2023年4月22日 00:00
厳しく指導して嫌われるのは仕方がない。
中途半端に指導して恨まれるよりましである。
※長いビジネス人生、多くの人と出会い、多くの善悪を学びました。
2023年4月22日 00:00
厳しく指導して嫌われるのは仕方がない。
中途半端に指導して恨まれるよりましである。
※長いビジネス人生、多くの人と出会い、多くの善悪を学びました。
2023年4月20日 00:00
「自制の効用は、列車におけるブレーキの効用に似ている、間違った方向に進んでいると気づいた時には役に立つが、方向が正しい時は害になるばかりである」
アインシュタインと共に「核兵器根絶」を訴え、その後ノーベル文学書を受賞した天才科学者バートランド・ラッセルのこのストレートな一言。
ラッセルは幾つもの理論を打ち出した天才科学者でありながら、何故ノーベル文学賞なのか?
彼は、自身の理論を数式を並べたてた論文から、誰にでも理解できるように「組織学」や「階型理論」などを文学作品として発表し多大な評価を受けたのです。
コンピュータでの言語処理において、ラッセルがこの世に残した「階型理論」は大いに評価され、解析や分析のロジックの基となりました。
晩年は、アインシュタインと同様に人間の持つ精神的な分野を階層化して分析できないかというテーマに取り組み、90歳であの世へ行く直前まで「神よ、我にもっと時間を与えたまえ」と毎日祈ったといいます。
その行動心理を理論化しようとし、科学者が陥りやすい過ちを、「パラドックス理論」の確立によって警鐘を鳴らしたラッセルの一言は実に強烈に心に響きます。
私は、「自分を賢いと思っている人ほど、いざという時に躊躇する」、というケースを多々見てきました。
その理由は、心(情)ではなく頭(理屈)で思考するからです。
したがって、現状の問題のみに囚われ、未来に広がるビジョンに目を向けようとしない傾向があるのです。
周囲の誰もが間違っていると認識できるような状況も、本人は「自分は例外、私の方法が正解」と思い込んでしまっているのです。
ですから、周囲の声は聞こえても否定や拒否として認識し、自己都合だけで現状を思考してしまうのです、これが周囲には「独善的」と受け取られてしまいます。
結果、大きなビジネスチャンスを逃し、現状打破のタイミングも逃してしまいます。
それが結果的に表面上の思考によって、見えている物だけを思考して「躊躇する」という行動になるのです。
「チャンスに躊躇せず、何があっても一旦選択した道は継続する」、「誤りに気付いたら潔く撤退する」、これは成功する人の最低限の基本です。
頭(理屈)で人生を思考しないこと、「何事も何をするかじゃなく、誰と組むかで全てが決まる」、これを身体に染み込ませることが肝要です。
2023年4月19日 00:00
宴の後にひっそり咲き誇る遅咲きの老桜。
誰に見られることもないが実に雄々しい。
静かなるこの時を知っていたかのように、
去り往く若木らが散らす花びらを脇目に見て。
我が人生と重ね合わせて思いを巡らす。
※耳順(じじゅん)とは、孔子論語の「六十にして人の話しを素直に聞けるようになった」という節を起源とする60歳代の呼び名である。
2023年4月18日 00:00
頭の中であれこれと考え事をする、これに関して言うとロジカルシンキングは一つの「空想」と同じではないかと見る向きもあります。
しかし、この両者に大きな違いがあるのです。
それはロジカルシンキングは結論を求める為に行う自発的な行為であり、「空想」にはその目的もないし自覚症状もありません。
例えば、漫画家がシナリオや登場人物を考えるのは、明らかにロジカルシンキングであり「空想」ではありません。
ただ、私は「空想」を否定的には捉えていません。
私も、ロジカルシンキング中に突然「空想」に移行することがしばしばあります、それが結果的に思考視野を広げることに繋がることも実感できています。
頭の中での考えごとにルールを敷くのはどうかと思うのですが、ロジカルシンキングは有益な結果を求める自発的な行為だと理解頂ければ幸いです。
したがって、自発的に行う考えごとなのですから、当然のことルールもテクニックも重要になってきます。
有益な結果を、可能な限り早く導き出せるかが経営や発明には必須事項となるのです。
逆に言えば、こういった事項を瞬時に導き出せる人が上手く経営を行い優れた発明を具体的にできる人だとも言えるのです。
2023年4月16日 00:00
できない事をきっぱり断ることは、
ある意味での思いやりである。
中途半端な請負はみんなが不幸になるだけだから。
※長いビジネス人生、多くの人と出会い、多くの善悪を学びました。
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