2022年6月27日 08:00
Aさんは都内の一等地にある豪邸に住んでいて高級外車を2台も所有しています、そして身なりも常にブランドを身に着けています。
Bさんは都心から離れたベッドタウンの借家に住んでいて中古で買った軽自動車に乗っています、そして身なりは常にラフな服を身に着けています。
さてこの2人、どちらも企業経営者ですがどちらが社会的に成功していて裕福だと思いますか?
ほとんどの人はAさんだと判断します、しかしこれが一つの「情報の罠」だということを意識して欲しいのです。
実はAさんの住んでいる家の名義は会社名義で、しかも銀行借り入れの抵当権が設定されています、また車は会社の経費によるレンタルです。
更に会社はこれ以上借入をできない状況にあり、その個人保障の額は1億円を超えています。
対してBさんは、借金はゼロで代々から引き継いだ実家の不動産評価価値が5億円です。
他に株投資などで得た金融資産は2億円以上、また現預貯金も5000万円以上有ります。
さて、ここまで個人情報を開示されるとどうでしょうか?
今度はほとんどの人がBさんだと判断します。
Aさんは会社がおかしくなったらあっという間に全てを失います、しかも個人保障は一生付きまといます。
逆にBさんには何のリスクもありませんし海外旅行などにもよく夫婦で行っています、そして毎月の使っているお金ははるかにBさんの方が多いのです。
人は見かけで判断してはいけません、そして「断片情報の罠」にかからないためには隠れた裏の情報を正確に得ることです。
表面上の情報など氷山の一角と同じです、実は見えないところの情報が重要なのです。
見かけだけでその人を信用し、大きな期待をかけたあげくに最後はこんなはずじゃなかったと思っても「時既に遅し」です。
全ての根本原因は、自分の「見えるところだけの一部しか見て判断していない」という未熟さにあるのです。
更に人物評価するときは、重要なのはどんな人なのかであって財産がいくらあるかではありません。
ずばり、表面体裁とお金しか見えていない人は自身に最も有益な人との信頼関係を構築できない人です。
身の丈で素直に生きましょう、本当の自分に相応しい人が周囲に集まってきます、その方が楽に生きられるのです。
そして、たった一人の有益な人との信頼関係を通して爆発的に経営も生活も潤っていくのです、これが一つの成功ということです。