2026年8月15日 09:00
代表の本丸ロッジに梅の木に合わせて数本植樹されています。
樹高は3〜8mほどに成長する落葉小高木で、地表近くに細い根を横に広く張る浅根性の性質を持っているため、極端な乾燥や過湿には少しデリケートな一面もあります。
若い茎は瑞々しい緑色から次第に赤紫色へと色づき、成長した幹は暗い灰褐色で、表面に横向きの筋が目立つ味わい深い質感へと変化していきます。
葉が展開するのとほぼ同時に直径1.5〜2cmほどの可憐な白い5弁花を咲かせ、中心から長く突き出した多数の雄しべが繊細で華やかな印象を与えます。
初夏に実る果実は直径3〜7cmほどで、表面には桃のような産毛がなく、新鮮さを保つための「ブルーム」と呼ばれる白い粉に包まれているのが特徴です。
果皮の色は赤や黄、紫など品種によって実にバリエーション豊かで、爽やかな酸味と甘みが詰まった瑞々しい果肉は、夏の訪れを感じさせてくれる特別なご馳走になります。
短い枝に花芽を密につける性質があるため、春の花霞のような美しさと初夏の収穫の喜びをどちらも欲張りに楽しめる果樹です。
「桃に似ているけれど酸味が強い(酸い桃)」ことが名前の由来という説や、表面に産毛がない「素の桃」から名付けられたという説もあり、古くから「李(すもも)」の名で親しまれてきました。
学名:Prunussalicina
分類:バラ科サクラ属
開花時期:3〜4月