2026年8月22日 09:00
代表のオフィスや本丸ロッジの庭のあちこちで好き放題生えています。
草丈は通常60cm~150cmほどですが、窒素分の多い肥沃な環境では2m近くに達することもある非常に生命力の強い一年草です。
直根性で主根が太く地中深くしっかりと根を張り、直立する丈夫な茎の表面には緑色に混じって赤紫色の縦縞が入ることもあります。
成長すると茎の根元付近が木質化して非常に硬くなり乾燥させると軽くて丈夫な杖として利用できるほどの強度を備えます。
主茎から多数の枝を出して横方向へも大きく広がり、三角形から菱状卵形をした葉を互生させます。
最大の特徴は新芽や若い葉の両面に「白い粉状毛」と呼ばれる透明な球状細胞が密生していることで、まるで白い粉を被ったように見える姿が白藜(しろざ)の名前の由来となっています。
夏から秋にかけては、茎の先端や葉の脇から円錐状に花序を伸ばし、直径1.5mmほどの黄緑色の小さな花を隙間なく密集して咲かせます。
花には花弁がなく5裂した萼(がく)に包まれており、花後には五角形の小さな実の中に光沢のある黒い種子を1粒結びます。
ユーラシア大陸原産で、古い時代に日本へ渡来した史前帰化植物と考えられており、若葉の粉が赤紫色になる変種は「藜(あかざ)」の名で知られています。
一見するとありふれた野草ですが観察するほどに興味深い生存戦略を持つ植物です。
学名:Chenopodiumalbum
分類:ヒユ科アカザ属
開花時期:8~10月