2026年9月13日 09:00
代表の本丸ロッジのハクモクレンに隠れるように咲いています。
草丈は約80~100cmまで成長し、藪や土手などの身近な場所に群生する多年草です。
地中には黄赤色で横に這う太い根茎を持ち、その一部が肥大してサツマイモのような紡錘形の塊根を形成します。
葉の中心から太く円柱状の花茎を直立させて長く伸ばし、上部で分枝して先端に複数の花芽をつけます。
根元から生える根出葉は長さ40~60cm、幅2~3cmほどの細長い剣状で、断面がV字型に折れ曲がり互いに抱き合うように展開します。
最大の特徴は、直径約8cmのオレンジ色から赤褐色をした豪華な八重咲きの花で、これは雄しべと雌しべが花弁に変化したもので、朝に開いて夕方にはしぼんでしまう儚い1日花ですが、夏の日差しの中で次々と咲き誇ります。
染色体を3セット持つ「3倍体」の植物であるため正常な生殖細胞ができず、花が咲いても果実(種子)を結ぶことはありません。
実をつけない代わりに地下茎を旺盛に伸ばすことで力強く繁殖し、群生を広げていきます。
別名「ワスレグサ(忘れ草)」とも呼ばれ、その美しい花を見ると憂いを忘れるというロマンチックな由来を持つ、夏の野原を彩る力強い存在です。
学名:Hemerocallis fulva var. kwanso
分類:ススキノキ科ワスレグサ属
開花時期:7~8月