2026年10月18日 09:00
代表のオフィスの畑のトマトの葉で何か獲物を狙っているような場面に遭遇しました。
体長は約20〜25mm前後で、スマートな体型が多いヒメバチの仲間の中では比較的大型で存在感のあるサイズで、全体的に黒褐色をしたシックな体色で、最大のチャームポイントは触角の中央部や背中の小盾板(しょうじゅんばん)、額の側部などに入るくっきりとした白い模様です。
翅(はね)は全体的に黒褐色を帯び、脚も黒色が基調ですが、前脚の一部が白みを帯びるなど個体差が見られるのも魅力です。
人を刺して攻撃してくるハチではなく、チョウやガの幼虫や蛹などに寄生して育つ「寄生蜂」の一種として知られています。
メスは産卵するためのターゲットを探し求めて、葉の上などをせわしなく歩き回ったり飛び回ったりする独特な習性を持っています。
名前の「ヒメバチ」はスレンダーな体を「姫」に見立てたことに由来し、「イヨ」は最初に採集・記録された地である愛媛県の旧国名・伊予地方にちなむとされています。
黒地に白いワンポイントが映えるシックな装いと、静かで奥深い生態を持つ興味深い生き物です。
学名:Amblyjoppa proteus satanas
分類:ハチ目ヒメバチ科
活動時期:5~9月