2026年10月25日 09:00
代表のオフィスや本丸のほか、どこでもよく見かけます。
体長は2~4cmほどで、メスの方がオスよりもひと回り大きく、指先にある丸い吸盤でツルツルとしたガラス面や垂直な壁、細い草の茎もすいすい登ることができる身近でおなじみのカエルです。
基本の体色は鮮やかな黄緑色ですが、周りの背景や温度・湿度・明るさに合わせて褐色や灰褐色、まだら模様へと自在に変化させる能力を持っています。
顔の鼻先から目を通って鼓膜へと伸びる黒褐色の帯模様が本種を見分ける大きなポイントです。
繁殖期の4~8月頃になると水田や池などの水辺に集まり、オスは喉にある鳴嚢(めいのう)という袋を大きく膨らませて「ゲッゲッゲッ」と大きな声で鳴き交わします。
※鳴嚢(めいのう):オスのカエルが持つ左右の咽頭壁等にある柔らかな薄い膜でできた嚢
低気圧が近づいて湿度が高まると雨が降る前に鳴き声をあげる雨鳴きの習性にちなんで名前はつけられました。
水辺に産みつけられた卵は数日~1週間ほどでオタマジャクシになり、1~2ヶ月かけてカエルの姿へと変態して陸に上がり、冬は地中や落ち葉の下で冬眠します。
皮膚からは細菌を防ぐ微量の毒が分泌されているため、観察した後など、触った手で目や口を擦らず必ず手を洗う必要があります。
優れた登はん力や体色変化、雨を予知するかのような歌声など身近な野生動物としての魅力に満ち溢れた存在です。
学名:Dryophytes japonicus
分類:両生綱無尾目アマガエル科
活動時期:4~10月