過去別のブログで時事経済か何かのカテゴリで投稿した記憶があるのですが、ここ数年の世界情勢が極めて第一次世界大戦後から第二次世界大戦開戦直前の情勢と酷似していると思うのです。
例えば愛国心豊かな排外的なリーダーの誕生です、これが自由民主国家の幾つかの国で同時多発的に誕生している現在において偶然では片づけられないと考えています、また日本でも極右勢力が躍進しています、場合によっては極右派のリーダーが日本でも誕生するかもしれません。
ところで右翼とか左翼とは何でしょう、これはフランス革命時のフランス国会で議長席から見て右側に保守派が陣取り左側に革新派が陣取っていたことから「右翼VS左翼」という言葉が誕生し、以後世界中で使われるようになったのです、簡単に言えば右翼は愛国心が強く排外的な思想であり左翼はその古く排他的な考え方を改めグローバルな改革を推し進めようとする思想です。
さて自国を愛するのは決して悪いことではなく正常な考えだと思います、ただこれが極まった方向に行くと確実に戦争になります、何故ならそれぞれの国が最優先であり脅かされれば排除しようとする考えがそれぞれの国が持つようになるからです、つまり世界同時多発的にこれが起こった現象が第二次世界大戦なのです。
私の大学時代はちょうど学生運動が沈静化し始めた頃で大学時代はよく友人らと安保や戦争と平和というテーマで飲み明かしたものです、そんなローカルな場でさえ意見は合わないしまとまらないのです、人それぞれに正義があって守るべきものがあります、つまり歴史も文化も異なる人種が同じ価値観を共有するのは簡単ではありません。
平和な状況は互いに自己優先ではなく他者優先の考えから生まれるのです、この時代に果たしてそんな呑気なことを言ってられるのでしょうか、少なくても少数の際立った思考も持ち主によって犠牲になるのはいつの時代も国民です、真の愛国者であるなら国民を最優先にした愛民者であってほしいと願うばかりです。
安住の地にオフィスを決めた昨年春からガーデニングや自然農の実験など四季を通してこの地で各種作業を行うようになりました、最も過酷だったのは40度近い猛暑日に朝7時からほとんど休み無しに夜の7時まで室外で樹木の手入れや収穫などを行ったことです。
そんなことを繰り返しているうちに身体の各種スペックが向上してきたことを実感しています、まずは耐暑性です、これは格段に向上しました、35度を超える日も水さえ飲んでいれば元気に過ごせます、2年前までは30度を超えるあたりから身体の内部が核反応しているかのように熱く感じたのですが今では普通に過ごせます。
また逆に耐寒性も向上しています、東京の真冬はほぼマイナスになることは無いので薄手のコートで充分です、元々寒さには強かったのですが更にステップアップしたように感じます、この耐暑&耐寒性向上と関連しているのかは解りませんが平常での体温が36度8分と2年前に比べてコンマ3度も上がっています。
また全身の筋力がかなり上がりました、そのせいなのか重いものを持ち上げるときに肘に負荷がかかりすぎて肘関節を痛めてしまいました、ただこれも寛解すると一気に上半身の筋力がパワーアップするでしょう、脚力も30分以上早歩きしても疲れ知らずです。
「歩けなくなったら一気に老ける」と言われています、確かに歩くことと噛むことが老化防止になっているという実験結果があるように、ボケないためにも安住の地で暮らすようになったら毎日身体を鍛えるように散歩に加えて各種の作業を行っていきたいと思います。
28歳で起業して以来数々のビジネス上の別れを経験してきました、社員にパートナーに取引先と相手との関係性は別にして当初は自分の何が悪かったのかと落ち込んだ時もありました、ただそんなことを繰り返し経験してくるとその後に起きることも共通していることに気付くのです。
それは新たな出会いということです、まるで必然の別れだったかのように新たに入社してくる人に新たな取引先が現れるのです、だから私はそれ以来別れに対して不安も恐怖心も何もありません、そもそも最初から同じ未来を見てビジネスを楽しむことができない人たちだったということに落ちつきます。
何故なら同じ目標を見て同じ苦労を共にできる人であればどんなに意見が食い違おうがミス連発で堪り兼ねて当たり散らそうが別れは一様に来ないからです、それよりも別れの不安や恐怖心から媚びたり妥協したりする方が互いにストレスとなり距離を置くようになるのだと思います。
出会いに理由が無いように別れにも理由付けなど一切不要です、互いに別れるべくして別れた、その事実だけでいいのです、逆にその事実を受け入れられない人はいつまでも過去を引きずり大事な目標を見失うのではないかと思います、出会いも別れも自然の摂理そのものです、そう割り切って生きれればストレスとは無縁のものとなるのでしょう。
面白いことに何でも出来て一人でも生きていけるというような人ほど多数の人に囲まれ、他者を頼らなければ生きていけないような人ほど孤独を味わっている事実、世間とは上手くできているようでいて実はいろいろな意味で陰陽二極分化するように仕組まれているように感じます。
本丸の庭に果樹園や畑にはたくさんの野草や樹木が生えています、徐々にこれらの植物を写真を撮っては調べているのですが、調べれば調べるほど薬膳茶として利用できる植物が多いことに驚きます、まさに本丸は薬膳茶の宝庫です。
私は中学生の頃から大のコーヒー好きで社会人になってからは1日にレギュラーコーヒーで5杯は飲んでいます、ところが冒頭に書いたようにお茶になる植物の宝庫でそれぞれ生薬として効能が謳われているものばかりです、なかでもタンポポ・ナズナ・ドクダミ・スギナなどは漢方薬にもなっているし健康茶として売られています。
そんな感じでお茶の宝庫であることが解り今後は健康茶を研究してみようかと考えています、道楽を通してみんなが健康になればそんな喜ばしいことはありません。
ということでこれまでドクダミは実際に試しているし時々飲んでいるのでスギナ茶を今回作って試してみました、思いのほか甘くて美味しいのです、これコーヒーの代わりに飲めばきっとよく眠れるようになるのではないでしょうか、精神安定にデトックス、そしてなんといってもアンチエイジングに効く成分と鉄・リン・カルシウムなどのミネラルもたっぷり入っています。
今年は既に時期遅しでしたが来春はナズナを試してみようと思います、また野草だけではなく樹木としても柿・栗・桜などがあり昨日ビワの木が手に入りましたので数年後には葉をお茶にできます、花ではモクレンなどお茶にできる植物も豊富にあります、梅などの果実に加えてお茶になる植物と、まるで私の老後は生薬に囲まれて暮らすようです。
いよいよ来月から本丸住居のリノベーションが始まります、リノベーションというよりも正にスクラップ&ビルドです、鉄筋コンクリートの枠だけ残して外部のボイラー室や作業小屋に裏口の階段など壊せるものは全て壊して真っ新な状態にします、また室内も内装全てをぶっ壊してゼロから造り直しです、幸いにも点検してもらったところ鉄筋コンクリート部分はヒビも無く作りたてのように頑丈だそうで一安心です。
中途半端が嫌いなので徹底的にぶち壊して真っ新な状態を見て浮かんできたイメージ通りに創り直します、何故ならきっとここが安住の住処となるからです、そういえば実家を出てからずっと賃貸だったので空間の自由が利きませんでした、それでもそのまま使うことはせず仕切りの引き戸を取って2室をワンルームにしたり広いウォークインクローゼットをベッドルームに改造したりと自分なりに工夫しては愉しんでいました。
今回は全てが自由です、どこに何を造るかなどは業者の意見は一切聞きません、何故なら世間一般的な空間が嫌いだからです、既に出来上がっている大まかなプランでは1階はバスルームとトイレにドアがあるくらいでワンルームのオープンスタイルです、キッチンや洗面室とリビングの境界線も作りませんし収納スペースも一切無いフラットな居住空間です、私が最も嫌うのが仕切りや閉じた空間なのです。
クローゼットなどの小さな閉じたスペースが最も嫌いでもモノを置くスペースは全て作り付けのオープンラック仕様にします、オープンラックは何処に何があるのかすぐ解り取り出しやすいので大好きです、そして空気も淀みません、空気が淀むとカビが生えたり埃が溜まりやすくなります、閉じた世界が無いと部屋全ての掃除をロボット掃除機に任せられます。
さてどんな最終形になるのやら、何れにしても世間一般的な生活空間には絶対にならないでしょう、幸いにも1階は天井が高いので締め付け感がなくワンルームにするには最適です、2階は植物とオーディオの空間です、これも賃貸で自由が利かずに苦労してきた問題でした、この問題も今更解決するとはどれほどの長い期間待っていたことか、これでやっと念願が叶うわけです。