
代表のオフィスの中央の庭に植樹されています。
樹高は30cm〜1mほどのもともと林の中に自生する半日陰を好む低木で成長が遅く形が崩れにい樹木です。
根は細く密生して比較的浅く張り、湿り気のある土壌を好みます。

幹は細く直立して伸び若い茎は緑色ですが成長するにつれて木質化し灰色がかった茶色になります。
枝はあまり分かれず上部で数本の枝が広がる「傘状」の樹形になります。
葉は長さ10cm〜15cm程度の厚みのある長楕円形で茎に対して互い違いに生える互生(ごせい)で、表面に強い光沢があるとともに縁が波打って隆起した部分に腺点(せんてん)と呼ばれる小さな膨らみがあります。
花は枝の先に散形花序(傘のような形)を形成し小さな白い花を咲かせ花冠は5裂して反り返り真ん中に黄色い雄しべが目立ちますが、花自体は葉に隠れるように下向きに咲くためあまり目立ちません。

実は直径6〜8mm程度の球形で冬に鮮やかな赤色に熟し翌春まで長く枝に残るのが最大の特徴です。
正月の縁起物として古くから親しまれ、赤い実をたわわにつける姿が美しく庭木や鉢植えとして非常に人気があります。
マンリョウの実は葉の「下」にぶら下がるように付きますが、センリョウの実は葉の「上」に実がなるので見分け方の最大のポイントです。
名前の由来は同じヤブコウジ属の「ジュウリョウ(十両):いわゆるヤブコウジ」や別属のセンリョウ属の「センリョウ(千両)」に比べ、実が大きく数も多くより豪華に見えることから「マンリョウ(万両)」と名付けられました。
江戸時代から縁起物として実が熟してもなかなか落ちないことやその富を象徴する名前から商売繁盛や家運隆盛を願う縁起木として重宝されてきました。
また、白い実をつける「シロマンリョウ(白万両)」もあり、赤と白をセットで植えることもあります。

代表の本丸に分散して数本あるいわゆるスモモですがほとんどが老木です。
とは言え、いろいろ愉しませていただいております。
樹高3〜5mほどで根は比較的浅い位置に広く張る性質があり、極端な乾燥にはやや弱い反面、水はけが悪いと根腐れを起こすので通気性と保水性のバランスが良い土壌を好みます。
幹は灰褐色から暗褐色で若木は滑らかですが成木になるにつれて樹皮に割れ目が生じゴツゴツとした質感になります。
枝は直立気味に伸びやすく勢いの強い徒長枝(とちょうし)が出やすい傾向があるので果実をつけるためには枝を横に広げるように誘引し短い枝(短果枝)をたくさん作ることが重要となります。
葉は長卵形で先端が尖っていて縁には細かい鋸歯(きょし)があり、表面は光沢のある緑色で秋には黄色から赤に紅葉し冬には落葉します。

花は直径2cmほどの白い5弁花を枝いっぱいに咲かせ、桜に似た可憐な花で観賞用としても愉しめます。
自分の花粉では実がならない自家不結実性が強いため、受粉樹として「サンタローザ」や「ビューティー」などの別品種を近くに植える必要があります。

実は緑色がかった濃い赤色で完熟すると全体が赤黒くなり、表面には「ブルーム」と呼ばれる白い粉状の物質がつきます。

果肉は皮の色とは対照的に鮮やかな深紅色をしています。
学名:Prunus salicina 'Soldum'
分類:バラ科サクラ属
開花時期:3月〜4月由来

代表のオフィスに昭和な感じの形で1本、本丸の庭にあまり剪定されずに2本植樹されています。
ご存知のように日本の海岸線に多く自生する常緑針葉高木で、その名の通り黒っぽい樹皮が特徴でアカマツ(赤松)に比べて葉が固く潮風に強いことから雄松(オマツ)や男松(オトコマツ)とも呼ばれます。
赤松は雌松(メマツ)。

樹高は20〜35m程度ですが40mに達することもあり樹冠は若木では円錐形ですが、老木になると枝が太く水平に広がり傘状を呈します。
日当たりと水はけの良い場所を好み根は深く伸びる性質があり、幼木から育てられたものは深く根が伸びるため耐風性が強くなります。
根には酸素を好む共生菌がいるため空気を含む土壌が必要です。
幹径は3mになることもあり樹皮は幼樹では薄い灰色がかった黒色から老樹になると灰黒色を呈し、厚く亀甲状に深く裂け目が生じるのが最大の特徴です。
葉は2本ずつ束生(そくせい:束のように見える付き方)する二葉で断面は半円状、長さ10〜15cmの針形(松葉)で赤松より太く硬く先端が尖っていて触ると痛いです。

花は紫紅色の小さな松かさ形でほぼ球形をし、雌雄同株(一つの株に雄花と雌花がつく)の雌雄異花(雄花と雌花が別々につく)で、雄花(雄球花:ゆうきゅうか)は新しい枝の根元の方に多数群がって付き雌花(雌球花:めしきゅうか)は当年の枝の先端に2〜4個付きます。
実(球果)は長さ4〜6cm、径3〜3.5cmの卵形で一般的に言われる松かさのことで雌花が成熟したもので開花した翌年の秋に熟します。
球果が熟すのに1年半かかるので一つの枝に「雌花」「1年目の球果」「種子を散逸した後の松かさ(2年目の球果)」の3世代を確認できることがあります。
種子は翼があり風に乗って散布されます。
学名:Pinus thunbergii Parl.
分類:マツ科マツ属
開花時期:4〜5月

庭木や生垣として非常に馴染み深い常緑針葉樹で代表の本丸の敷地入口から建物までのアプローチを演出しています。
樹高は5~15mで大きいものでは20mほどの高木になり、剪定をせずに自然に育てると、枝が斜め上にねじれながら巻き上がるように伸びるのが最大の特徴で「炎」や「ソフトクリーム」のような独特の樹形(旋回性)になります。
幹は直立し深い溝ができてねじれたように見え樹皮は赤褐色で粗く縦にはがれ、枝は密に分枝しらせん状に巻き上がる特徴的な伸び方をします。

↑ まさに炎のよう
葉は小さく柔らかい鱗のように重なり鮮やかな緑色で光沢がある鱗状葉(りんじょうよう)とトゲ状の針のような葉の針状葉(しんじょうよう)の二型性(にけいせい:2種類の形)を示します。
花は雌雄異株で雄花・雌花ともに目立たず地味ですが、雄花は枝先に黄色みを帯びた白く小さな花を、雌花は黄緑色から青色の小さな花を咲かせます。
実は雌花が咲いた翌年の秋に直径約1cmほどの球果(松ぼっくりのような裸子植物の果実)ができ、成熟し熟すと黒紫色になり完熟すると表面に白い粉を吹きます。
乾燥、潮風(塩害)、大気汚染に非常に強く、刈り込みにも耐えるため、公園樹、生垣、道路の分離帯などに広く植栽されていますが、梨の栽培地では赤星病の中間宿主となることが知られており、条例で植栽が禁止されている地域があります。
名前の由来は大阪府貝塚市で作出されたとする説や枝が巻貝のように見えることからという説などがあります。
学名:Juniperus chinensis 'Kaizuka'
分類:ヒノキ科ビャクシン属
開花時期:4月

代表の本丸の数ヶ所ですくすくと育つ、いわゆるドングリの木です。
樹高10m〜20mほどに成長する高木で成長速度が速く、耐性暑さ、寒さ、日陰、大気汚染に強く非常に丈夫で、萌芽力(切ってもまた芽が出る力)も非常に強いため、庭木や生垣として高さを抑えて管理されます。
根は直根性で太く地中深くへ垂直に伸び細い根が少ないため、大木になってからの移植は難しい樹種です。
幹の色は黒灰色や暗い灰褐色で表面は比較的滑らかで少しざらつく程度で、枝がよく分かれ鬱蒼(うっそう)と茂り若枝は紫褐色を帯びることがあり無毛です。

葉は互生(ごせい)し長さ6〜11cm程度の細長い披針形(ひしんけい)をしていて革質で厚みがあり表面には光沢があります。
葉の縁には鋸歯(ギザギザ)がありますが、葉の上半分から3分の2程度にのみ見られ基部(付け根の方)には鋸歯はありません。
新芽の頃は鮮やかな赤紫色を帯びることがあり非常に美しいコントラストを見せます。
花は雌雄同株(しゆうどうしゅ)で、雄花は新しい枝の下部から5〜10cmの黄緑色のひも状の花穂(かすい)が垂れ下がります。
雌花は新しい枝の上部の葉の脇にひっそりと小さく直立してつくので目立ちません。
実は1.5〜2cm程度の卵形や楕円形をしていて、最大の特徴である殻斗(かくと:実の一部または全部を覆うお椀わん状のもの)に横縞の模様が入ります。
樹皮は黒っぽい色をしていますが、「シラカシ(白樫)」の名前は材(木材部分)が白く美しいことに由来し、対照的な名前の「アカガシ(赤樫)」は材が赤みを帯びていることに由来します。
枝葉が密に茂り刈り込みに強いため目隠しや防風林に最適で、関東地方では「カシグネ」と呼ばれ屋敷林として有名です。
非常に硬くて重厚なためカンナ台、金槌の柄、木刀、楽器(三味線の棹など)の材料として重宝されます。
学名:Quercusmyrsinifolia
分類:ブナ科コナラ属(アカガシ亜属)
開花時期:4〜5月