初収穫した固い青梅を使って塩梅を造りました!

種がまだ出来ていないので丸ごとそのままカリカリと食べたり、料理に使ったりしています。
↓お肉や魚料理のくさみ消しにもなります!

糠漬けにはまっているわたしは、この収穫した大量の梅を糠漬けにできないか代表に聞いてみました。
青梅は毒性が強いのでそのままでは難しいのですが、今回作った塩梅を数週間ほど経ち毒性が抜けたところで糠床に入れることで、梅の糠漬けを作ることができるそうです!
青梅にはホルマリンの3,000倍にもなる殺菌効果があり、糠床に入れるとカビが生えないので糠漬けにも使い勝手がいいのだそうです!
青梅の塩梅を糠床に移して数日、糠漬けができました!
食感が少し柔らかくなり、当たり前ですが本当に糠漬けの味がします!笑

凄く美味しいので毎日食べています!
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本丸には梅の老木が10本以上あり梅の種類もさまざま!
↓こちらの鈴なりに実がなる小梅は、軸がなく直接実が枝についているのでポロポロとおもしろいように収穫できました!
一本の木にたくさんの実が成っています。

この小梅、小さいから食べるところが少ないのかなぁ、くらいにしか思っていなかったのですが、大きな間違いでした!
小梅だからこそ美味しくできるのが「カリカリ梅」!
代表はこのカリカリ梅が大好きなのだそうで、急遽小梅も収穫することになりました!
確かに大きな梅に比べれば果肉は少ないかもしれません、でも小さい分、酸っぱさもちょうどいい塩梅(あんばい)になり小梅のカリカリ梅だからこその味があります。
大きい梅でも作ってみましたが、けっして"小梅のカリカリ梅の大きい版"という感じはしませんでした。同じ梅なのになぜだろう、不思議です!
食感だけでなく成分も違うのでしょうか、味が違う気がします、とにかくただの大きさの違いではないのですね!
小さくて手軽に食べられるので食感のよいカリカリ梅がクセになっています。
今回は塩で漬けましたが、いろいろな漬け方があるようなので、ネットなどを参考にしながら好みの味を見つけるのも楽しそうです!

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"パパイヤ"ときくと南国のフルーツのようなイメージがありますが、果実が十分熟してから「フルーツ」として食べるのがパパイヤ、果実が熟す前に収穫して「野菜」として食べるのがグリーンパパイヤです。
確かにグリーンパパイヤは食感も味もフルーツとはほど遠く、どうみても野菜ですね!
このようにグリーンパパイヤは無味で甘みなどもほとんどありませんが、完熟する前のグリーンパパイヤは黄色いパパイヤより栄養が豊富で、美容効果も高く女性にとって嬉しい果物と言われています。

グリーンパパイヤには「パパイン」というたんぱく質を分解する酵素が豊富に含まれており、実が熟すにつれてこのパパイン酵素の量は減ってしまうので、グリーンパパイヤの方が含有量は多くなっています。
また、ポリフェノールやビタミンCも含まれています!
パパイヤは普段食べ慣れていないので、カットの仕方が分からないという方も多いかもしれません。
わたしも最初はまったく切り方が分かりませんでした!
まず縦に半分に切り軸の付け根を少し切り落とします。
中はこのような感じです。
種をスプーンなどを使って取り出します。

次に皮を剥きます。
後は好みに切るだけ、意外に簡単に下処理ができます。

サラダや炒め物などさまざまな料理で美味しくいただきましたが、最終的におすすめしたいのがやはり沖縄の現地の方々の食べ方!
沖縄でこの無味のグリーンパパイヤをどうにか美味しく食べられないものかと工夫して見つけたのが、漬物だったのです。
そして、漬物は「生きた酵素」をそのまま摂ることができます!
作り方は簡単。
カットしたグリーンパパイヤを塩で揉んで、砂糖と醤油を少し足してたまり漬けにします。
1週間熟成したら完成です!
写真左は1ヵ月、右は1週間のもの。
奄美ではこのグリーンパパイヤの漬物がご家庭でよく作られ、ご飯にこの漬物を乗せ鶏ガラスープをかけて鶏飯(けいはん)として食べられています!
奄美の鶏飯は専門店が有るほど有名な料理の一つです!
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地方オフィスの庭の、ちょうど家の影になっている日陰にツユクサが群生しています!
ツユクサは公園や道端や田畑のあぜなどでよく見かける青く可愛い花が印象的な日本古来の野草です。
こちらは食べられる野草の中でも美味しい野草として有名です。

以前から食べていてとても美味しく個人的に好きな野草トップ5に入っています。
それが地方オフィスの庭に群生していたのでとても嬉しいです。
クセやアクがほとんどなく普通の野菜と同じような感覚で使うことができ、どのような調理法にもよく合います!
柔らかい葉や茎は生のままサラダにしたり、茹でて和え物やおひたし、煮びたしにしたり、酢の物も美味しいです。
さらに炒め物や天ぷらといった油とも相性がよく、さまざまな料理で楽しめます。
花もエディブルフラワーで食べることができ、蕾は天ぷらにするのがよくお薦めされています。
開花時期は6〜9月ですが、開花前の若葉の状態のツユクサのほうが柔らかく食べやすいです。
ツユクサのお浸しは簡単なのに美味しい!
鍋に湯を沸かし、塩を一つまみ入れてさっとゆで、出汁醤油をかければ出来上がりです!
少しぬめりがあって、ツユクサにしかないツユクサならではの風味を楽しめます。

個人的に、お浸し全般は、市販の野菜よりも野草の方が独特の味わいがあり美味しい気がします。
美味しい料理に大変身するので、みなさんもぜひ、ツユクサを食してみてほしいと思います!
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