昨年4月の緊急事態宣言発令により皆さんの生活スタイルも変化をしてきたかと思いますが多分にもれず私も大きく変化しています、この数年来家に1日中居ることはなかった私は年始でさえも元日から新年会で外出していたくらいです。
ところが今1月の第二回目の緊急事態宣言発令後の週末は家に居ることが多くなりました、1日中家に居ると確実に太りますね、ほとんど昼ごろからビールを飲み始めては食べてばかりです、そして外出もしないので運動量も大きく下がります。
年末からこんな感じで体重が4Kgも増えてしまいました、3年前に1年かけて老後の健康の為に10Kg落としたのが台無しです、そこでジムに行こうと考えたのですが近くの温泉プール付きのジムもコロナ禍で閉館しており仕方なく家でもできるストレッチを行うようになりました。
多くは呼吸法がメインですが意外と筋力を使うようですぐに身体が熱くなってきます、身体をゆっくり動かす呼吸法は高齢者にも無理なくできるのでお薦めします。
ところで今年に入りブログの訪問者数とページビュー数がいきなり伸びてきています、特にオーディオブログと食と健康関連ブログは物凄い伸びです、テレワークの影響なのでしょうか益々デジタルマーケティングが重要になってきます。
狩猟民族ライクなコンテンツの時代は終わりました、謙虚な農耕民族ライクなコンテンツの時代に移行しています、これはブログだけではなく動画配信サイトもこの傾向が強くなってきています、「見て見て!」の時代は既に終わっているのです、こんな時期には謙虚な記事でも書き貯めておくとしましょう、来たるべきデジタルマーケティング全盛時代に備えて。
「隠居」と「移住」を何かとセットで考えてしまう自分がいます、隠居後のことを考えるとどこに移住しようかとつい移住先を検索しては探してしまうのです。
さて移住と言えば昨日発表になった「移住したい都道府県ランキング」ですがなんと今年も1位は「長野県」で15年連続の1位に輝きV15を達成しました、私の故郷である長野県が15年連続1位とは大変嬉しいのですが私は高校生までずっと長野県で暮らしてきたのでその意味も理由も良く解ります。
まず水です、長野県内の水道の多くの採水地が湧き水のでる河川で本当に冷たくて美味しいのです、山村地域は個別で井戸から直接採水しておりカルキゼロの天然ミネラル水が蛇口をひねれば何時でも飲めるのです、これ水割りにして飲むと本当に美味しいのです。
また空気の綺麗さは日本一です、これといった排煙地帯も無く多くは高台にあるので澄んだ空気で夜はいまだに天の川が見えるほどです、信州の山頂にはずらりと国立天体観測所が在るのは必然です。
雪が多いのではという印象を持つ人もいますが、これは誤認識であり雪が多いのは新潟県境だけでその他の地域は冷え込みますが降雪はほとんどありません、冬はほとんどカラッとした晴天に恵まれています。
長野県の中央に位置する松本市が私の故郷ですが夏の夜はクーラーが要らないほど涼しく空気が美味しいと感じるのです、これは東京に出てきて初めて解り感動でした。
更に天然食材が豊富にあります、東京や大阪で食べられている高級食材である天然の山菜やキノコ類の多くは長野県産です、山菜摘みを生業にしている人もいるくらいで年収はサラリーマンの平均以上という高収入です。
更には松本周辺は高原野菜の宝庫でキャベツに始まりアスパラガスなどは凄く甘く蒸してオリーブオイルと岩塩を振るだけで高級レストランのメニューになっているほどです、水や空気が綺麗なのでワサビやキノコの栽培にも好都合で天然ものも合わせて出荷量も日本一を誇ります、また松本周辺は牛肉や豚肉に加えて馬肉や羊肉が昔からよく食べられており興味深い肉と野菜を合わせた郷土料理が非常に多いのです。
男女共に日本一の長寿県である長野県は移住したいと思うのは納得できるものがあります、居住地は高台が多いので年間を通して気圧が低く活性酸素も少ないのです、更にゲルマニウムなどの微量の放射性物質が入った温泉が多く、こういった地域には多くの癌の療養所が所狭しと並んでいます。
末期癌の人も1年ここで温泉に入り温泉水を飲み岩盤浴をして療養すると薬も飲まずに自然に治ってしまったという人も多いと聞きます、海外の政治家や資産家も極秘でこういった療養所で治療しているといいます、癌治療の穴場として都内の医療機関から紹介されるケースもあるそうです。
私は今更という気持ちなのですが両親亡き後も守ってきた実家がこういった温泉地に存在しています、実家のすぐ裏手には長期滞在できる療養施設兼旅館がずらりと存在しています。
また薬湯の大衆浴場やスパが歩いて数分のところにありますのでリゾート感覚で愉しめます、父が残した民芸家具や調度品、そして大型フロアスピーカーに真空管アンプ類と私の大事なオーディオも多数保管してあります、隠居後の夏場の別荘として活用するという手もあるかなと密かに計画しているのです。
突然ですが、孔子論語にこうあります。
子曰わく、
我十五にして学に志す(志学)。
三十にして立つ(而立)。
四十にして惑わず(不惑)。
五十にして天命を知る(知命)。
六十にして耳順う(耳順)。
七十にして心の欲する所に従って矩を踰えず(従心)。
孔子の人生観とも言える教えですが、ルソーは面白い言葉を残しています。
十歳にして菓子に動かされ。
二十歳にして恋人に。
三十歳にして快楽に。
四十歳にして野心に。
五十歳にして貪欲に動かされる。
いつになったら人間は、ただ英知のみを追って進むようになるのだろうか。
どちらも深い、どちらもその人らしい言葉に思わず心が和みます、還暦過ぎて尚も人生観が定まらない私は何なのでしょう、ただただビジネスと道楽に明け暮れて昼夜空を眺めては「一人の人間の苦楽なんてちっちゃいな~」とつぶやくのが精いっぱいの人生観です。
新型コロナウイルスパンデミックですが旧来種に加えて世界中で変異種が猛威を奮っています、ワクチン接種が始まるようですがまだまだ収束の気配すら見せません。
また強毒性と言われている新型鳥インフルエンザの人型に変異する脅威も忘れてはいけません、「この先5年間人類はウイルスとの戦いを余儀なくされる」などという怖い予測を出した医療機関もあります、いったいこの先我々の生活はどのようになっていくのでしょうか?
加えて今年の日本の冬は数十年ぶりとなる大寒波が何度も襲ってくるようで各地で大雪警報が出されています、こんな寒い今回の冬ですがふと目をやると駅やビルの空間の隙間にホームレスの人達がダンボールで囲って寒さに耐えています。
私はというと豪華な暮らしも無いし愉しみといえばオーディオや飲食店のメニュー開発などの道楽事と心通った門下生たちとのささやかな家飲み程度です、でも温かい布団で眠れる家があるし大いにビジネスや道楽ごとを愉しめている、この年末も温かな部屋で昼前からビール片手に来年1年の各種の計画をロジカルシンキングしています。
普通の事が当たり前にできるありがたさ、これを決して忘れてはならないと思います、誰だって明日はどうなるか判りません、普通に生きていられることに胡坐をかくこともなくいつまでも穏やかに過ごしていたいものです、来年も日々穏やかに過ごせるように前向き思考で不安要素は早めに解決させ先取りで隠居に向けた各種の断捨離を決行していくことにしましょう。
日本人の新しいルールへの適応力は本当に凄いと思います、新型コロナウィルスによる緊急事態宣言を受けてのマスク着用やソーシャルディスタンス、加えて三密行動の自粛もあっという間に定着しました。
そして今度はビニール袋の有料化ですが既に多くの人が自前のエコバッグを利用してビニール袋を持ち歩く人を殆ど見かけなくなりました、更に京都では独自の地方条例により有料でも使用不可でビニール袋使用根絶を徹底しています。
私の家の周りは業務用スーパーやコンビニが乱立しています、以前は行き交う人のほとんどがビニール袋を提げていましたが今では殆ど見かけることもありません、私も施行のちょっと前から自前のエコバッグを持ち歩くようになりました、コンビニで店員から促されて出すと丁寧に入れてくれます。
コンビニエンス業界では10年後の2030年度には60%のエコバッグ浸透率を目指していたが、施行後たった1ヶ月で既に75%を達成しており改めて日本人の新ルールへの適応力の高さが浮かび上がりました。
ここで疑問があるのですが、アイスクリームなどを買うと水分付着防止用の薄地の小分け袋に入れてくれます、これは一つのサービスだと思いますが、この小分け袋はご存じのようにビニール製です、これは何か中途半端さを感じてしまうのは私だけでしょうか?
自然を守る為の施策です、どうせなら徹底して欲しいと思うのです、そこで私は内ポケット付きのエコバッグを使用するようにしてアイスクリームや冷凍物はこの内ポケットに入れるようにしています、サラダにも直接触れることがなく冷凍焼けせずに済むのでお薦めです。