「厳しい事を言われる」、「優しく接してくれない」。
厳しい対応は「特別なサービス」と考えたらどうだろう?
あなたが勝手に不信感を抱いているだけで、
相手は必須な教育や指導だと考えているかもしれない。
特別な教育や指導をプライドで台無しにする人は多い。
厳しい指導を省みて軌道修正することが真の学び。
その結果として進化成長を成し得ていく。
意味のないプライドは進化成長の妨げになるだけである。
重要な気付きは「何故、私にだけ厳しいのか」という疑問だ。
指導者は意味も無いことに時間をかけるほど暇ではない。
「坊主憎けりゃ袈裟まで憎い」という諺がある。
その坊主を憎いと思うと、
関連したものまで全てが憎くなるという例えである。
その逆も妙なり、その人が好きになれば、
その人に関連した事項の全てが好きになる。
「好き」の本質は「そのまま受け入れる」という心理。
どんな悪癖さえも気にならない。
気になるのは好きではないからに他ならない。
褒められないような行為も、
「持ち味」や「個性」として受けとめられる。
何事もその人の立場になって理解したいと考える。
それが「向き合う」という信頼関係の第一ステップ。
「良好なる人間関係」は一方通行では確立しない。
素直に向き合う状況から生まれ、
相手を思いやる気持ちによってスタートラインに立つ。
他者を信じられない人は自分を信じていない人。
「裏切るから」、「約束を守らないから」、
これらは全部自分の行為に当てはめて考え、
他者も自分と同じだと思い込んでしまっている。
他者を信じられる人は、
「裏切らない」、「約束を守る」のが当たり前と考える。
「他者をすぐ信じてしまうから」などと、
自身の失敗に対する言いわけも言わない。
裏切られたのはその人を信じた結果ではなく、
自分の都合良い期待が思惑どおりにならなかっただけだ。
他者の行為の是非を語っているうちは、
他者ならず自身さえも信じていない証である。
植物の発芽に学ぶビジネス兵法。
植物は先ず根をしっかり下ろして土台固めを行う。
それから茎を延ばしながら葉を広げて成長していく。
ビジネスは盤石な体制と戦略上にスキームを構築し、
必要なプロセスを消化し集客や販売戦略を実践する。
常に失敗ばかりの人は戦略も無いうちに、
セミナーや異業種交流会と目先の集客に固執する。
利益を生む為のスキーム構築は容易ではない。
じっくり時間をかけて戦略を熟成させる必要がある。
熟成した戦略は天の時に発動するだけで大きく成長する。
ビジネス兵法をしっかり学び方法さえ間違わなければ、
誰だって勝者になれるということだ。