2026年9月27日 09:00
代表の本丸ロッジのいたるところでいつの間にか大きく育っています。
草丈は1~2mほどに達し、道端や空き地などに生えて非常に大型に成長する北米原産の多年草です。
地中にはゴボウのように太く多肉質の根を深く伸ばし、太い円柱状の茎は成長するにつれて鮮やかな赤紫色を帯び、上部で盛んに枝分かれして横に広がり、冬には地上部が枯れて根の状態で越冬します。
互生する葉は長さ10~30cmほどの長楕円形で縁にギザギザがなく、秋になると鮮やかに紅葉します。
夏から秋にかけては、葉と向かい合う位置から長さ10~15cmほどの総状花序(そうじょうかじょ)を伸ばし、白から薄紅色をした5枚の萼片(がくへん)が花びらのように見える可憐な花を咲かせます。
花後には小さなカボチャに似た緑色の実をつけ、熟すと直径8mmほどの扁平で艶やかな黒紫色の液果となり、つぶすと染料(インク)にも使われた濃い赤紫色の果汁が滲み出ます。
明治初期に渡来し、名前は太い根の形状が日本のヤマゴボウや食用のゴボウに似ていることに由来します。
全草、特に根や種子に強い毒性を持つため誤食には厳重な注意が必要ですが、鮮烈な赤紫色の茎と葡萄のような実が描くコントラストは、野外観察においてひときわ目を引く野性的な魅力にあふれています。
学名:Phytolacca americana
分類:ヤマゴボウ科ヤマゴボウ属
開花時期:6~9月