現在では永久封印しましたが過去構築したオンリーワンブランディングサービスは個性を活かして他者にできない事業、もしくはオリジナルな事業を構築し悠々とブルーオーシャンを泳いでもらうことを旗印としてセミナーやコンサルティングを行っていました。
オンリーワンブランディングサービスと並行して告知や集客に繋がる情報発信の重要性も伝えてきました、ブランディングに並行して必須と思えるオンリーワン情報発信ですが実際にブランディングをコンサルティングしてきたことにより多岐に渡るノウハウを数多く収集できました。
そして行きついた答えはこれからの時代のトレンドから「売らない、集めない、宣伝しない」を根幹とした記事型コンテンツの発信という考えに辿り着いたのです、今の時代に押しつけメルマガにステップメールやアトラクティブメールなどのプッシュ型情報は誰も読みませんし信じません、ましては「買って買ってプロダクツローンチ」は論外です。
自分自身の手による自社商品や自社サービスをどのように記事型コンテンツにまとめ上げ有効に発信していくのか、現在の小規模事業主においては最優先課題といえるものだと思います、この「オンリーワン情報発信術」とも言える手法に関して実際に事業を通して生きたデータの収集とカット&トライを繰り返して確立していきたいと考えています。
継続すればたかがブログも長期間に渡り一貫した活動を行っていたという根拠となり意味を持つようになります、したがってできるだけブログはSNSのような口語調でなく文語調で書いてもらいたいと思います、口語調では幾ら継続させても読む人に余計な感情を持たれ正しく情報を伝えることができないからです。
ビジネスでの人間関係は本当に怖いです、理由も解らないまま取引停止に発展することもあるのですから、事業を行ううえでパートナーに業務を依頼するケースは結構多いと思いますが注意しなければならない事が多々あります。
まずA社との取引を開始したとします、しかし事業の成長と共に危機管理などの目的においてA社以外の同業者との取引も徐々に開始しなくてはならないこともあります、例えば最初に取引開始したA社以外にも良いパートナーが見つかったり得意分野ごとに分けたり、部品などであれば1社に集中し有事のときに部品供給が止まるのを防ぐ目的で数社に分けて発注などを行うようになります。
これらの行為は企業であればリスク分散や危機管理などの意味においては至極当然の事です、しかしA社は全く違う見方をすることがあります、「あんなに最初は至れり尽くせりで協力してあげたのに突然他社に仕事を回すとはけしからん」、となるのです、A社としてはこれからもっと協力しようと考えていた頃に上記の事実を聞かされたら心情は穏やかではないと思います。
以前より取引高が2倍になっていたとしても自分の会社以外の同業他社に依頼したという事実が気に入らないのです、たとえ危機管理などをA社が理解していたとしてもです、ここがビジネス関係とはいえそれを行う人間であるための人間関係の難しさや厳しさなのです。
この回避方法としては他社に依頼する前にA社にしっかりと今後の方針を説明したうえでA社に対して同業他社を紹介するという形を取るのが良いかもしれません、例えば一緒に食事をしながらA社を立てて他社をA社の管理下で業務遂行するようなスキームを説明するとか、A社を中心に協力体制を作り上げるようにお願いすると上手くいくと思います。
A社も同業他社もその後は良きパートナーとして双方が協力的に動いてくれると思います、どんなビジネスを行うもやるのは常に人間同士なのです、そこには大切な人間関係があることを決して忘れてはいけません。
乗ろうとしているそのエスカレーター。
昇りですか?
それとも降りですか?
コメント:
他者の事業に乗り労せず利益を得られるエスカレータービジネス、ただそのエスカレーターが昇りなのか降りなのかが重要である、何故なら乗ったら最後まで行くしかないから。
労せず儲けられる可能性もあれば一緒に奈落の底へ落ちるリスクもある、結果責任をとる覚悟が無いなら汗水たらして自分の足で歩くことだ。
公私共に上手くいっているときの指標。
行動を共にする人が固定している。
自然に眠れ早寝早起きである。
考えることは常に未来のビジョンと道楽事。
コメント:
言わずもがである、ビジネスが上手くいっていればリアル充実してくる。
新しい出会いは不要、無意味な情報発信も不要、そして不安で夜を過ごすこともなく早めに就寝できるというものだから。
会話における共通する申し合わせ事項、つまり会話のベースが双方で共有されていないと話しが噛み合わない、もしくは大きな勘違いや思い違いでトラブルになったりします、例えば一方が経営者としての立場をベースに話しをしているとします、しかし片方が人間としての生き方をベースに話しを聞いたとしたらどうなるでしょうか?
経営者の立場というのは生き方のうちの限られた時空間での各論ということになり総論ではありません、したがって例外も有れば時と場合によっては生き方とは真逆の理論も展開されることは多々あります、それが「ビジネスライク」な思考という曲者なのです。
しかし生き方というのはビジネスやプライベートは関係なく人としてどう生きるべきかの話しであり生き方としての総論ということになります、片方が各論を展開しもう片方が総論として聞いていては総論として聞く方は全面否定されるという結果も生まれてもおかしくはありません、特に女性の場合はビジネスも含めて生き方の一つと考える人が極めて多いので経営者としての考え方の話しだと限定して話しをしても途中で生き方と重なり感情的になる人も少なくありません。
この会話のベースをコンテクスト(共有事項)と言いますがコンテクストの相違は会話でも勿論ですが特にブログやSNSなどで特に起きやすくなります、なぜなら情報は発信者からの「一方的な私的情報」だからです、読み手は書き手がどの立場で書いている記事なのかを見誤ると書き手の伝えたい事が全く別の方向で伝わってしまいます。
特に私の記事は結構こういう誤解を生みやすいのかもしれません、常に経営者という立場の各論での思考や行動がベースにありますが時として人生そのものの総論での幸福感ということにも触れているからです、ただできるだけ解りやすくする目的でビジネスと人生という2つを分けるために各カテゴリには解りやすいカテゴリ名を付けるように工夫しています。
読む人によっては自身の生き方を全面否定されたなどと思う人もいるかもしれませんが、生き方そのものはその人の自由であってどの立場の人も他者の人生に何かを言う資格はないでしょう、各論では経営者としてビジネスや関連する人間関係を考えた場合に「こうあるべきだ」という経営者の立場での限られた空間における思考や行動を語っているに過ぎません。
家に帰って何をしようが、休みの日に何をしようが、それは経営者の立場ではなくて一人の個人としての自由空間です、経営者であろうがなかろうが個人としての過ごし方は自由でありどんな立場の人にもそれを指摘する権利も意味もありません、問題はプライベートは自由なのですがビジネスに持ち込むと話しは別になります、これが経営者としての各論での厳しい話しとなるのです。
少なくても私はクライアントの個人的な生活様式には興味はありません、ビジネスするうえで経営者としての立場での思考と行動に関して「モノ申す」を行っているに過ぎないのです、一貫としているのは経営者であるなら「ビジネスに私情を持ちこむな」、「ビジネス空間とプライベート空間での思考と行動をきっちり分けろ」ということだけです。
SNSもビジネスに使っているならプライベートを一切出さない、プライベートで使っているならビジネスに関する表示をしない、特に経営者はこのどちらかに限定することが好ましいと思うのです、私の場合は過去にSNSを行っていた時にはビジネスでもプライベートでもない中庸の「独り言」にあえて徹するようにしていました。
プライベートは勿論、ビジネス情報もSNSで表示するのは仕事柄好ましくないという結論に達したからです、ビジネスとプライベートをごちゃまぜにするから不要なトラブルが起きたり言われなくてもよい事を指摘され炎上するのです、つまりは全てが自身で作った原因の結果ということなのです、もっとも炎上することが好ましいと考える人には何も言う事はありません、その人とは住んでいるフィールドそのものが経営者という感覚もないだろうし生き方そのものが別次元だからです。
私は経営者という立場の人とは同じ感覚で接することにしていますが同じ次元に住んでいない人とは全てにおいて関わらないことにしています、関わったところで無益な争い事は生じても有益な事を生むことは何一つありません、これも私の不要な時間とエネルギーを使わないという他者との付き合い方の原則なのです。