近年ドライフルーツのブームが起きているのかデパートの食品売り場にも専門店がオープンしました、信州名産のドライアンズは栄養価が高く健康食として昔から親しまれてきましたが近年人気急上昇で入荷してもすぐに売り切れてしまいます。
私はショットバーでウイスキーのおつまみとして20代のころから時々ドライフィグ(イチジク)やドライプルーンを注文するくらいに天然の甘酸っぱさが欲しくなる時があります、こんな感じで昔から親しんできたドライフルーツですが果樹園を手に入れた今自分で各種のドライフルーツを作ろうかと考えるようになりました。
ということでフルーツの苗木を大量に購入し先月末に植樹してきました、苗木はホワイト系イチジク5株・各種ブルーベリー5株・各種クラブアップル(ヒメリンゴ)3株・プルーン2株・ブドウ(巨峰)2株に加えてアンズやプラムも植え、他に茶の木やローリエなどのハーブ類も植樹しました、更にフェイジョアやポポーなどまだ日本では定着していないフルーツも実験を兼ねて植えました、今からどんな結果になるのか楽しみです。
またドライフルーツ作りは天日干しでもいいのですが清潔且つスピーディに加工できるドライフルーツ専用の業務用乾燥機も導入する計画です、一回で300個以上のドライフルーツがあっという間に作れます、そしてこれらのドライフルーツは保存状態がよければ1年経ってもカビが生えないので非常食としても機能します、更には砂糖やミリンの代わりとして天然の調味料にもなるのです。
元々この果樹園には梅・栗・柿の木があり、特に梅の木は15本あり梅干しや梅酒などに加工しても自家製には多すぎるほどの収穫量になります、更に薬種やコンポートの素材として使える大きなカリンの木もあります、ただ私は栽培農家をやるつもりはないので収穫量の少ない老木から伐採し各種の果樹に切り替えていきたいと思います。
それはそうと植樹したのが3月27日でしたが梅が一斉に咲き誇っており果樹園一帯は壮観な景色になっていました、また畑の周辺にはフキノトウが100を超えるほどびっしりと出ていました、フキは今では野草類ではなく高級料亭やてんぷら屋向けに野菜として栽培化されています、フルーツと野菜を無農薬の自家製で賄えるとは理想的な老後生活を送れそうです。
東京のラボ1号のベランダや拠点オフィスの庭や畑で植物に囲まれている現在、四季をものすごく強く意識するようになりました、ビジネスの世界に身を置いていると季節ごとの寒さ暑さは当然意識しますが季節によって生活行動が変わることはほぼありません。
それが植物と接しているとそうはいかないのです、寒くなれば寒さ対策や植物の調子によっては植え替えや剪定もします。暖かくなって芽が吹きだせば土の中の栄養素のことを考えなければならないし水やりの回数もどんと増えてきます。
何よりも植物を意識するのが新しい葉が出てきたり花が咲いたりして姿を変えるときです、特に春と秋の変化は大きいので本当に毎日眺めても飽きがきません、また鉢が小さくなったことや不要な脇枝が伸びすぎたことなどを心配してしまいます。
20代から30代後半までマンションのベランダや室内で観葉植物をたくさん育てていましたがこれほど四季を意識することはありませんでした、この歳になってまさか四季をこれほど意識し翻弄されて生活するようになるとは思いもしませんでした。
でもこの四季の気温や湿度、そして匂いを感じながら悠々自適に生きられるなんて幸せなことだと思います、自然と共に生きるとはこういうことなのかもしれません。
本丸が決まったことでリーディング拠点兼ラボ3号はオフィスとして機能することになりましたがオフィス化工事がようやく終焉しようとしています、残すは庭と直結している常用口のルーフと敷地をぐるっと囲むフェンスだけとなりました。
さて本丸が決まったことでオフィスに作ろうと思っていたオーディオ&ホームシアタールームですが、本丸のリノベーションによってもっと広い40畳ほどの空間が確保できそうなのでオフィスでと考えていた広い天然木で作った空間は体力維持のためのトレーニングジムにしようかと考えています、また老化防止の瞬発力を付けるために卓球台なども設置したいと思います。
というのも昨年夏からガーデニングや畑仕事で急に筋肉を使うようになって身体のあちらこちらに違和感が出るようになったのです、還暦超えて50肩などによって老後仕様に筋肉が変化した後に筋肉を使うようになり筋肉や神経が再度活性化しているようです。
医者曰く違和感はそのために起きる痛みや疲労感なのだそうです、ということで再度筋肉が活性化しつつあるのでこのまま維持させたいと思っています、一番駄目なのが筋肉を使ったり使わなかったりだそうで継続が重要だということですね。
道楽を愉しむのにも身体が元気でなければできません、まさかこの歳になって筋トレを行うようになるとは思いませんでしたが好きなようにガーデニングや農耕を行うためには必須条件だと思います、好きなことを行うに他者を頼る人はいないでしょうから。
人口に対する65歳以上の高齢者率は年々増加し全国平均で40%に迫る勢いですが地方都市はこの比ではなく既に50%以上のところもあります、ここ安住の地でも約50%となっており事実周辺は高齢者家族ばかりです。
リノベーションを依頼している各種業者もほとんどが60歳以上で最高齢は工事の指揮を執っている棟梁で現役の84歳です、でも肌艶はいいし健康そのものです、また皆さんアイデアも豊富で話を聞いている以上は若々しいしゃべり方で年齢をまったく感じさせません。
街の中心部を歩いてみても若者は都会に出て行ってしまうようで20歳代から40歳代の人をほとんど見ることがありません、多くの地方都市がこんな感じなんだろうと推測できます。
そんな高齢者社会においてのスローライフを思い描くのですが高齢者の世話を高齢者が行うような社会になっていくのだろうと思います、まあそれはそれである意味においてはパラダイスなのかもしれません、同じ年代というのは何故か親近感が沸き話も合いますから争いも少ないのだと思います。
そして地方の良いところは与え合う文化が定着しているところです、それぞれの持っているものを持っていない人に分け与える文化は故郷で経験しているので本当に素晴らしい世界だと思います、まだここに住んでいないのですが既に野菜やフルーツなど多くのものを頂きました、だから私もレストランで作ってもらったグリルや地方では手に入らないようなものをお土産に持ってきます。
ここに安住しスローライフが始まったらいったいどんな世界が広がるのでしょう、少なくても周囲は高齢者ばかりですが不思議と不安はありません、地方の高齢者は本当に皆さん元気で逞しく頼りになるのです。
今日は午後から東京ラボ1号で身内の新年会です、毎年5~6名での身内新年会はコレクションのビンテージワインやアンティークウイスキーを飲みながら手料理で飲み明かします、今年のビンテージワインは2010年のイタリアワインでスペシャルウイスキーは昨年初出荷したアイラで現存する9番目の蒸留所であるアードナッホーのファーストリリース限定版です。
アードナッホー・ファーストリリースは5年熟成ながらアイラファンが買い占めて初期入荷版が1万4,000円なのに現在では2万円を超えています、また秋田の高級大吟醸銘酒「鹿鳴之宴(ろくめいのえん)」も大奮発します、手料理は本丸の地で捕れたジビエである鹿肉を使った薬膳煮がメインです、その他にチキンの丸焼きなど2日の朝から仕込みました。
毎年恒例となったラボ1号での新年会はおそらく今年が最後となるでしょう、その意味は来年からは安住の地に先日確立した本丸で行うようになるかもしれないからです、ということで最後となるかもしれない東京ラボ1号新年会は大いに盛り上がるでしょう。
来年の新年ということは安住の地に拠点を探しに訪れてから丸2年ということになります、今春には拠点のオフィス化のリノベーションが終わり本丸のリノベーション工事が始まります、理想としていた安住の環境が整いつつある昨今、感慨もひとしおながらもどこかで探し求めるものを失った寂しさもあり複雑な心境です、でもきっと近いうちに次の探しものが見つかるような気がしています、何かを得ようと探し求めているときが一番元気で自分らしいと思うのです。