2026年11月 8日 09:00
代表の本丸ロッジやオフィスでいつの間にか生え、いつの間にか存在感を示しています。
草丈は通常1〜3mで肥沃な環境では4m近くにも達し、秋の深まりとともに休耕地や道端を鮮やかな黄色に染め上げる北アメリカ原産の大型多年草です。
地下には強靭な地下茎を四方に伸ばして旺盛に広がり、周囲の植物の種子発芽や成長を抑えるシスデヒドロマトリカリアエステルなどの化学物質を分泌するアレロパシーを備えています。
草刈り機で地上部を刈り払っても地下茎から容易に再生するため、物理的な刈り取りだけでは根絶が極めて困難な強い繁殖力を誇ります。
茎は緑色から赤褐色を帯びて真っ直ぐ直立し、表面に短い粗毛が密生しているため触るとざらざらとした感触があります。
冬になると地上部の茎葉が枯れて硬化し春先まで強固な立ち枯れの姿を残します。
茎の下部から中間部まではほとんど枝分かれせずに伸び、最上部の花序付近でのみ多数の側枝を出して円錐状に大きく広がり、長さ6〜13cmほどの細長い披針形をした葉を互生させ、縁には浅い鋸歯があり、両面に生えた短い毛によって葉もざらつきを持ちます。
10〜11月になると、枝先に直径数ミリの小さな黄色い頭状花序を無数に密生させ、見事な円錐状の花穂をつくり出します。
花粉症の原因として誤解されがちですが、本種は昆虫が花粉を運ぶ虫媒花であり、花粉は重く粘着性があって風で飛ばないため、風媒花であるブタクサと混同されます。
花後には長さ約1mmの円柱形の痩果を結び、先端についた真っ白な冠毛を放射状に開いて風に乗り、遠く広範囲へと種子を散らします。
名前の由来は、近縁の在来種アキノキリンソウ、別名アワダチソウよりも背が高いことに因み、泡立は種子の綿毛が密集して飛散する姿や花が咲く様子が酒酵母の泡立ちに似ていることから名付けられました。
要注意外来生物として警戒されるほどの凄まじい生命力と他の草が枯れ始める晩秋に圧倒的な黄金色の景観を描き出す存在感をあわせ持つ強靭な野草です。
学名:Solidago altissima
分類:キク科アキノキリンソウ属
開花時期:10〜11月