2024年2月27日 01:00
時々「理念経営」という言葉を耳にします、企業にとって「理念=現実」となるような理念を作らなければ歯の浮くような素晴らしい理念を作って公示したとしてもそれはただの「絵に描いた餅」になってしまいます。
企業にとって「理念」とは簡単に言えばその「企業らしさ」でもあります、もっと言えば経営者の正直なその会社のビジネスを通して社会に存在を示す気持ちが表れていなければなりません。
その会社の商品らしさ、その会社のサービスらしさ、つまりその「会社」らしさを追求することで 経営者は前向きな姿勢で経営ができるというものです、「らしさ」を追求している経営者は脇目もくれずに自社のビジネスに邁進できています。
自社の「理念」を読んで何か自分らしくないと感じるのはおそらく他者や周囲の目を気にして応えようと無理をしているからではないでしょうか、その会社はその経営者がやりたいビジネスを通して社会貢献するという気持ちで創業させたと信じたいです。
であれば先ずは経営者自身が「自分らしさ」を追求することが肝要です、そしてそれを正直に言葉にした「自分らしい理念」を掲げることです、それができて初めて会社は次のステップへと成長していくことができるというものです、企業の「らしさ」を追求できてそれを表現できるのは経営者しかいないのです。