最近の若い人は無駄な時間に関して強く意識しているようです、特に飲み会や社員旅行などを「タイパ(タイムパフォーマンス)が悪いと言っては参加を拒否する傾向があるのだそう、昔なら参加しなかったら先輩にこっぴどく叱責されたものですが昨今では強要はすべてハラスメントに当たるようで下手なことは言えなくなってきているようです。
私も実はほぼ強要された飲み会は大嫌いで社会人になりたての頃は嫌で仕方ありませんでした、意味のない会話に突き合わされて強引に飲まされ「イジメだ」と意識したこともあります、まあでも歳とともにタイパの悪いことも時に重要だと考えるようになります、話が重要なのではないのです要は付き合いの問題なのです、つまり進んで参加するかどうかの意識問題です。
世の中には無駄な時間や労働など幾らでも存在しています、でも本当にそれは無駄なことなのでしょうか、例えば意味が無いと思って付き合いで参加した飲み会で未来を決めるような出会いや自己業務のヒントが転がっていることが多々あります、私も45年のビジネス人生で幾多もありました。
その出会いやヒントは時間換算できません、1万時間かけても得られないかもしれないからです、要は常に世の中すべてがセンスの問題だと思うのです、つまり無駄事に関する感覚です、無駄を無駄に終わらせない姿勢と判断が肝要だと思うのです、そういう人は確実に時間と飲み代以上の利益を得られる人です。
この歳になると無駄事にこそ人となりが素直に表れるのだと思います、無駄事を無駄で終わらせない思考と無駄事に価値を見出すこと、これができれば少しは成功の文字が見えてくるのかもしれません、何歳になっても無駄事の向こう側を観るようにしたいものです。
9月に入っても一向に猛暑が止まりません、むしろこのところは8月下旬よりも暑い日が続いています、そんなここ数年の夏季の猛暑で各所に影響が出ています、もっとも深刻なのが農業関連ではないでしょうか、2年前から猛暑の影響で畑が砂漠化して野菜が全滅したなんていうニュースが相次いでいます、そして夏野菜の高騰も止まることを覚えません。
外食産業も季節メニューの切り替えタイミングが難しくなっており世の中の求める味や料理の趣向もまた変わりつつあります、衣類業界も秋物が店頭に並んだかと思うと翌週には夏物が店頭に並べ直されています、どの業界も春や秋の季節感が失われつつある中で市場予測が難しい状況が続きます、エアコンや暖房機器といった電化製品は更に深刻で予測を一歩間違えれば大量在庫に見舞われます。
さてそんななかで昨年末に創出した農業法人では猛暑を逆手に取って各種の実験を行っています、例えば夏蒔き秋採りに向く野菜の品種を確認したり年2回以上連作可能な野菜を実験しては探しています。
この数年の猛暑で農業研究機関は春よりも猛暑が過ぎた後に種を蒔く方が効率的だとする見解を示しています、何故ならその方が虫害や雑草の影響が少なく野菜の成長に最適な気温となるからだと言います、少なくてもこれまでの常識は通用しない気候になっているのは間違いありません。
ここ数年の私の信条は「何事にも抗わずに素直に自然の流れに従い、その中で自身を自然に合わせて変化させていく」、こんな状況で幸福に暮らす方法はそれしかないのです、抗えば必ず何らかの報いを受けるのです、これまでの常識を捨て未来志向で道楽ビジネスも愉しんでいければ本望です。
農地取得と農業事業を行う目的で昨年暮れに創出した農業法人ですが今年から本格的に各種の栽培実験を開始しています、そのなかでも糸状菌を有効活用するために考え出した新たな方法で思わぬ成果が早くも多数出ています。
肥糧も与えずして糸状菌だけのパワーでジャガイモとミニトマトが大量収穫できました、特にジャガイモは通常の半分以下の期間で収穫できミニトマトは1株で1,000個という大成功を収めました、また別の農地では自然農法の実験を行いサツマイモやカボチャが雑草の中でも正常に収穫できることを確認できました。
そんななか先週末にスタッフ全員で秋の大収穫祭を行いました、サツマイモ2種・ミニトマト・ちゃまめ・ナス・カボチャを収穫しみんなで山分けしました、また農地脇に自生しているミョウガやシソも大量収穫し更には完熟した渋柿(渋柿は完熟すると通常の柿よりも糖度が高い)もテスト収穫でき大満足の1日でした。
数年経てば果樹園に新たに植えたリンゴ3種やイチジク・サクランボ・プルーン・アンズ・プラムなども収穫することができます、近隣の農地や果樹園も今後購入していく計画ですのでスタッフ共々自給自足の生活ができるようになります、安全安心の無農薬野菜に果実、益々健康で長生きできる気がしてきました。
昨年末に購入した永住の地に確立した本丸住居のぶち壊し工事がいよいよ始まります、当初は6月から開始できるとのことでしたが業者の予定がびっしり入ってしまい結局工事開始が今頃になってしまいました、現在電気設備や器具などはほぼ撤去が済んでおり準備万端の状況です。
建物工事はスクラップ&ビルド、つまり最初は今在るもののぶち壊しからです、住居はオール電化及びセントラルヒーティングにしますので不要なものがたくさん在ります、屋外のボイラー室や何に使っていたか解らない作業小屋や物置、そして意味不明の3ヶ所もあるモルタルや鉄骨で作られた階段など壊せるものは全部壊します。
木造のサンルームも増築した部屋なども全て撤去しメインの鉄筋コンクリート部分だけにします、更には剥がせる外装も剥がし打ち抜きの鉄筋コンクリート状態にします、その後にサッシで大きなサンルームを2ヶ所設置し内装も部屋割りから全部造り直して新しく家を作ったような状態にします。
オフィスのときは当初畳の部屋3つを洋間にし設備を全て入れ替えるだけの工事予定だったのですが、途中で2回の大幅追加工事を入れ、結局蓋を開けてみたら壁や仕切りなど外せるものはすべて外して4部屋と押し入れや洗面所を全部潰して大きなログハウスのような全面板張りのワンルームにしてしまいました。
そんなことを経験している業者さんは「最初から全部壊して好きなように造り直しましょう、その方が安く上がると思います」という提案を持ってきたのです、そうオフィスは外装や雨樋造り直しに水道高熱などの設備全部入れ替えを含めて当初予算の5倍以上になってしまい工期は半年以上伸びたのです、そして私のその時のインスピレーション優先で妥協なく最良を求める性格を考えて最初に全部ぶち壊すのが妥当だという判断なのでしょう。
ということで気持ちよくまっさらな状態にリセットです、そして1から私の思うように造り直しです、業者さんは「ここで一生過ごすと思いますので好きなように造り直しましょう」というのですが、おそらく10年もしないうちに新たな別の住居を本丸内に新築で造るような気がしてなりません、自分のことは自分が一番よく解っているのです、最初から決め事は一切しないってことを。
10年ほど前から健康と長寿を意識して食事に気を付けるようにしているのですがこの間常に体重がステイディで一向に減る気配がありません、逆に言えばこの10年間の間に増えもしないし減りもしないという状態なのです。
特に体重を減らそうと考えているわけではないのですが年齢を考えると少し減らしてもいいかと考えるときもあります、ただコロナウイルスやインフルエンザウイルスにも1度も感染しないし風邪も引きません、また睡眠は極めて正常で毎日熟睡できています、ということで無理に減らす必要もないと思っているのです。
ただし健康診断での結果においては理想体重よりも約5Kgほど多く外見上も小太り体系です、若い頃なら外見を少しは気にするところですがこの歳で見た目など一切気にならないし、それよりも今の状況で健康なら問題ないと考えるようになっています。
一つだけ減らした方がいいと思うシーンに階段の上り下りなどです、今よりも5Kgほど少なかった時に比べると膝や筋肉への負担はまるで違います、また小走りする際も体重を意識するようになりました、ただこの歳になってからのダイエットはかなり危険なのでジレンマに陥ります。
還暦を超える辺りから筋肉がどんどん衰えていきます、また食事からアミノ酸を生成したんぱく質に変える働きも悪くなります、最近の健康情報では歳を取るほどにたんぱく質を多く摂れと言われています。
それを考えると健康的な食事はたんぱく質とビタミンが中心になります、そうなると体重がどうしてもステイディになってしまうのです、ということでどうすればいいのか悩ましい昨今の体重事情なのです。