
盆栽でよく見かけるゴヨウマツ(五葉松)。
庭にあるイメージがなかったのですが、代表が購入された物件の敷地の角のシンボルツリーとして植樹されています。
葉は5本の針葉が束になって出ており、葉の長さは3〜6cmと短めで、色は青みがかった緑色や白っぽい緑色をしています。
葉を触ってみると柔らかく痛くないことや手の平に乗る感じなのでかわいらしく感じます。

樹形は枝がよく分枝し密に茂る傾向があり、自然な樹形は円錐形ですが剪定や整枝によって様々な形に仕立てられます。
樹皮は若木のうちは滑らかな灰緑色ですが、成長すると灰黒色になり、亀甲状に深く割れ目が入ります。
厳しい環境で育つため、自然樹形はねじれたり曲がったりした独特の姿になることもあります。
このゴヨウマツも曲がっています。
ゴヨウマツは、マツの中でも特に盆栽の代表的な樹種として知られ「キング・オブ・盆栽」と呼ばれることもあり、特別な存在です。
葉が短く枝が柔軟で、曲げたり整えやすく樹形が作りやすいことや幹肌が美しく耐寒性も強く管理しやすいので盆栽では人気があります。
「ゴヨウマツ(五葉松)」という名前は、1つの短枝から5本の針葉が束になって出ているという特徴に由来しています。
学名:Pinus parviflora
分類:マツ科マツ属

これはマメツゲ(豆柘植)とも言われますが、実はイヌツゲ(犬柘植)という植物です。
名前に「ツゲ」に似ているけれど違うといった意味の「犬(いぬ)」が冠せられています。
つまり、ツゲ科のツゲとは植物学的に別物です。
なんと、ツゲではない。
植物などにはしばしば名前に惑わされるものがあるのでおもしろいところです。
葉のつき方は、茎に互い違いに葉がつく互生で、これはツゲ科ツゲ属の茎に向かい合って葉がつく対生と異なります。
葉には光沢があり、密に茂り、刈り込みに非常に強いため、様々な樹形に仕立てやすく、生垣や玉物(丸く刈り込まれた形)として広く利用されます。
代表のオフィスの玄関の両脇にも玉物にして植樹されているので、代表がどのような処置をするのか、また興味津々です。
さらに、耐寒性、耐暑性、耐陰性に優れており、非常に丈夫で育てやすい植物なので、多くの庭に植樹されているのを見かけます。
学名:Ilex crenata
分類:モチノキ科モチノキ属

代表のオフィスから車で数分の山にある岩(石)から美しい緑の葉が自己主張しています。
名前の由来ともなっているタバコの葉と同様に大きな葉が特徴で、画像の葉の長さは10㎝程度ですが、20〜30㎝にもなることがあります。
山地の湿った岩壁や渓谷の岩場など、湿り気のある半日陰の場所に自生します。
葉のつき方は葉が根元から直接出ているように見える根生(こんせい)で株元にまとまって生えます。
代表のオフィスの庭にはイワタバコはありませんが、育てられる日が近い気がします・・・。
学名:Conandron ramondioides Siebold et Zucc.
分類:イワタバコ科 イワタバコ属
開花時期:6〜8月

一年を通して葉が茂る背の低い木で、ゆっくりと成長します。
樹高は自然の状態で2〜5m程度ですが、庭木として低く仕立てられることが多く、代表のオフィスの庭にあるものも同様です。
葉は細長く、平たい針のような形をしていて先端はとがっていますが、触ってもあまり痛くありません。
葉の色は濃い緑色で光沢があり、裏側は薄い緑色をしていて、枝にらせん状につきますが、枝から二列に並んでいるように見えます。
枝が密に横に広がる性質があり、自然にこんもりとした丸い形や、低い生垣のような形になります。
剪定に非常に強く、様々な形に仕立てやすいことから、庭木や生垣、盆栽などによく利用されます。
このキャラボクもしっかり剪定されていたようです。
多雪地帯が原産であるため、非常に耐寒性が高く、雪の重みにも強いです。
このキャラボクと似た木にイチイがあります。
キャラボクはイチイの変種で低木性で横に広がる性質が強いのに対し、イチイは高木になるのが主な違いです。
なお、キャラボクの漢字は「伽羅木」、イチイの漢字は「一位」。
伽羅木は沈香(じんこう)の中でも最高級とされる香木の緻密な木目や、堅く美しい材が「伽羅」に似ていたことが名前の由来のようです。
一方、一位は朝廷で高官が持つ笏(しゃく)の材料として使われ、最高位(一位)の官位にふさわしいとされたことが名前の由来のようです。
なかなか奥深さを感じさせる樹木です。
学名:Taxus cuspidata var. nana
分類:イチイ科 イチイ属

どこにでも咲いていて、誰でも知っているアジサイ。
当たり前のように代表のオフィスの庭にも咲いています。
雨との共演が梅雨の憂鬱感を晴れさせてくれます。
アジサイの特徴ですが、花のように見える部分は、実は「花びら」ではなく「装飾花(そうしょくか)」と呼ばれるガクが発達したものです。
本当の花(両性花)は装飾花の奥に小さく咲いています。
葉の付き方は茎に対生です。
葉や蕾、根など、アジサイには微量の青酸配糖体などの有毒成分が含まれており、食べると吐き気やめまいなどを引き起こす可能性があるので、注意が必要です。
また、よく知られているところでは、アジサイの多くの品種は、土壌のpH(酸性度)によって花の色が変化します。
酸性土壌では青色が強くなり、アルカリ性土壌では赤色(ピンク色)が強くなります。
散歩やドライブでアジサイを見かけたら、その土地の様相が少しわかるかもしれません。
学名:Hydrangea macrophylla
分類:アジサイ科アジサイ属
開花時期:6~7月