世のトレンドは「自国愛」だろうか、自国の文化や伝統あるいは民族意識を強く前面に押し出してくる一国のリーダーが増えてきた感があります、そんな中で日本もそのトレンドに従うかのように最右派と言われてきた高市氏が自民党総裁に選出され首相の座を野党を巻き込んで虎視眈々と狙っています。
さて政治の話はさて置いて自身の周りのトレンドを常に意識しているでしょうか、例えば経済的な事項やストレスを感じる事項などは面白いように一度に連発して押し寄せてきます、またプライベートでも普段何もないのにイベントのお誘いがまとまって来るようなことが起きます、これは一種の普遍性の法則そのものでありバラバラだった事項のタイミングがある瞬間に揃ってしまうという科学で説明できる現象です。
その意味で言うと私の現在のトレンドは投資でしょうか、それも投資する方ではなく受ける方の話が各国の投資家から齎されています、極めて真摯で有益な投資家もいれば逆に自己利益だけを狙った悪意のある投資家もいます、まあ経営者人生45年で投資をするのも受けるのも何度何度も経験しているしそういった見極めは肌感覚で流せます。
だいたい相手が急ぐ話ほど良い結果にはなりません、そういったときには急ぐ相手を待たせることにしています、そして条件を厳しくして様子を見ます、本気で覚悟を決めている投資家なら相手のペースに合わせるし条件もある程度は飲みます、そうでなく自身の早期利益を考えている投資家は他へ行くでしょう、それが狙いです。
与える方も与えられる方も余裕が無いときはほぼ飲まれます、余裕の有ったほうが最後は笑えるのです、単純ですがどんなケースも例外なくこの法則は当てはまります、「最初からこの話は無かったことにして」マイペースに進める余裕、これが肝要かと思います。
昨年から地方オフィスで今年から地方住居の永住の地の2ヶ所のガーデニングに目覚めて全てをリセットしながら行っていますが予期せぬトラブルの連続です、まずはオフィスのガーデンに今春植えた樹木の半数がこの猛暑で枯れてしまいました、ある程度は覚悟していましたが半数とは結構痛いです。
この地は4月まではマイナスになる日もあるのですが5月からいきなり夏になり7月からは関東と同じくらいの猛暑日が続きます、したがって根がしっかり張る前に熱と乾燥で枯れてしまうのです、枯れなかったのは本来はNGとされている深植えしてしまったものです、偶然でしたが猛暑対策には深植えが適切な処置なのかもしれません。
業者に頼んで一気に好みのガーデンを作り上げてしまうのもありなのですが、私は5年がかりでじっくり愉しみながら作り上げていきたいので植物を植える時期もバラバラになってしまいますので対処もそれぞれに行うので大変です、でもその苦労も含めての道楽なのです、だからこそ5年後に理想通りの庭に仕上がったときの喜びもひとしおのものとなるでしょう。
その意味では途中経過は悲惨な状況です、植物も育ってないし育ってないので日陰ができずに雑草に覆われます、更には毎日のように夏に水撒きできません、したがって冒頭のように水切れで枯れてしまいます、ただ来年からは毎日ではないのですが頻繁に水やりができるので枯れるトラブルも少なくなるでしょう。
動物も植物もなかなか思うように行かないものです、まあ生き物を相手にするということはこういうことなのです、それでも未来の輝かしい姿を想像しては障害を跳ねのけて一歩一歩理想に近づけていく、今の私にできることはこれくらいのことです。
本丸の果樹園には十数本の今年大量収穫した梅の木にに加えて動揺の歌詞ではないのですが大きな栗の木が在ります、おそらく栗としてはMAXでこれ以上は大きくならないところまで成長しています、図鑑で調べると樹高・横幅共に7~8メートルとなっていますが目測でしかありませんがおそらくそれ以上あると思います。
その大きな栗の木ですが先月来4回ほど収穫でき総計100kgは収穫できたと思います、収穫のたびに手伝ってくれたスタッフやお世話になっている地方オフィスのお隣の棟梁に分けているのですが、それでも一人分は食べきれないほどの量になります、これが毎年のように収穫できるとして梅でも頭を悩ましたようにどのように保存するかです。
栗はナッツ類に分類されますが他のナッツ類と栄養素がかなり違っています、脂質はほぼ無くて代わりにでんぷん質やたんぱく質が豊富です、つまり栄養素的には芋類と似ています、またビタミンではアンチエイジングのAとB2に加えて疲労回復のB1や風邪予防にもなるCが豊富です、またミネラルは動脈硬化を防ぐカリウムをはじめ健康維持に必須な鉄・マグネシウム・リン・カルシウム・亜鉛などが含まれます、まさに冬に備えるための健康食です。
栗は美味しいのですがカニと同じで非常に食べるのに苦労します、皮を剥くのを考えただけで私は食べる気が失せてしまいます、ただ工夫すればそれほど苦労なく剥くことができます、ヒントは加工工場の工程にあります、今回これを試したところ非常に楽に剥くことができました、そして皮を剥かなければ長期保存も可能です、今後は栗の有効活用法を考えていきましょう。
私の第二の故郷ともいえる池袋ですが、考えてみたら人生の3分の2をここで生活しています、そんな池袋の秋と言えば「ふくろう祭り」です、丸2日間をかけて全国からよさこいチームが結集し大イベントが繰り広げられます。
審査が行われるメインの駅前ステージや駅前公園のステージに加えて4つのメイン通りを激しく踊りながら行進します、色華やかな衣装に加えて掛け声も若々しく元気を貰います、また各種の神社の祭りも毎週のように開かれ神輿行列で道路も封鎖され賑やかな夜となります。
ところで祭りは氏神や産土神(うぶすながみ)など家や土地にまつわる神様と深い関係があるのですが、その意味では日本人というのは仏教やキリスト教などの宗教とは切り離して神様信仰が並行しているのが世界的にみても極めて稀で面白いと思います。
その意味で多くの家では仏壇と神棚が同じ部屋に在ったりします、加えて初詣には神社へ行き盆はお寺に、そしてクリスマスのイベントも楽しみます、これはどの国でも見られない文化であり日本古来の信仰感覚だと思います。
私もその意味では住んでいる地の神様には初詣に行きますし、永住の地の敷地内にも神様を祀る祠を建てたいと思っているのです、一つの守られているという安心感が心穏やかに過ごせると思うのです。
神様を祀ることを他力本願だというトンチンカンな人もいますが私は大いに結構なことだと思います、むしろ心開ける心の拠り所は持つべきだと思います、人は一人では生きていけないのです、どんな人でも苦しいときもあれば辛いときもあるのです、それを世の中や他者のせいにするのではなく自分の行いを顧みることが肝要かと思います、それを後押ししてくれる存在が在るとするならばきっとそれを神様というのではないでしょうか。
昔から「男の料理」という言葉があります、この男の料理って一口で言うと食べるための料理ではなく愉しむための料理だと思うのです、だから思い描いたようにできたときも一口食べて味や食感を確認したらそれで満足してしまいます、だから自分で食べるよりも誰かに食べてもらった方が嬉しいのです。
そんな「男の料理」を道楽の一つにしている私ですが最近はまっているのが野草を美味しく食べるレシピです、野草とはいえ信じられないくらい美味しいものがたくさんあります、また栄養素も理想的で野菜を買って食べている場合じゃないと思えるほどです。
ルッコラもシュンギクも元は野草でした、日本でもシソやフキなどは野草でしたが野菜として近年では栽培されるようになってきました、また近年野菜が天候不良で時折価格が急騰します、そんな時勢なのか野草研究家のレシピ本がバカ売れしています、また食べられる野草に関して多数の著者が存在しておりどれも売れ行き好調のようです。
というわけで私も野草を使った男の料理を最近愉しんでいます、下処理と食材との組み合わせで本当に美味しくいただける野草は多いです、ただ昔から食べられる野草としてネットに出てくるヨモギやドクダミは食べられるかもしれませんがお薦めしません、何故かというと何をしても美味しくないからです、したがって身体が満足しません。
健康に良くても美味しくないものは男の料理には向きません、その意味では野菜以上に使いやすくて美味しい野草は多種在ります、スベリヒユ・シロザ(アカザ)・ハナダイコン・ナズナ・オニタビラコ・ギシギシ・ノゲシ・ツユクサ・ギョウジャニンニクなどはホウレンソウやコマツナなどより格段に美味しいです、また栄養素的にも優れています、一度食べてみれば山里にある野草レストランの定番食材に使われる意味が解ります。
これらをどのように調理するか各種カット&トライで試しては愉しんでいるのです、愉しんで美味しく食べて健康になるって本当に理想の道楽ではないでしょうか。