2026年8月23日 09:00
代表のオフィスの畑の農作物をむさぼっています。
体長は6~7mmほどで鮮やかな光沢を持つ一般的なテントウムシのイメージとは対照的にナスやジャガイモなどの葉を食べる草食性の昆虫です。
最大の特徴は体に細かい軟毛が密生していることで、益虫のナナホシテントウのようなツヤがなく表面はくすんだ黄褐色や赤褐色に見えます。
肉食のテントウムシがアブラムシを食べるのに対し、本種はナス科の植物を特に好み、葉の裏側から表皮だけを残して削り取るように食害します。
その食べ跡は独特で、葉に穴を空けず網目のすだれ状に残るため、園芸や農業の現場では「テントウムシダマシ」という別名で厄介な害虫として知られています。
名前の由来は左右の羽にある合計28個の黒い斑点にあり、学名の「vigintiocto」も「28の」という意味を持っています。
主に関東以西の温暖な地域に生息していますが、非常によく似た近縁種に、体長約8mmと少し大きく涼しい地域を好む「オオニジュウヤホシテントウ」も存在します。
外見だけで両者を判別することは非常に困難ですが、どちらもナス科の作物にとっては油断できない相手と言えます。
光沢のない体色や規則的な食害痕など、一見すると地味ながらも観察するほどに際立った生態を持つ生き物です。
学名:Henosepilachnavigintioctopunctata
分類:コウチュウ目テントウムシ科