2022年2月24日 00:00
多くの人は一定のリズムと生活スタイルを保って日々活動していると思います、朝起きたら歯を磨きシャワーを浴びて着替えをし、テレビを視ながら朝食を食べ出勤しているのではないでしょうか。
そして、一週間という単位で休みや行事のリズムを作ります。
しかし、この日々繰り返される習慣が脳の老化現象を起こす最大の原因となるルーティングであることに早期に気付いてほしいのです。
同じことを繰り返したり一定のリズムを保って生活している時には脳はほとんど使われません、つまりこれが「習慣」という脳の合理化現象なのです。
更にオフィス作業や休みの日の過ごし方も同じ事を繰り返すルーティングとなると、おそらく1ヵ月もしないうちに脳は新たな事を考えることをしなくなってしまいます、これが脳の老化現象を招く最大の要因なのです。
脳が老化している状態で環境変化やカルチャーショックを受けた場合には、有り得ないミスや言動を自覚が無いままに発作的に起こすようになります。
変化を受け入れたいという気持とは裏腹に、無意識にその変化に翻弄されるようになるのです。
これがビジネスともなると、割り込みや突発的に起こる業務に敏感に反応し周囲との人間関係が悪化し孤立していきます。
そして、業務フローを自分の都合とペースに合わせて作り変えてしまうような保身行動を起こすようになります。
つまり、自分は自分なりに必死にやってます感を周囲に示すのです。
ただこれもまた周囲との大きなギャップを生むのですが、それに気付いていないのは自分だけなのです。
更には、責任を取らなくてはいけないことから逃げるようになります。
最後には自分の殻に閉じこもるようになり、周囲に何かの変化が起きても気が付かない振りを決め込んでしまいます。
また、新たな課題に対しても積極的に向き合うことを止め、どうしたら避けて通れるかだけを考えるようになります。
報告や相談すべき事を開示せず、自ら進んで動くこともなく誰かから促されるまで自分の中だけに留めるようになります、情報開示すれば新たな業務が生まれる事を無意識のうちに避けているのです。
お金に関しても使うことよりどうすれば使わずに済むかという、全てにおいて保身とマイナス思考が先行するようになります。
変化や減少することに神経を尖らすようになったら、脳の老化現象はかなり進んでいることを自覚することです。
そして、まずは私生活でのルーティングを一切止めることです。
朝起きたら毎日違う順序と方法で出勤準備を行い、通う道も乗る電車の時間も可能な限り毎日替えるのです。
日々新たな発見や疑問を意識すること、この継続によって脳は徐々に正常に戻っていくと思います。
また、お金は使ってこその存在価値であり、使うから増えるという経済循環思考で考えることが肝要です。
最初のうちは出る一方ですが、ある瞬間から急激に入るお金が増え、そのうちこれまでの投資を上回るお金が入ってくるようになります。
自らが積極的に経済循環活動を行うようになれば、それに伴って周囲もその人に優先してお金を回すことを考えるようになるからです。
経済循環活動を止め自身のお金だけを考えるようになれば、当然周囲もその人を経済循環から外します、したがって減ることはあっても増えることはないのです。
変化とリスクを自ら積極的に愉しめるようになったら脳は活性化し若返りを果たしています、そしてその結果において今を大いに愉しめ幸福感を感じるようになるのです。
脳の老化現象は健康や美容にも大きな害を及ぼします、最も怖いのが脳内ホルモンの分泌異常による精神的疾患と皮膚疾患でしょう。
今からでも遅くはありません、ルーティング生活を即止めることをお薦めします。