
代表の本丸の花壇の石の隙間やらあちこちでぽつぽつ存在感を示しています。
草丈は15~30cmほどに成長する球根性の多年草で春の訪れを告げる可愛らしい花として親しまれています。
地下には白い鱗茎(球根)を持ち親球の周りに小さな子球をたくさん作って非常に旺盛に増殖するのが特徴です。
葉は細長い線形で濃い緑色をしており中央に一本の白い筋がくっきりと入っていいて、花が咲く頃には葉が地面に寝そべるような姿になりますが、その中心から滑らかな花茎を真っ直ぐに伸ばします。
花は直径3cmほどの白い星形で1本の茎に数輪~20輪ほどが次々と咲き誇り、花びらの内側は美しい純白ですが外側には太い緑色の筋が入っていて太陽の光に反応して開閉する性質(傾性)を持っています。
夕方や曇りの日にはそっと花を閉じる姿も植物の生命の神秘を感じさせてくれます。
名前の由来は日本の野山に自生する「アマナ」に姿が似ていて大型であることから名付けられ、別名の「スター・オブ・ベツレヘム」という呼び名も魅力的です。
明治時代末期にヨーロッパから観賞用として渡来しましたが、今ではその強健さから庭先を飛び出して野生化している姿は「星のような輝きとたくましい生命力」を併せ持つ印象的な植物です。
全草に毒性があり特に球根には強い有毒成分が含まれているため食用のアマナやノビルと間違えて口にしないよう気を付ける必要があります。
学名:Ornithogalum umbellatum
分類:キジカクシ科オオアマナ属
開花時期:4~5月

代表の本丸の庭のあちこちでことわりもなくすくすく育っています。
草丈は30~50cmほどに成長し環境が良い場所では80cm近くまで大きく伸びることもあり群生する姿は見事です。
太い根がまっすぐ下に伸びる直根性で一度成長すると移植を嫌う性質があるため育てる際は場所をしっかり決めることが重要です。
茎はまっすぐ立ち上がり上部でよく枝分かれをし、表面に毛はなく滑らかで全体的にやや白みを帯びた緑色をしているのが特徴です。
冬の間は羽状に深く裂けた葉をロゼット状に地面に広げて寒さをしのいでいて、春になって茎が伸びると上部の葉が基部で茎を抱き込むようにつくのがこの植物の面白い形態的特徴です。

それぞれの茎の先端に花を咲かせ、アブラナ科特有の十字型をした4枚の花弁を持ち直径は2~3cmほどになります。
美しい淡紫色から濃紫色で花弁の表面に濃い紫色の細い脈が網目状に入っているのが非常に繊細で美しいです。
花が終わると7~10cmほどの細長い棒状の実をつけ初夏に熟して乾燥すると中から小さな種子を勢いよく弾き飛ばして増殖します。
別名の諸葛菜(しょかつさい)は三国時代の諸葛孔明が陣中食として栽培を奨励したという伝説に由来しており、実際に若葉などは食用にもなるので女子社員たちは喜んで摘み取っています。
もう一つの別名紫花菜(むらさきはなな)は紫色の菜の花という意味で親しみやすい呼称として広まりました。
江戸時代に渡来し昭和初期頃から全国で野生化するほど強健で桜の時期に合わせて庭や道端を紫色に彩ってくれる頼もしい存在です。
学名:Orychophragmusviolaceus
分類:アブラナ科オオアラセイトウ属
開花時期:3~5月

代表のオフィスの庭に隠れるように生えています。
草丈は5~10cm程度の低い多年草で匍匐茎(ほふくけい)というランナーを長く伸ばして四方へ地面を這うように広がっていきます。
茎が地面に接した節々から根を出し新しい株を作って増えていく非常に元気な性質を持っています。
葉は3枚がセットになった3出複葉(さんしゅつふくよう)の互い違いに生える互生(ごせい)で、ヘビイチゴより一回り大きく色は深みのある濃い緑色をしていて冬の間も枯れずに残ることが多いです。
春から初夏にかけては、直径1.5~2.5cmほどの鮮やかな黄色い5弁花を上向きに咲かせ、花の裏側にある副萼片(ふくがくへん)が本来の萼片よりも著しく大きく花びらの外側にフリルのようにはみ出して見えるのがこの植物の最大の特徴です。
花が終わると同じく直径1.5~2.5cmほどの真っ赤な丸い実をつけます。
ヘビイチゴの実はツヤがありませんが、ヤブヘビイチゴの実は表面の粒々にシワがなく瑞々しく強い光沢があるためおもちゃの宝石のように見えます。
毒はないので安心ですが、中身はスカスカで味がほとんどありません。
日当たりの良い場所を好むヘビイチゴに対し、藪(やぶ)のような少し薄暗い林縁や日陰を好むこと、全体的に大型であることから名付けられました。
学名:Potentillaindica
分類:バラ科キジムシロ属
開花時期:4~6月

代表の本丸の庭の石に主のように群生しています。
草丈は3〜5cmほどで、直立した茎が密生してふっくらとしたクッション状のマットを形成します。
一般的な植物のような根がなく代わりに仮根(かこん)という器官で地面や石に体を固定しています。
水分や養分は根からではなく、葉や茎など体全体の表面から直接取り込むという独特な仕組みを持っています。
葉は長さ2〜3mm程度の小さな披針形をしており、先端が白く細く伸びる透明尖(とうめいせん)が大きな特徴です。
乾燥すると葉を茎にピタッと閉じ、透明尖のせいで全体が白く霜を被ったような休眠状態になりますが、水を含むと星がパッと開くように鮮やかな緑色へと劇的に変化します。
種子を作らない隠花植物なので花は咲かないのですが、受精すると茎の先から蒴柄(さくへい)を数ミリ〜1cmほど伸ばし、先端にあるカプセル状の蒴(さく)から胞子を飛ばして仲間を増やします。
日当たりの良い砂地のような乾燥した厳しい環境でも群生して育つ性質から「砂苔」と名付けられました。
コケの仲間では珍しく直射日光や乾燥に非常に強いため、日向のグランドカバーや石組みの間の植栽として非常に優秀な植物です。
学名:Racomitriumcanescens
分類:ギボウシゴケ科シモフリゴケ属

代表のオフィスの庭のいたるところに旺盛に咲き誇っています。
多年草の草本で春の開花期には茎が立ち上がり5~25cmほどの高さになりますが、花が終わると茎が地面を這うように1m以上に達することもあります。
主茎の節から不定根(ふていこん)を出して定着し四方に枝分かれして広がることで、地面を覆うマット状の群落を作ります。
茎はシソ科特有の四角形で全体に細かな毛が生えており、葉は2枚が向かい合ってつく対生(たいせい)です。
葉は丸みを帯びたハート型や腎臓形で縁には波状の緩やかなギザギザ(鈍鋸歯)があり、葉を揉むとシソ科らしい爽やかな芳香を放ちます。
花は葉の脇から1~3個ほどつき、大きさは1.5~2cmの薄紫色や淡紅色の唇形花(しんけいか)を咲かせます。
下の花びらは大きく3つに裂けており中央の裂片には濃い紫色の斑点と白い毛が目立つのが特徴です。
花の後には萼(がく)の底に4つの小さな分果(実)ができ熟すと茶褐色になって自然にこぼれ落ちます。
つる状の茎が旺盛に伸びて「垣根を通り抜けて」隣家に侵入するほどの生命力の強さから「垣通し(かきどおし)」と名付けられました。
別名「癇取草(カントリソウ)」や生薬名で「連銭草(レンセンソウ)」とも呼ばれ、古くから子供の夜泣きの薬や健康茶としても親しまれてきた私たちの生活に馴染み深い歴史ある植物です。
学名:Glechomahederaceasubsp.grandis
分類:シソ科カキドオシ属
開花時期:4~5月