大都市は別にして大自然の中で生活するうえで欠かせないのが地域特有の情報です、地方都市には必ずテレビやFMの地方放送局が存在しており地域特有の情報を流しています。
また都心に近い山間部では東京の中央テレビ局の番組を見る目的で地域で大きなアンテナを山頂に立て有線(ケーブルテレビ)によって各家庭に配信するケーブルテレビ局が存在しています、こういった地域ではほぼ全家庭がケーブルテレビの契約をするのが当たり前になっています。
ケーブルテレビには中央放送局の番組に加えて地域特有の情報を伝えるチャンネルがあります、地域特有の情報というのはその地に暮らす人には必須な情報であり時間単位の詳細な天気予報、交通状態、災害情報、危険動物の目撃情報、ウイルス感染症などの健康情報など極めて重要な情報です。
そこで地方拠点のオフィスや理想郷本丸にもケーブルテレビを契約しようと考えていたのですが直前になって契約しないことに決めました、つまりオンタイムで放送されるテレビは見ないという生活にしたいと考えているのです。
現在でもオンタイムでほぼテレビを見ることはありません、テレビを見る代わりにインターネットのVODサービスでリアルなニュースを見聞きしバラエティやスポーツ中継を楽しんでいます、つまり私にはインターネット環境さえあればケーブルテレビの必要性がないのです。
地域特有の情報はFMで充分です、それを確認する意味で車での移動やこの地に宿泊した際に様々な時間帯での地方FM局の放送を確認していました、ほぼ全時間帯で音楽を流しながら地域情報をリアルタイムに流しています、また災害や危険動物などの緊急情報はオフィスも本丸も市役所があちこちに設置した大きなスピーカで常に流しており家の中でもよく聞こえます。
そんなわけで理想郷での生活にリアルタイムのテレビ環境は必要無いという結論に達しました、大きなモニターは幾つもあるのですがVODによるニュースやスポーツ観戦とDVDによる映画観賞用です、オーディオ道楽のコレクション類を駆使してジャズやFM放送が常に愉音で流れる空間、オーディオファンの私にとってこれを理想郷と言わずに何というのでしょう。
今年に入ってすぐに始動した理想郷拡張計画第一弾は隣接する130坪の宅地でした、その後上下水道の状況を不動産屋に確認すると何と現在何もないのです、つまりこの地は過去一度も家を建てたことのない登記上は宅地でも荒地と何も変わらないのです、何故なら建物を建てようとしたら上下水道の大工事をしなくてはいけないからです。
これでは事実上取得価格が倍以上となり大幅な予算オーバーとなります、それなら先に本丸の奥に接する農地を得た方がグループ企業の農業法人の収益化にとっても得策ということで一旦宅地の取得は白紙化し農地取得に動き出しました、ということで拡張計画第一弾は中断し第二弾を始動しました。
本丸の奥に接する農地は登記上の筆数で20筆ほどあり、今回そのうちの約半数の10筆分を購入しようとしています、トータル面積は第一弾の宅地の10倍にあたる約1400坪であり取得できれば本丸は一気に現在の倍以上の2300坪くらいになります、農地だけでみると約10倍の広さに拡張されます。
ただ、購入計画にある農地は現在ほとんどを他者に貸している状態で引き継ぎをどうするかを現オーナーや貸借人とすり合わせを行わないといけません、田として使われている部分はそのまま借りてもらって畑の部分は当面半分は使えるようにしたいと考えています。
いずれにしてもそう簡単に物事は動きません、ただ強い信念は必ず思ったようになるようにゴールに向け動き出すものです、天の時を待ちつつ拡大計画をじっくりと進めていくことにしましょう、10年もすれば状況も人の心理もいろいろな意味で一変するものですから。
ついこの間選挙が終わったと思っていたのにまた2日後に衆院議員選挙の投票日です、事前調査では自民党の圧勝が伝えられていますがはたして如何な結果になるのでしょうか、何れにしても国民の多くはこの2年程の間に倍以上になった食料品の価格を何とかしてほしいと願っているのではないかと思います。
食料品の価格と言えば不思議なことなのですが私の場合は1ヶ月の食費が上がるどころか大幅に下がっているのです、もっとも毎日のように2軒3軒とはしご酒で飲みに行っていたのが半減したのが大きいと思いますが春から秋までは理想郷の2拠点の畑で採れる野菜類と愛弟子たちに新米や肉類をいただくので自ら買う食材がほとんどないというのが一番大きいところでしょう。
理想郷計画には自分で食べるものは自分で作るというものがあります、現在その準備は着々と進められており農地拡大計画も動き出しています、また当初の計画にあった米も購入した田を他者に貸して賃料として収穫した米の一部を貰うことで実現します、実際購入しようとしている農地の現オーナーはその条件で貸しているようなので地位移転の契約を合わせて行うだけで苦労無くして実現します。
私の意図する理想郷とは物理的な状況だけではないのです、生活すべてを指して理想的でなければなりません、その意味では生活するための経済ベース・食料品の確保・快適な生活空間・思う存分道楽が行える環境など全てが理想とする状況を得ることにあります、そしてその基本となるのが健康ということです、健康でなければ得たいものを得たところで何もできません、それは理想郷とは呼べない状況なのです。
何事も経験ということで厳寒の季節に理想郷の地で朝から作業をしてみました、ちなみにその日の朝の最低気温はマイナス9度で作業開始の8時でもマイナス6度です、暦上も2月初旬までは大寒で1年で最も寒くなる季節です、それでもスタッフと共に果樹の剪定と将来的にも不要な樹木や枯れ木の伐採作業を行いました。
作業開始してすぐに指の感覚が無くなりハサミが上手く使えません、それでもチェーンソーとノコギリで40本ほどを伐採しました、この日のメイン作業は日当たりを悪くしている住居や果樹園の周りをぐるっと囲むように約50本ほど植えられているヒノキを潔く伐採です。
せっかく育っているヒノキなのにもったいないという声が聞こえてきそうですが重要なのは生垣ではなく果樹や庭木です、これらの成長を妨げる生垣はマイナスになってもプラスにはならないのです、しかも隠すような生垣はこの地では不要です。
ここに隠すものは何もないし押し入れやドアと同じで何かに囲まれた窮屈な空間がどうも好きになれないのです、空間はせめて一部を除いて基本的には仕切っては駄目でオープンだからこそ自然やその空間を大いに満喫できるというものです。
昨年の春に植えたイチジクやサクランボの成長が悪く、特に生垣近くの果樹が虫にやられたり湿気と日照不足で成長しないばかりか枯れてしまったものも少なくありません、原因をいろいろ考えたのですが結局のところはこの生垣が風通しを悪くして更には影を作ってしまうので日照不足により根腐れを起こしているのです、そこでできるだけ風通しを良くして日光が当たるように生垣を伐採することにしたのです。
そんなわけで真冬の厳寒の中で作業をしてみました、不思議なことに東京だと10度前後で寒く感じるのに時折突風が吹くマナス6度でも理想郷の地ではそれほど寒くは感じないのです、むしろ東京に戻った日は3度でも暑く感じてしまうのです、寒さに強くなったのか慣れたのか、何れにしても身体はこの地で無難に生活できるように寒冷地仕様に進化を遂げているようです。
地方拠点の要のオフィスの大幅追加工事が終わってから未だにオフィスとして機能していないにも関わらず次々と追加工事を行っています、今度は西側の幅広の出窓のあるメイン業務室の外におそらく大工も初めてではないかというほどの大型のシェード(庇)をオール木製で作ってもらいました、普通はアルミサッシでカーポートのようなものを造るのですが私は木に拘りがあるのです、木の放つ香りや存在感が大好きだからです。
途中経過を見たのですが神社ではないかというようなしっかりした造りで当たり前ですが押しても引いてもビクともしません、面積10帖の大きな屋根でカラーステンレスでカバーしてもらいます、屋根の内側はまるでログハウスのようです、オフィスの内装を全面的にログハウスの室内のようにリノベーションしてますので一貫性を持たせるようにしたのです。
このシェードを造った意味はすごく重要です、まず西日からメイン業務室を守りますから窓を全開にしてもパソコンの画面が反射して使えないということがなくなります、また雨の日にもこのシェードの下でDIYなどの作業を雨を気にせずに行えます、同じく収穫物を選別したりする農作業も雨を気にしなくて済みます。
更には空気が綺麗な地ですから気分転換に外で音楽を聴きながら風に当たりロジカルシンキングを愉しみたいという私の長年の夢も日差しや雨を気にせずにいつでも行えます、盆栽やオーディオのメンテナンスは土や埃が気になって室内では行えません、ラボには広いベランダがありますので可能でしたがこの地で雨を気にせず行えるスペースがありません、そういったニーズを全て解決してくれるのがこのスーパービックシェードなのです。
また一つ愉しみ事が増えました、やりたい事をやりたいようにやるための理想郷です、やりたいことはこの地で全部やってしまおうと思うのです、人生は一度きりで生きている間だけなのです、やりたい事をやるために必要なお金であれば何とか作ればいいのです、45年間ずっとそうやって新事業を幾つも起こしてきました、この「やりたいことに必要なものは得ればよい」思考は理想郷構築の礎でもあるのです。