今誰しも早期に新型コロナウイルスパンデミックが収束することを願っていると思います、ところで話しは少し古くなりますが新型コロナウイルスパンデミック発生から半年後のアメリカ経済の3ヶ月経済成長率がマイナス33%という信じがたい調査結果が発表されました。
これは統計開始以来最悪のデーターで14年前のリーマンショック時のマイナス8%をはるかに超える記録的な状況です、当時アメリカの主要経済活動はほぼマヒ状態と言っても過言ではなく、今も尚その状況は大きくは変わっていません。
この傾向を見て瞬間的に脳裏に浮かぶことは新型コロナウイルスパンデミックが収束した後の10年間は、おそらく現存する人類がかつて経験したことのない大不況時代を経験するのではないかということです、リーマンショックでさえ正常化に5年以上かかりました、バブル経済崩壊では正常化に20年かかりました。
アメリカの景気後退は全世界に影響を及ぼします、しかも時間差攻撃でじっくりと回ってきます、これが私が最も恐れる世界規模で起こる最大級の経済不況です、そして日本の場合この2年で国も地方自治体も特別予算を使い果たし財政的に余裕はありません、今後更なる感染拡大が起きても給付金等の支援は期待できません。
真の恐怖は新型コロナウイルスのパンデミックではありません、今後じわりと訪れるであろうアフターコロナ経済不況です、自身の生活は自助努力で守るしかありません、みなさんの心の準備の程は如何でしょうか?
科学的見解では0点も99点も同じである。
100点でなければ全てが「仮説」となるからだ。
ビジネスも然り。
100点という結果を残さなければ0点と同じだ。
※長いビジネス人生、多くの人と出会い、多くの善悪を学びました。
辛いことがあるから何気ないことが幸せだと感じる。
満足だけなら幸福感を見出すことはできない。
人も然りで、劣悪な人がいるから普通の人が善く見える。
※長いビジネス人生、多くの人と出会い、多くの善悪を学びました。
「自ら人を遇するに礼なきを以って、人の己を謀るを恐る」
天涯孤独の人生を歩み、文武共に三国志中最強と謳われた武将「呂布」(りょふ、ろふ)が残した名言です。
「義を欠く振る舞いをして、それを咎められると反旗を翻す、このようにすれば何時相手が策略により反撃してくるのかと常にびくびくして暮らしていかなければならない」という意味です。
自分の策略が見破られ縁を切られたといって恩を忘れ義に反する行動を行う者は、警戒するあまりに自分の非礼や陥れを知る人から自分の悪事を隠そうと新たなる稚拙な行動を起こしてしまいます。
後ろめたい事が無いのであれば堂々としていれば何も起こらないのに、その警戒心からくる稚拙な行動がきっかけで逆に過去の愚行の数々が周囲の知ることとなります、哀れにも闇に隠れていた事実を自ら表面化させてしまう結果となるのです。
もしも、その相手が百戦錬磨の賢者だとしたらすぐには手を出さないでしょう。
賢者は天の時を何時までも待てます、相手が報復は無いと安心しきった頃を見計らい絶対的な方法と絶大な威力をもって致命的な報復をするに違いありません。
「災いは、忘れた頃にやってくる」(寺田寅彦)
だから、絶対にどんな時も恩を忘れず義だけは通さなくてはならないのです。
そうでなければ一生安堵な日々を送ることはできません、そして成功などは生涯に渡り有り得ません。
荒野を開拓する人がいて、道路を作る人がいて、
橋を架ける人がいて、レールを敷く人がいて、
ビルを建てる人がいて、人々がそこで経済を回す。
それぞれの役割をそれぞれが粛々と行えば、
町など瞬時にして出来上がる。
ビジネスも然り。
持って生まれた使命を、
相互にまっとうすれば見事に経済が回り出す。
成功したければ自身と仲間の使命を知ることだ。
そしてそれぞれが使命に従い生きることだ。
※耳順(じじゅん)とは、孔子論語の「六十にして人の話しを素直に聞けるようになった」という節を起源とする60歳代の呼び名である。