2022年6月24日 08:00
少し前までは週末の夜ともなればあちらこちらで行われていた街コン、最近は静かな週末を過ごせるようになりました。
この終焉は言うまでもなく例の主催者の強姦事件を発端としています、その後同じような事件が報道され一気に冷え込んでいったことは想像するに容易いものがあります。
こういったリアルコミュニティのイベントでの事件、主催者が主導していれば論外ですが主催者が知らないところでの会員同士の事件であっても主催者責任が問われることになります。
入会時に入会規定や免責事項をうたったところで、これらは事件ともなれば何の意味もありません。
まして、会員から会費を取っているなら責務から逃げられない根拠となってしまいます。
法廷で責任追及されたときに、「入会時に入会規定や免責事項を示している」というのは主張としては聞き入れてもらえますが、それによって罪が軽くなることはまず無いと思った方がよいです。
何故なら、これらは法的に強制力が無い個人の「ローカルルール」という範囲に他ならないからです。
どんな事が起きてもよいように、常に万全の管理体制と責任ある統制力でコミュニティをまとめて行ける人でないならコミュニティの主催者にならない方が無難だと思います。
世の中、楽しい事の裏には必ず厄介な悪魔が潜んでいる事を覚えておくことが肝要です。
何をやるにも誰がやるかが重要です、そしてコミュニティを作るなら自分が責任を持って保証できる人だけを会員にすることが無難かもしれません。