2023年3月 6日 01:00
「坊主憎けりゃ袈裟まで憎い」という諺がある。
その坊主を憎いと思うと、
関連したものまで全てが憎くなるという例えである。
その逆も妙なり、その人が好きになれば、
その人に関連した事項の全てが好きになる。
「好き」の本質は「そのまま受け入れる」という心理。
どんな悪癖さえも気にならない。
気になるのは好きではないからに他ならない。
褒められないような行為も、
「持ち味」や「個性」として受けとめられる。
何事もその人の立場になって理解したいと考える。
それが「向き合う」という信頼関係の第一ステップ。
「良好なる人間関係」は一方通行では確立しない。
素直に向き合う状況から生まれ、
相手を思いやる気持ちによってスタートラインに立つ。