2023年5月23日 00:00
先週末に「バブル前夜到来か?」という内容の記事を0時に上げたその日の午前中、何と株価が33年ぶりとなるバブル崩壊後最高値を記録しました、このタイミングといい記事のシンクロナスティに私自身が驚いたのですがその日の経済ニュースはどの新聞社も「失われた30年の終焉」を謳っていました。
この「失われた30年」というのは日本経済の衰退を皮肉って各国の経済紙が用いたキャッチコピーで最初は「失われた10年」でした、その後更に10年経っても低迷に喘いだ日本経済を「失われた20年」と謳い、そしてついに30年以上もこの状況が続いてしまっていたのです、その間の一人あたりのGDPは下がり続け平均給与は横這いでアジアの国にも追い越されてしまいました。
さて今後日本経済は本当に「失われた30年の終焉」を成し得るのでしょうか、私は国民の消費マインドが上昇すれば確実に小バブルが生まれると思っています、その根拠は世界一のタンス貯金額の高さです、この眠れる巨大資産が市中に出回り始めればあっという間に日本経済は復活し大幅にGDPを押し上げることになります。
安全志向の日本人は景気が悪くなると瞬間的に消費を控えて貯蓄に回します、この眠れるタンス貯金の流出次第で強い経済力を復活させることができるのです、是非とも貯めるよりも市中に回して各種の投資を行ってほしいと思います、必ず回した以上のお金が戻ってきます。
それが経済循環という過去の歴史が証明している根拠なのです、この経済循環が2度回ればあっという間に強い日本経済が形成され再びバブル景気を謳歌できるでしょう。