2025年9月28日 09:00
葉は根元から生え長い柄があり卵円形から広卵形です。
細長い茎が地面を這うように伸びところどころで根を下ろして広がり、この様子から「ジシバリ(地縛り)」という別名もあります。
高さ8~15cmほどの花茎を伸ばしその先に直径2~2.5cmほどの黄色い頭花を1~3個つけ、タンポポのような形ですべて舌状花(ぜつじょうか)からなります。
果実は紡錘形で先端が細長いくちばし状になり、白い綿毛の冠毛がついて風で遠くまで運ばれます。
日本全国、朝鮮半島、中国に分布し、日当たりのよい山野や里山など比較的乾燥した場所に生え、岩場でも生育する生命力の強さと葉や茎に苦みがあることに「岩苦菜(イワニガナ)」の名前の由来があります。
学名:Ixeris stolonifera A.Gray.
分類:キク科ニガナ属
開花時期:4~6月