
樹高は2~4mほどになり、葉は互生で先端が3つに浅く裂けることが多く縁には粗い鋸歯があります。

暑さで人や植物が元気のなくなる季節に涼やかで大きな花を次々にたくさんつける貴重な存在で、色は白、ピンク、紫、赤、青など多彩で、形も一重咲きや八重咲きなど様々です。
一日でしぼんでしまう一日花ですが、新しい花が毎日咲き続けるため、長期間にわたって愉しむことができます。
南国を思わせる花ですが耐寒性が非常に強く北海道でも地植えにすることができるほどで、非常に丈夫で刈り込みにも耐えることから街路樹としても利用されます。
実は花の後にできる蒴果(さくか)で卵形や球形、熟す前は緑色で晩秋から冬にかけて茶色く乾燥し硬くなります。
熟すと先端が5つに割れて星のような形になり、中には平たくて小さな種子が多数入っていてそれぞれに毛や翼(よく)が生えているので風に乗って遠くまで運ばれる仕組みになっています。
漢字では「木槿」と書きます。
ムクゲの名の由来は、中国名の「木槿(ムージン)」の音読みから「モクキン」に変化した節や、韓国名の無窮花(ムキュウカ・ムグンファ・ムキュウゲ)が変化した節など諸説あります。
韓国では国の繁栄を意味する花として国花になっています。
栄華のはかなさに掛けたことわざで「槿花一日の栄(きんかいちじつのえい)」や「槿花一朝の夢(きんかいっちょうのゆめ)」といったムクゲの花が一日でしぼんでしまう刹那的な言葉もあります。
同じアオイ科フヨウ属のフヨウと見た目がとても似ていますが、一番簡単な見分け方は葉の形にあります。
ムクゲの葉は小さめで形は鋸歯で切れ込みが入っていて深緑、フヨウは大きな葉で手のひらのような形で明るい緑色をしています。
樹形は、ムクゲが直線的で垂直に立ち上がるので硬質な雰囲気、フヨウが放射状に広がるように伸びるので柔らかな雰囲気があります。
代表の本丸の玄関脇にあるムクゲは改修時に障害となりそうなので、少なくとも相当な剪定が必要になりそうです。
学名:Hibiscus syriacus
分類:アオイ科フヨウ属
開花時期:7~10月

日本を代表する花木である椿(ツバキ)。
樹高が2〜10mになる常緑の小高木で、庭木や生垣、公園樹として広く利用されます。
葉は表面に光沢があり、やや厚みのある革質で葉の縁には鋸歯がなくなめらかです。
その光沢のある葉と冬の厳しい寒さの中で咲く花が大きな魅力で、古くから庭木や生垣だけでなく盆栽や鉢植えでも人気があります。
花の色は、白、桃色、紅色、黄色、さらに絞りや斑入りなど多岐にわたり、花形も一重咲き、八重咲きなど様々です。
※絞り咲き:花びらに複数の色が不規則に混ざり合い、マーブル模様や縦の筋模様が入る咲き方
花全体が丸ごと落ちるのが大きな特徴で、この散り方を「花落ち(はなおち)」と呼び、サザンカと見分ける際の重要なポイントとなります。
この様を「落椿(おちつばき)」と呼び、春の季語で俳句や和歌の題材にもなり万葉集に9首もの歌が詠まれるほど人気が高さがうかがえます。。
果実は球形で中にある種子から「椿油(つばきあぶら)」が採れ、古くから食用や化粧品、髪油として利用されてきました。
ツバキという名前は、葉が燃えにくく燃やした時の音が「ツバキツバキ」という説や樹皮が滑らかで艶があることから「艶木(つやき)」が転じたという説などありますが、葉に厚みがあって光沢があることから「厚葉木(あつばき)」が転じて「ツバキ」になったという説が最も有力のようです。
「椿」という国字(和製の漢字)があてられていることからも日本人がこの花木に寄せる思いの深さが伝わってきます。
原産地は日本や中国といった東アジアで、日本国内で作出された品種だけでも2,000種を超え、木の寿命が長く丈夫なツバキは土壌を選ばず日向でも日陰でも育つので欧米でも「カメリア」と呼ばれて愛されています。
ます。
当たり前のように代表の本丸にも何本かありますがほとんど手入れはされていなく枝が込み入った状態ですので、代表の剪定の指示が愉しみです。
学名:Camellia japonica
分類:ツバキ科ツバキ属
開花時期11~4月

葉は楕円形で光沢があり濃い緑色をしていて、品種によっては黄色の斑点が入るものもあります。
一年中葉を茂らせる常緑性で冬の庭の彩りとしても重宝されます。

花は小さな紫褐色で、その後、秋から冬にかけて鮮やかな赤い実をつけます。
この実は翌春まで長く枝に残るため特に冬の庭のアクセントとして人気があります。
雌雄異株で実をつけるのは雌株で雌株だけでは実つきがよくありませんが、近くに雄株があれば実つきがよくなります。
この赤い実には毒性があるので誤って口にしないよう注意が必要です。
日陰でもよく育つ丈夫な植物で病害虫にもほとんど悩まされることがなく、いわずと知れた日陰の庭の救世主で、代表が購入された本丸の庭にも数本植樹されています。
学名:Aucuba japonica
分類:アオキ科アオキ属
開花時期:3~5月

草丈は15~30cm程度と低く、地下茎を伸ばして地面を密に覆うことから、グランドカバーとして広く利用されます。
葉は長さ10~15cmほどの細長い楕円形で白や黄色や緑の縦縞が入りとても涼しげで、品種によっては葉に白い斑が入る「フイリチゴザサ(斑入り稚児笹)」があります。
日向から日陰まで幅広く適応しますが、葉の色を美しく保つには日当たりと水はけの良い場所が望ましく、特に斑入りの品種は日陰すぎると斑が薄くなることがあります。
代表のオフィスに自生しているものはとても良い環境のようで旺盛に広がりつつありますが、この場所での繁殖は期待していないので時機を見ながら剪定します。
草丈が低く小さな笹であることから「稚児(幼児)」に例えられて「チゴザサ」と名付けられました。
名前の通り「笹」の仲間でですが広い意味では「タケ」の仲間でもあります。
生命力が強く地下茎で増えるため一度植え付けると地面全体に広がりますが、繁殖力は本来の竹・笹ほどではなく、笹類の中では小型で生育の遅い部類です。
学名:Sasa pygmaea
分類:イネ科ササ属

日本のどの家庭の庭にもあるのではないかと思われるほどよく見かける樹木。
当然のように代表のオフィスのメインの生垣としても植栽されています。
日本に自生する落葉低木で庭木として非常に人気があり、春の花、夏の葉、秋の紅葉と、一年を通して美しい姿を楽ませてくれます。
樹高は1〜2mほどで枝が密に茂り樹形が整いやすいのが特徴ですが、代表からはしばらく放置の指示が。
なぜ放置するのかお聞きすると、このドウダンツツジの様子を観察することと自然樹形にするためとのこと。
このドウダンツツジは生垣として毎年剪定されていましたので、横に少し伸びて縦に伸びるという本来の枝ぶりではありません。
横にのびた徒長枝が道路側に伸びて近所迷惑になったこともあったとかなかったとか・・・。
当然、不自然となる形を代表は嫌います。
最終的には、樹高2mくらいまで伸ばして自然樹形になればその形を保つとのこと。
半信半疑のまま放置し自然樹形になることを愉しみに待ちます。

枝から垂れ下がるようにスズランに似た白いつぼ型の小さな花をたくさん咲かせます。
よく観ると、5枚の花びらがくっ付いて先端が外側に丸まり蜜を吸いに来た小さな虫たちの足掛かりになっていて、したたかな生き残り戦術も美しい姿です。
葉は小さく楕円形で夏は鮮やかな緑色で涼しげな印象を与えます。
秋になると鮮やかな赤色に紅葉し、特に日当たりの良い場所では見事な赤色となり庭を彩る主役となります。

↑ 11月下旬
名前の由来ですが、漢字で「灯台躑躅(ドウダンツツジ)」と書きます。
昔の照明の一つである3本の棒を組んで作られた「結び灯台」は先端が枝分かれしており、そこに油皿を載せ油で灯りをともしていました。
ドウダンツツジの枝がこの灯台の脚のように分岐する様子から名前が付けられました。
読み方は「トウダイ」が訛って「ドウダン」になったと考えられています。
学名:Enkianthus perulatus
分類:ツツジ科ドウダンツツジ属
開花時期:4〜5月