生き方を陰陽思想と照らし合わせて考えると綺麗に2つの人種に分かれます、この陰陽バランスこそビジネスパートナーとの相性を考えるに重要な事項はありません、例を出して説明します。
・事業を興して仲間と利益を分かち合う人と他者が興した事業に協力して利益を享受できる人。
・何事も自身で物事を考え判断する人と誰かが判断してくれることで自らもそれに乗って動ける人。
・知識を駆使して学問を編み出す人とそれを学び伝えることで利益を生みだして行ける人。
さて、あなたは上記の前後どちら側の人でしょうか?
ここでよく勘違いされるのは後者を「依存体質」と言う人がいます、でも決して「依存体質」などではありません、自ら判断したり構築する能動体質ではなく応用していく受動体質の違いであり個性といえます、ちなみに「依存体質」というのは特定の人がいなければ生きていけない精神的な極限状態を指しています。
話しを戻しますが、もしあなたが前者であれば後者をパートナーや腹心に置きましょう、また逆に後者であれば強いリーダーの下に就けば上手くいきます。
何事もビジネスは陰陽バランスが肝要です、同じ人同士は話しも早く一致する事項も多いのですが一旦拗れた時には収拾がつかなくなります、更には前者同士の場合は利益を損なう「争い」が起こり、後者同士の場合はそれこそ利益を生まず責任のなすり合いに至る場合があります。
ビジネスで成功したければ陰陽バランスをどの関係においても念頭において思考することが成功法則の一つです、例外としてどちらにも立てる自己陰陽バランスの取れた人が存在します、この人はどちら側の人として存在しても上手くやれます。
更には自己陰陽バランスの取れた者同士が組んだ場合には臨機応変に相手に状況に合わせてトータルでの陰陽バランスを取り、アクセルとブレーキがダブルで備わる最強のビジネスパートナーとなります。
自己利益を優先した計画を思惑という。
自己利益を優先した情熱を野心という。
コメント:
成功したいのなら思惑ではなくて戦略、野心ではなくて志である。
勝者に必要なのは「誇り」という名のプライドである。
不要なのは「自尊心」という名のプライドである。
コメント:
プライドという日本語には2つの意味があり、プライドを口にするときの多くは「自尊心」である。
自尊心は別名「食えないプライド」であり、勝者には一切不要なものである。
商品を作り市場に投入する方法としては大きく2つの手法が存在しています、一つは「プロダクツアウト」と呼ばれる方法でメーカーは何らかの方法で製品を作り出しますが、この時の思考として世に受け売れる物かどうかは一切考えていません、つまり企画や技術力を誇る為の商品であって販売戦略に近い思考なのです。
これが意外にも市場に受け、その商品をきっかけとして一つの商品文化を築き上げてしまうということも珍しいことではありません、プリクラやオンラインゲームはその代表格といえます。
対して「マーケットイン」と呼ばれる方法は市場のニーズやウォンツを徹底的に調査してタイミングを見て市場に商品を投入します、この時の思考としては確実に世に受け大ヒット商品となる事を狙ってのことであり技術力に頼らず売れることを前提としている思考です。
ここまで徹底しても全く売れずに大量の在庫を抱えてしまうなんてことも珍しくありません、忘れ去られるアイデア商品などはまさにその代表格といえます、資金や人材に恵まれた企業でさえもどんな手法を執ろうが当初の思惑が外れるのがビジネスの妙味でもあります。
これは商品に限ったことではなく見えないサービスに関しても同じことであり商品開発以上に売るという行為は簡単なことではありません、個人事業主的な企業が「安売りは絶対しない」などとプライドを持って豪語したところでどんな意味があるのでしょうか?
少なくても買うか買わないかは顧客側の勝手であって売る側の価値観などは正直どうでもよいことなのです、そう豪語する人に限って裏では価格を下げてまで買ってもらえるようにお願いしている事実があります、これほど虚しい事実はありません。
ズバリ言えばお願い事は営業でもクロージングでもありません、それは単に「売れなくて困っているから買って下さい」という依存行為に過ぎないのです。
ビジネス成功者は自身の為のプライドなどは一切持ちません、その価値観も価格も全てが買う側が決める事を理解しているからです、半額だろうが損失が出ようが顧客の納得する価格で使って喜んでもらうのが真の顧客第一主義と言うものです。
私はよく経営コンサルタントは例えれば企業の医者だという話をします、不調を訴えるクライアントの原因を突き止め健全な状態に戻す、それによって経営者だけではなく社員の生活や事業を守ることになります。
経営コンサルティングと再生コンサルティングでは過去一度の失敗もありません、しかし私の改善手法に嫌気をさして自ら別のコンサルタントのところへ行く人もいます、それも医者と患者の関係とよく似ています。
私のやり方は原因究明まではあっという間に終わります、しかしその後の治療方法は悪いところをスパッと取ってしまう外科治療とはまったく異なります、外科治療は大きな痛みを伴いますが短期間で完治します、でも大きなリスクと副作用が伴います。
医療では身体の根本原因を直さないと別の個所に再発する恐れもあります、更には身体の一部が失われるリスクはかなり大きいのです、だから私は漢方薬治療法をコンサルティングに用いているのです、これは長期間痛みを我慢する必要があります、クライアントもコンサルティングする側も辛く厳しい期間となります。
更に最初は拒絶反応が激しく起きます、身体反応から始まり思考までも停止するほどの苦痛を味わうかもしれません、でもそれに耐えて思考改善ができたら急転回で好転反応が現れます、クライアントは人が変わったかのように前向き思考に変わります、そして完治と同時に身体で覚えた思考改善手法はもうコンサルタントは不要です、しっかり自立して自らもコンサルタントになれるほどに成長しています。
今すぐにも水が欲しい人には「取り急ぎの水以外は与えずに水を得る方法を教える」、この方法はずっと徹底してきました、コンサルティング終了直前が最も厳しいです、だから去って行く人がいるのも当然かもしれません。
そもそもその人は私のクライアントではあり得ません、そう思うことにして笑顔で送り出します、一度でも信じて私のところに来たのなら最後まで信じて耐えてほしいのです、厳しくなることを事前に伝えているし結果も保証するというのに、ここまで言えるのは長年の実績が有るからこそです。
成功するためにはまず成功者としての思考を身につける必要があるのです、いつまでも成功しない人とはこれまでの思考による行動が成功しない方法だからです、であれば過去身につけた成功しない思考そのものを何らかの方法で変えなくてはならないのです。