世の中の仕組みが変わる、つまり新たな法律が施行されるとか技術革命が起きるなど世の中の変化には必ずビッグビジネスのチャンスが生まれます、IT業界でいえば消費税導入・消費税率変更・2000年問題・新貨幣発行・災害特別税などで銀行端末始め多くの金融機関のセンターコンピュータのデータ変更や金融端末の開発など多種多様のIT企業が潤いました。
また各種電機メーカもこのタイミングでの新機種入れ替えで大いに潤いました、このように世の中の変化は一種の特需なのです、要は今ではなくこの先に何が起きるかをできるだけ早くキャッチしてその時期に合わせて投資できる企業や人が将来成功する可能性が極めて高くなります、世の中この先どのように変化していくのでしょうか?
インターネット全盛時代の次に起こるデジタルインフラとは何でしょうか、仮想通貨は本当に未来を変える経済エコ媒体に成り得るのでしょうか、空飛ぶ自動車は未来の車として実用化されるのでしょうか、新聞やテレビなど皆さんの周りにはヒントになる情報は溢れかえっています、「なるほど」とボンヤリ過ごすのか「これは?」と真剣に考え行動を起こすのか、この差は雲泥の差であり未来の流れは確実に変わります。
重要なポイントですが多数の人が知る媒体からの情報は多数の人が同じことを考えます、それを基にビジネスを構築したところで既にレッドオーシャンという競争原理世界に足を突っ込むだけです、本当に利益に繋がる質の高い情報とは実はある人の何気ない戯言からだったりするものです。
資産額世界トップ10企業のうちIT企業は8社も入っています、そのIT企業のメイン事業の初動は何と仲間内で飲んでいる時にどうでもいいような戯言がヒントになっていたことなど世の中の殆どの人は知る由もありません、だから仲間内での飲み会を台無しにする人に明るい未来など訪れるはずもないのです、「たかが酒の席、されど酒の席」なのです。
この刹那な時間にその場に居合わした人の未来が一瞬にして決まってしまうことなど珍しくもありません、真実が書かれた偉人伝をよく読んでほしいのです、政治に経済に革命児の多くは仲間内での何気ない酒の席で一人の戯言から構想が固まっていくのです、坂本竜馬然り、松下幸之助然り、現在の多くのIT資産家然りです。
たかが仲間内の酒の席、されど一攫千金のチャンスを一瞬で得る人とこれまでの努力を一瞬で水の泡にしてしまう人とに綺麗に分かれてしまいます、だから常に仲間全員の成功を意識している人は一瞬たりとも気を抜けないはずなのです、逆に他者のレールに乗り金品を貰うだけの自分の成功だけを考えている人は気を緩めてアクビしたり、周囲に気を遣うどころか周囲に気を遣わせる行動をとってしまいます。
これまで話してきたことはすべて私の一つの戯言です、でも私が何を言いたいのかは解る人にはすぐ解ると思いますし解らない人には生涯解らないでしょう、こういうどうでもいいブログ記事でもどんな気持ちでどのように意味を汲んで読んでいるかで未来が大きく二つに分かれてしまうのです。
多くの人が自身にとって厳しい道よりも楽であろうと思う道を選びます、そして多くの人が自身の損失よりも利益になるだろうと思う方法を選びます、ではその結果はどうなっているでしょうか、何事も上手くいかない人は楽な道で儲かるであろう方法を選びます、そしてその結果はどこにでもいる普通の人で終わります、そこには自身が目指している成功の二文字はありません。
そもそもなのですが成功者は何故成功者と呼ばれるのでしょうか、普通の人とは違う道を選び違う方法を使って結果を残したマイノリティ(少数派)だからです、マジョリティ(多数派)であれば全員が成功しているので成功者とは呼ばれないのです、であるなら「普通の人と同じことをやっていては成功者になれない」、これは当たり前の理屈だとは思いませんか?
株の世界に云う「他者の行く裏に道有り花の山」という諺をよく考えてほしいのです、皆が買う株は空売りをして皆が売りだした瞬間に買いを入れるから儲かるのです、ビジネスも然りです、皆が選ぶ楽な道をあえて選ばず厳しい道を選び皆が選ぶ利益になるだろう方法をあえて選ばず損するような方法を選ぶのです。
この結果は実際にやってみた人だけが解るのです、これこそが裏の道であり花の山に続く道なのです、「皆と同じことをやらない」人がマイノリティであり成功の最も近くにいる人なのです、成功する人は「選ぶ」という覚悟よりも「選ばない」という覚悟を優先する思考の持ち主の人なのです、同じように皆が休んで楽しく遊んでいるときこそ自身を律して遊ばない人がマイノリティであり極めて成功が近づく所にいる人なのです。
「一発屋」というと1回きりのヒットで後が続かない歌手やお笑い芸人を思い起こすことでしょう、これと同じような現象はビジネスの世界でも珍しいことではありません、例えば鳴り物入りで入社してきた営業マン、最初はこれまでの人脈を駆使して売りまくります、しかし数ヶ月もするとピタッと成績が伸びなくなり、その後はゼロを飛ばすだけとなる人がいます。
企画や新事業推進でも最初は新しいアイデアを次々と出すのですがそのうちピタッと出なくなってしまう人がいます、外部から役員候補として入ったものの元気を振りまいていたのは最初だけで半年もしないうちに能力の絶対値や人間性を見極められ重要なポジションから外されてしまう人もいます、さて何故こういう現象が起こるのでしょうか?
もっとも可能性が高いのはその人の思考パターンがスポット思考であるということです、スポット思考とは継続した流れやゴールを考えることができず、今だけを考えて行動を行ってしまう思考です、したがって長期スパンでの戦略を策定しで計画的に動くのではなく今この瞬間だけの思い付きと自身の思い込みだけによって動くのです。
この人たちは今がすべてですから持てるカードを短期間に出し切ってしまいます、結果として持てる人脈やネタが切れた時点で終息してしまい、その後は鳴かず飛ばずで誰からも相手にされなくなってしまうのです、不思議なことに後がない人ほど何度促しても計画を自ら策定しようとしないのです、例え策定したとしても一環とした戦略が見えない思い付きだけの空想リストに過ぎません。
対して長期戦略を思考し実戦できる人は5年先まで見通した3段ロケット方式での戦略推進を行います、この推進方式は周囲に圧倒的な強さを見せつけるだけではなく長期に渡る結果を確実に残します。
まず1段目として推進開始時には爆発力だけで一気に推進します、この瞬発力とスピードは緻密な計画に基づいた確実な準備がエネルギー源です、事業サイトや企画書に提案書などの営業ツールなどこれまで極秘裏に進めてきた事項全てを複数同時に一気に公開します。
そして2段目はこれらを基にして初めて活動を開始するのですが、ここで重要なのは確実な見込み客ではなく確度50%以下の難しい案件から入ることです、確度が低い難しい案件は各種の要望や障害となるものが表面化します、実はこれを把握するのが目的なのです、ここで出てきた要望や障害は即座に軌道修正していきます、またこういった誠意や機動力を見せることで確度50%以下の案件を幾つか拾うことも可能となります。
最後の3段目はここで初めて何も説明しなくても信用力だけで採用してもらえる切り札的な相手に話を持って行きます、この段階になればスケジュールと成果を見ながら余裕で事業スピードも売上もコントロールすることが可能になります、月末にどうしても成果が欲しいときなどにも有益に機能しますので資金的なことも織り込んで推進することができます。
最期に切り札的な要素が出尽くす前にこの切り札人脈から紹介を受け次々に顧客層を波紋状にビッグバンを起こすかのように広げていくのです、冒頭の人たちはこの3段目に本来使うべき切り札を無計画にも最初に一気に出しきってしまっているのです、だから最初だけで後が続かないのは当たり前なのです、更にはそこから広げられるはずの周囲が見えていませんから常に単発で終わるのです。
切り札を出し切ったとしても単発の連続ですから驚くような大きな成果も出ません、更に周囲には小ぶりの案件での結果を見られて「小出し」していると思われてしまい、せっかくの成果も評価されないのです、何事も長期スパンの熟成された戦略策定と充分な準備を怠らないこととです、そして一度動き出したら成功シナリオに基づいた計画的な行動を粛々と繰り出すことが肝要なのです。
「ビジネスの成功は投資に在り」とは私の一つのビジネス持論です、ここでいう投資とは株や不動産への投資とは意味が異なります、自身へのリターンだけを追求する投資は資産運用です、私の言うビジネス投資とは「時間とノウハウをお金で買う行為」を指しています。
新しい事業を行おうとします、その分野の情報を集めて事業を興し収益化するにはいったいどれ程の時間と労力がかかるでしょうか、そしてそれに伴う費用は計りしれません、しかしその道を良く知り人脈を持つ人を顧問にしたらあっという間に人が集まり事業が構築され始動します、更に有益な人脈が広がり資金的な憂いもしなくて済む可能性もあります、結果この顧問料という投資は安くて確実であり正解だったということになります。
法人会などのビジネス交流会などの会費もそうです、高くても年間で数万円です、しかしその組織に所属していても何もしてもらえていないと考えれば高いと感じます、そもそもこういう考えの人は他者に依存するだけの人です、ならばビジネスそのものが上手く確立できない人ですから確かに意味のない投資となります。
ビジネス百戦錬磨の達人はどんな組織にでも話がくれば取り合えず会費を払って席を置きます、そして会員という地位を活用して積極的にその組織を使い人脈を形成し自身のビジネスに繋げます、だから安い投資で高いリターンが早期に得られます、会費の絶対額が高いか安いかで考えるのは極めて愚かな思考であり庶民感覚の極みです。
投資したお金以上の価値を構築できるかという思考が重要なのです、こういう思考ができる人こそが投資して成功する人なのです、入会時に「入会したら何をしてくれるんですか?」と聞く人は貰うだけの人の発想です、結局は他者に与えることができすに他者から与えられることもありません、つまり思考的に人脈を活用できない人なのです、なので投資という価値を幾ら説明しても意味がありません。
ビジネスも人生も一人では何もできません、これは何時の時代にも変わらぬ人生の定石とも言えるでしょう、ただ生きていくだけでもいろんな人に世話になっています、これに早期に気が付かないと本当に楽しむ人生を構築することはできません。
歳を重ねるに伴い過去の投資が如実に効果を発揮してきます、「与えられる時に与えられるだけ与えることを忘れない」、そしてこれもある意味での大きな自身の未来への投資なのです、投資すべき時に投資せずに他者から金品あらゆるものを貰うことだけを優先する、この人の未来に何が待っているかは想像するに容易いです。
トヨタ1000人、日産1500人、2008年のリーマンショックを受けて日本の自動車メーカ9社で計1万人以上のリストラが実施され同時に自動車各社の10%程度の減産計画も発表されました、しかし当時世界中の自動車メーカの状況を詳しく分析したボストン経済研究所の経済アナリストは経済誌で「10年後には世界の殆どの自動車が日本製になる」という記事を発表しました。
その最大の理由とは「財務的に余裕有る自動車メーカは日本だけで先行開発投資を今後行えるのは日本の自動車メーカしか見当たらない」というものでした、それから10年後には事実本格的な「エコカー」の誕生が望まれるようになりました、当時「エコカー」と言えば「ハイブリットカー」が主流でしたが世の流れは確実に完全なバッテリーだけの「高性能電気モーターカー」の時代が到来します。
自動車だけではありません、オートバイも既にバッテリーバイクが世界中で誕生しSF映画に誕生するようなスポークレスの未来スタイルで注目を集めています、「高性能電気モーターカー」ともなれば高性能バッテリーと小型軽量ハイパワーモーターが命です、その分野の最高技術を日本がほぼ独占保有しています。
例えば現在では電気モーターカーで世界を席巻しているテスラ社では既に400km/H以上の速度を出せるモーターカーを誕生させています、しかしバッテリーもモーターも日本製が多様されているのです、また今後は高性能バッテリーメーカーであるパナソニックやソニーなど大手家電メーカの自動車業界への参入も視野に入れなければなりません。
自動車は既にガソリンで動く時代ではないのです、急速充電を行えるガソリンスタンドならぬ充電スタンドも急ピッチで広まっていくのは明らかです、電動バスでは停留所での電磁式自動充電装置まで実用段階にあります、更には実用的な太陽電池との併用も実験段階に突入しています、まさに夢の環境型自動車が完成間近なのです。
自動車業界だけではありません、どの業界も現状を見て景況判断するのは早計で「この先に何が起きるのか?」を正確に読むことが肝要になります、通信インフラではインターネット全盛時代の次に来るのはどんな時代でしょうか、IT業界が金融業界をも飲み込もうとする新たなるエコシステム(経済秩序)が多数台頭してきています。
通貨の概念そのものが地球上に通貨誕生以来初めて問われることになります、それを受けて銀行各社は2年間で10~20%程度の人員削減を矢継ぎ早に発表し始めました、今後の金融界は確実に人材ではなくデジタル浸透率を評価される時代に入ります。
どんな業界でも先を読んで始動しているところが繁栄し生き残るのです、デジタルトランスフォーメーションの台頭は都市銀行と地方銀行の格差を益々乖離させていきます、今後デジタル化の優劣が金融界の評価基準になっていくのです、企業とは過去や今の状況を分析しても何にもなりません、常に5年・10年先の時代を読んだ戦略を立てて行動することが肝要です。
本物の機関投資家やベンチャーキャピタルは日本には皆無と言われていますが本当にそのとおりです、私が将来有望と思われるベンチャー企業を100社以上調べてみたら驚くことにその殆どで外資系ファンドがしっかり上位に入っており、日本の投資機関からの資本は皆無もしくは10位にも入っていなかったのです。
技術は日本、生産は東南アジア、投資は欧米という図式がより鮮明になってきたようです、つまり将来日本の技術が実用段階に入り躍進したとき、その裏で労せずしっかり儲けるのは欧米の投資家達なのです、そして今後はIoTやAIの台頭で企業価値観がこの数年で大きく変わってきます。
投資の世界では「ユニコーン企業」と呼ばれている今では名も知られていない企業が数年後には世界を制覇することになるなど夢の話ではなく過去を振り返れば現実に起こりえる事実なのです、2020年以降は確実に経済の地殻変動が進んでおり、あちこちの業界で噴火や大型地震が実際に起こっています、この中でどうすれば生き延び勝者となりえるのか、ビジネス嗅覚を磨いて成功する次世代ビジネスのレールに乗る、これしかありません。