇芽を残して摘むという方法があります。
成長点を残したままその先をハサミでチョキンと切れば、次々に脇芽が元気にどんどん成長してきます。
この成長点の見極め方は、植物によって違いますが、だいたいコツとしては葉の付け根に小さな刺のようなものが付いているかを見極めます。
この小さな刺のようなものが次に成長してくる脇芽です。
また、脇芽が出ている場合はその脇芽の下の方は硬いので食するには不向きですから、脇芽の上の方だけ摘むのは理にも適っているわけです。
趣味もマナーを守って楽しんでいきたいですね。
■ダンデリオンに含まれるたんぽぽエキスの有益性などの情報をお届けします。
たんぽぽ普及協会
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