どんな人でも起業してまともな事業を3年も行っていればおのずと一種のカリスマ性を放ってきます、またカリスマ性とは「華がある」と表現することもできます、これは自身は気が付かないものですが他者が見れば一種独特のオーラが出てくるのです。
起業して企業を大きくするという行為は経営を通して自らの器を大きくすることに他なりません、企業とは社員であろうがビジネスパートナーであろうがそのビジネスは人によって成り立っています、関連する人によってその企業の価値を生み出し利益をもたらします、その価値を上げるために経営者は日々努力をするものです。
その結果において経営者は多くの経験を通して自らの器を大きくしていきます、それが一種独特のオーラを放つようになるのです、カリスマ性を身につけた経営者は明確に自社を「こういうビジネスを行う会社」であることをシンプルに説明できるようになります。
そのシンプルで明快な説明は社員やパートナーを惹き付けるようになります、そして更にカリスマ性を放つようになってくるのです、企業価値とは社員やパートナーと共有できなければ「利益」を生み出す仕組みも生まれてきません、このシンプルで明快な説明は自他共に一種の「マインドコントロール」にもなってくるのです。
起業当初は自社をなかなか明確には説明できないものです、でもそれは当たり前なのです、何故なら起業して何年もかかって企業価値を創造し自身を含めたその企業の特性が見えてくるのには多くの時間が必要なのですから、経営者は起業させた自身の会社を輝くオーラを漂わせるまでに多大な年月をかけて熟成させることが一つの使命でもあるのです。
時々「理念経営」という言葉を耳にします、企業にとって「理念=現実」となるような理念を作らなければ歯の浮くような素晴らしい理念を作って公示したとしてもそれはただの「絵に描いた餅」になってしまいます。
企業にとって「理念」とは簡単に言えばその「企業らしさ」でもあります、もっと言えば経営者の正直なその会社のビジネスを通して社会に存在を示す気持ちが表れていなければなりません。
その会社の商品らしさ、その会社のサービスらしさ、つまりその「会社」らしさを追求することで 経営者は前向きな姿勢で経営ができるというものです、「らしさ」を追求している経営者は脇目もくれずに自社のビジネスに邁進できています。
自社の「理念」を読んで何か自分らしくないと感じるのはおそらく他者や周囲の目を気にして応えようと無理をしているからではないでしょうか、その会社はその経営者がやりたいビジネスを通して社会貢献するという気持ちで創業させたと信じたいです。
であれば先ずは経営者自身が「自分らしさ」を追求することが肝要です、そしてそれを正直に言葉にした「自分らしい理念」を掲げることです、それができて初めて会社は次のステップへと成長していくことができるというものです、企業の「らしさ」を追求できてそれを表現できるのは経営者しかいないのです。
自社のビジネスが社会にとってどれだけの「価値」を産み出すことができたかは収益という数字に如実に表れてきます、では収益とは何によってもたらされるものなのでしょうか、それはその事業に関わる関係者全員の経済活動によってもたらされたものなのです。
更にはその収益は商品やサービスを提供されたお客様から支払われたものです、つまりは社会に貢献できたかどうかという指標というのはこの意味からです、事業に関わる関係者全員の活動により生み出されるものが収益であるなら、その収益によって生まれた利益はその企業の存在価値そのものと言えます。
企業は「利益が全てではない」と言われますが、しかし赤字を何年も継続し納税もしない企業にはたして社会にとって存在価値や存在する意義が有るのでしょうか、私は「企業とは納税することが一番の社会貢献である」と考えています、それは企業価値を象徴しているものだからなのです。
起業したら3年以内には黒字転換し納税する、そして企業の存在価値を世間に問う、これが正しい経営者マインドだと確信しています。
自らの経験で培った哲学や悟り。
他者に理解など求めるべくもない。
あくまでも自己満足に甘んじておくことだ。
コメント
哲学や悟りとは経験を通して悟った自身の生き方そのものである、他者がどう評価するかは自身が決めることではない。
人の為にと書いて「偽」となる。
そのアドバイスは本当にその人の為だろうか?
コメント
アドバイスの多くは自分の都合も同時に考えている、「止めたほうがよい」は自分に都合悪いからに他ならない。