2025年7月22日 07:00
日本の高齢化社会問題は叫ばれて久しいですが昨今は高齢者の犯罪や事件が多くなったのには驚きます、高齢者が高齢者を騙したり傷つけたり何とも嘆かわしいと思うばかりです、私が思うにやることが無くて暇な高齢者が増えたのも一因だと思うのです。
特に気になるニュースは別にお金に困っているわけでもないのに無銭飲食や万引きで捕まる一人暮らしの高齢者です、また最近よく目にするのが飲食店で他の客にちょっかい出したり口論したりする高齢者が増えてきたことです、この裏にいったいどんな理由があるのでしょう。
飲み仲間とも時々話題になるのですが共通した意見は「お金が有ってもやることが無い老人が増えた」ということです、そしてもう一つが「一緒に飲食したり話し合える友人知人が身の回りに居ない」のではないかということです、だからきっと世間に関わりあいたいのです、そしてここに自分がいて生きているという証が欲しいのではないでしょうか、そう考えると妙に腑に落ちるのです。
「お金が有って時間も有るけどやることが無い」って一番辛い老後ではないでしょうか、そこへいくと田舎では毎日が忙しくて他者に構っていられないほどです、農家でなくてもほぼ全世帯で庭や畑で果樹や野菜を育てています、人間相手でなくても植物であろうが動物であろうが何かの世話をしていたら本当に毎日が新たな心配事や作業があります、その合間で食事や洗濯などの生活のための作業があるのです、余計な事を考える暇もないのです。
やることが無いなら田舎に行って私のようにスローな老後を粛々と愉しめばいいのです、都会よりも生活費もかからないし他者に迷惑もかけずに済むと思うのです、でもきっと都会にしがみついている高齢者って寂しがり屋で喧嘩してでも他者と関わっていたい人なんじゃないかと思うのです、私は田舎で一人のんびりと生きたい派なのでまったく理解に苦しみますがそれが今の日本の最大の高齢者問題なのかもしれません。