「お前がいつか出会う災いは、お前がおろそかにした時間の報いだ」
1日3時間しか眠らなかったという英雄ナポレオン三世(ルイ・ナポレオン)のこの一言は、志高い経営者には絶対に無視できません。
現役当時のナポレオンは、常に国民の平穏な暮らしの実現と迫り来る敵との戦いの方法を常に考えていました。
つまりは枕を高くしてゆっくり休む暇も無かったナポレオンのこの一言は、歴史を正確に紐解けばなるほど説得力があります。
全て自分の周辺に起こる事象とは偶然的に訪れるのではありません、自分の一つの判断と行動によって未来に発生する予め仕組まれた出来事でしかないのです。
悲しきかな経験不足な人にはそれを予測できないのです、たまたまそれが良い事象が起きた場合には「成功」となり、悪い事象が起きた場合に「災い」と表現されるにすぎないのです。
偶然によって起こった結果で一喜一憂しているようでは成功など夢の夢で終わるでしょう、成功者は常に未来に起こる事象を完璧に読んで結論を出し、そして理想的な結果を導き出します、それを必然というのです。
人生において重要なのは何時なのか、答えは一つです、それは「今、この瞬間」です。
知恵を知識を持てる能力の全てを小出しにしてはいけません、今この瞬間の判断と行動によって未来が開かれ、その結果において一変するのですから。
もしも未来において後悔することがあるとしたら、それは過去においてある瞬間の判断ミスとお粗末な行動に起因しているのです、それをナポレオンは「時間をおろそかにしている」という絶妙な言い回しで表現しているのです。
成功者は常に未来を見て思考し今この瞬間を全力で生きているのです、今日明日の事などどうでもよいのです、重要なのは5年後10年後の自分と身内の状況です、そしてそれは日々の決断と行動によって導き開かれるのです。
都会に空は無いという。
それは大きな偏見であり、大きな間違いである。
少なくてもちゃんと空は存在している。
都会でしか見れない都会だけの空が。
ビルの隙間から見える切り取られたような空。
見ようによっては幾何学的で極めて趣が在る。
何事も無いものねだりではなく、
今在る存在に深く感謝することだ。
※耳順(じじゅん)とは、孔子論語の「六十にして人の話しを素直に聞けるようになった」という節を起源とする60歳代の呼び名である。
先週末に「バブル前夜到来か?」という内容の記事を0時に上げたその日の午前中、何と株価が33年ぶりとなるバブル崩壊後最高値を記録しました、このタイミングといい記事のシンクロナスティに私自身が驚いたのですがその日の経済ニュースはどの新聞社も「失われた30年の終焉」を謳っていました。
この「失われた30年」というのは日本経済の衰退を皮肉って各国の経済紙が用いたキャッチコピーで最初は「失われた10年」でした、その後更に10年経っても低迷に喘いだ日本経済を「失われた20年」と謳い、そしてついに30年以上もこの状況が続いてしまっていたのです、その間の一人あたりのGDPは下がり続け平均給与は横這いでアジアの国にも追い越されてしまいました。
さて今後日本経済は本当に「失われた30年の終焉」を成し得るのでしょうか、私は国民の消費マインドが上昇すれば確実に小バブルが生まれると思っています、その根拠は世界一のタンス貯金額の高さです、この眠れる巨大資産が市中に出回り始めればあっという間に日本経済は復活し大幅にGDPを押し上げることになります。
安全志向の日本人は景気が悪くなると瞬間的に消費を控えて貯蓄に回します、この眠れるタンス貯金の流出次第で強い経済力を復活させることができるのです、是非とも貯めるよりも市中に回して各種の投資を行ってほしいと思います、必ず回した以上のお金が戻ってきます。
それが経済循環という過去の歴史が証明している根拠なのです、この経済循環が2度回ればあっという間に強い日本経済が形成され再びバブル景気を謳歌できるでしょう。
信頼とは言葉ではなく姿勢である。
如何なる行動も常に観察されていると心得ることだ。
自ら不信感を曝け出すのは愚の骨頂である。
相手を誘導する為の戦略であるなら話しは別であるが。
※長いビジネス人生、多くの人と出会い、多くの善悪を学びました。
結果の出ない人ほど難しい論法を持ち出すようだ、
自身の弱さや未熟さを隠すために。
結果を出す人は何事もに極めてシンプル思考である、
他者がその本質を見極められるかを見定めるように。
※長いビジネス人生、多くの人と出会い、多くの善悪を学びました。