本丸が決まり理想郷へのリーディング拠点兼ラボ3号がオフィスへと格上げされました、そのオフィスのリノベーション&リフォーム工事の終焉が見えてきた瞬間に本丸のリノベーション&リフォームの大まかなプラニングを開始しました。
オフィスの時には3度に渡り大幅追加で予算も工期も膨れ上がり途中段階では収拾がつかないほど各種の工事が併走し打ち合わせや確認が大変でした、本丸の時には最初からきちっと工事内容を決め途中変更が無いようにしたいと思います、また業者にしっかり最初から希望を伝え見積もりを貰い予算を組みたいと思います。
大きなリノベーションはやはりすべての収納や仕切りを取っ払って床の張り替えと壁の板貼りでしょう、何故か昔から狭い空間と閉じた空間が大嫌いで息が詰まりそうになります、なので現在の家もクローゼットは常に開けっ放しで部屋の仕切りも取って3DK+Sを1LDKとして使っています。
1Fは2部屋と縁側+サンルームを繋げて一つの広いオーディオ&ホームシアタールームとして使いキッチンとダイニングは中央にシンクを置いたオープンスタイルでワンルームにしたいと考えています、そして2F部分は完全なるプライベート空間と道楽を行うスペースで広いベランダには大きな温室を作ってトロピカルフルーツや熱帯植物を使った水族館にあるような巨大なパルダリウムを造りたいと思います。
作業用の小屋は屋根を温室のようにガラスに変え小鳥や爬虫類の飼育場にしたいと思います、また中にはできるだけ自然をそのままに作りたいので床を土間に直して植物も沢山植え込みたいと思います、いざというときに実がなる植物を沢山植えておくと生き物たちも餌として利用できるので安心です、また池を作っておけば水の心配もありません、私は何事も経営者感覚で考えてしまいいざというときのリスクヘッジを先に用意してしまう思考なようです。
次週業者たちと下見と打ち合わせを行い早ければ来月中旬から工事が始まります、今度は最初から一斉にできますので半年もかからず完成すると思います、来年から私の運気も環境を変えるに好都合な時期に入ります、今から完成が待ち遠しいです。
20歳代で観葉植物に始まった植物飼育がラボができた7年ほど前に本格復活したと思ったら、今では盆栽にテラリウムにとどんどん植物飼育道楽の幅が広がっています、更には本丸や地方拠点のオフィスのある地域に適した農耕やガーデニングも行おうとしています。
さて植物飼育の道楽が復活し満足できたのか次の愉しみごとを探す自分がいることに気付きました、そしてその矛先は生き物飼育です、小学校のころからカメやヘビに始まりハトやウサギの飼育に始終していました、社会人になってからは熱帯魚にはまっていました、そして猫を飼うようになり熱帯魚などの生き物飼育はストップしたままとなっていました。
本丸が決まり本丸の住居の隣に建ててある30畳ほどの鉄骨造りの作業小屋をどうしようかと考えていてふと浮かんだのがこの小屋全部を生き物飼育用に改良したらどうかというものでした、どこかに昔取った杵柄である生き物飼育への寂しさがあったのでしょう、またオフィスに生まれ変わる拠点物件にたくさんの生物が生息していて小さな命の触れ合いによって忘れかけていた記憶が蘇ったのかもしれません。
最初は取り潰して温室を新たに造ろうと思ったのですが温室は広い母屋のベランダに造ることにしましたので作業小屋は解体するか水耕栽培の実験室にしようかと考えていたのです、水耕栽培の実験室となると鉄板の屋根をガラスサッシにして太陽光が入るようにしないといけません、そんなリノベーションを考えていてふと浮かんだのがどうせ屋根をガラスサッシに直すのなら大きな生き物飼育小屋にもできるじゃないかということです、ということで人間が充分に住めるほどの大きさの生き物飼育小屋を造ることにしました。
そこで飼う生き物を考えたのですが鶏では近所迷惑になるかもしれないのでスタート時はウズラにしようと思います、また広い空間なので上部を上手く使えるインコなどの小鳥も一緒に飼おうかなと考えています、昔アクアリウムと並行して飼っていたグリーンイグアナも草食性なので問題なく一緒に飼えます、そんなことを考えていたら生き物飼育の計画がどんどん広がってきました、植物と生き物を同じ空間に共存させるビバリウムやビオトープも部屋に置けるので並行して愉しめます、こうしてまた一つ新たな道楽が始まろうとしています。
本丸が決まったことでリーディング拠点兼ラボ3号はオフィスとして機能することになりましたがオフィス化工事がようやく終焉しようとしています、残すは庭と直結している常用口のルーフと敷地をぐるっと囲むフェンスだけとなりました。
さて本丸が決まったことでオフィスに作ろうと思っていたオーディオ&ホームシアタールームですが、本丸のリノベーションによってもっと広い40畳ほどの空間が確保できそうなのでオフィスでと考えていた広い天然木で作った空間は体力維持のためのトレーニングジムにしようかと考えています、また老化防止の瞬発力を付けるために卓球台なども設置したいと思います。
というのも昨年夏からガーデニングや畑仕事で急に筋肉を使うようになって身体のあちらこちらに違和感が出るようになったのです、還暦超えて50肩などによって老後仕様に筋肉が変化した後に筋肉を使うようになり筋肉や神経が再度活性化しているようです。
医者曰く違和感はそのために起きる痛みや疲労感なのだそうです、ということで再度筋肉が活性化しつつあるのでこのまま維持させたいと思っています、一番駄目なのが筋肉を使ったり使わなかったりだそうで継続が重要だということですね。
道楽を愉しむのにも身体が元気でなければできません、まさかこの歳になって筋トレを行うようになるとは思いませんでしたが好きなようにガーデニングや農耕を行うためには必須条件だと思います、好きなことを行うに他者を頼る人はいないでしょうから。
今年はついに雪と氷を見ることなく春を迎えられそうです、私が東京に出てきて約50年で初めてのことではないかと思います、それほど今年の東京の冬は異常でした、なんとマイナスに一度もなっていないのですから。
また未来の安住の地の本丸や地方拠点となるオフィスの所在地も雪が降っても積もるほどではなく雪害はまったくありませんでした、というのも理想郷の地を決める一つのポイントに雪害を意識したからに他なりません、気温がマイナスになろうが雪が積もらない地であることが条件の一つでもあったのです。
その理由は子供のころに嫌というほど雪害を受けていたからに他なりません、特に小学校6年生から中学2年生までの3年間は父親の転勤で長野県北西部つまり新潟県寄りの地方に住んでおり雪が一晩で1メートル積もったなんて普通にありました、その際に朝早くから道路に出るための雪かきの手伝いをさせられ学校も午前中休校となり町全体で屋根の雪下ろしです。
交通事情も当時は今のように整ってはいません、交通手段はそりとスキーです、子供心に通学はスキーでそれはそれなりに楽しんでいたのは確かですが生活を考えると本当に大人は大変だったと思います。
そんな経験をしている私は雪の怖さ辛さを人一倍知っています、だから安住の地は絶対に降雪のない所と決めていたのです、現代では気温がマイナスになっても水道が凍ることもなく部屋の中は快適に暮らせる設備があります、交通さえ何とかなればどんなに寒くても生活するに困ることはありません、四季を通じて快適に過ごせるか、幾許も無い老兵の安住の地の条件としては必須だと思います。
安住の地でガーデニングや野菜作りの準備を昨年の6月から開始していますが、自生しているシダ類や山野草などの植物だけではなく生き物もたくさん生息しており自然農準備の畑やガーデニング中の庭で各種の生物との遭遇があります。
自然農の準備を畑で行っていると毎回ヤマガラという綺麗な野鳥が雄雌ペアで遊びに来ます、作業が終わるまでずっと畑の中をチョコチョコ動き回っては昆虫の幼虫や雑草の種などを啄んでいます、ヤマガラは野鳥の中でも人懐っこさではピカイチでまるで人を怖がりません、他に行くでもなく毎回ずっとここにいるということはきっとここが気に入っているのでしょう、いつか巣箱でも置いてあげたいと思います。
ガーデニングでは大小の石を使ったレイズドベッド(花壇のように一段高くしてある庭)が4ヶ所あり全てリセットして一から造り直そうと植わっている植物を伐採したり伐根しているのですが先日冬眠しているカナヘビの巣を発見しました、6匹ほどが一つに固まって穴の中で熟睡中で持ち上げても動きません、可愛そうなので暖かくなるまで手を付けない他の場所へ同じように石の隙間に枯草を敷いてそっと置いてあげました。
また樹木を伐根していると各種の昆虫の幼虫がたくさん出てきます、おそらく大きさからカブトムシとかクワガタムシなどの幼虫かと思いますが今年の夏は少し念入りに庭に生息している昆虫を探してみたいと思います、またトンボや蝶も数種類確認しました、更には絶滅しかかっている大きなクマバチも蜜を求めて集まってきます、クマバチはよほどのことが無い限り人を刺さないおとなしい蜂ですので保護に努めたいと思います。
手塚治虫氏は生前、「自然を人工的に作り虫を入れるのではなくて、虫が自然に集まってくる場所を造ることが尊い」という言葉を残しています、私はこの言葉に強く感銘したことを思い出してこの地でのガーデニングにも是非そういう思想を取り入れていきたいと思います、昨年末には更に果樹園も手に入れましたので気兼ねなく自由に各種の施策ができそうです。
美観を愉しむだけの人工的な庭ではなく周囲の自然に溶け込むような庭や果樹園を造っていきたいと思います、大切な植物たちが鳥や虫に食べられたらどうしようなどという身勝手な思考は持ち合わせていません、植物も動物も共存できる環境が人間にとっても好ましいのです、そして今の時代にあって大自然を毎日のように身近に愉しめるということは何とも言えない贅沢なことだと思います、こうして自然と触れ合える道楽事がどんどん広がっていくのでしょう。