2025年8月17日 09:00
北アメリカ原産の多年草で草丈は30〜70cmほどの高さになります。
葉は細長いへら状で茎の下の方に集まってつき、両面には荒い毛が生えており葉の縁に鋸歯はありません。
花は鮮やかな黄橙色の花を咲かせ、大きさは直径5〜7cmでコスモスに似た形をしていて、花弁の先端には不規則なギザギザがあるのが特徴です。
非常に繁殖力が強く、根が残っていると翌年以降も再び生えてきて、一度定着すると在来の植物を駆逐してしまいます。
実は、日本の生態系に重大な影響を及ぼす恐れがある「特定外来生物」に指定されていて栽培や運搬、販売などが法律で原則禁止されています。
オオキンケイギクは外来生物法(特定外来生物による生態系等に係る被害の防止に関する法律)に基づき、2006年2月1日に特定外来生物に指定され「栽培、保管、運搬、販売、譲渡、野外に放つこと」の行為が原則禁止されています。
これらの行為に違反した場合、個人の場合は最大で3年以下の懲役または300万円以下の罰金、法人の場合は最大で1億円以下の罰金が科される可能性があります。
もし庭などに生えているのを見つけた場合は、根ごと引き抜いて種子や根が落ちないようにビニール袋に入れて密閉し、枯死させた後に燃えるごみとして処分する必要があり、生きたままの運搬は禁止されているためその場で枯らすことが重要です。
代表の庭に生えてきいていたため、上記の処理方法で処分いたしました。
学名:Coreopsis lanceolata
分類:キク科ハルシャギク属
開花時期:5〜7月