2026年4月 5日 09:00
代表の本丸の庭のあちこちでことわりもなくすくすく育っています。
草丈は30~50cmほどに成長し環境が良い場所では80cm近くまで大きく伸びることもあり群生する姿は見事です。
太い根がまっすぐ下に伸びる直根性で一度成長すると移植を嫌う性質があるため育てる際は場所をしっかり決めることが重要です。
茎はまっすぐ立ち上がり上部でよく枝分かれをし、表面に毛はなく滑らかで全体的にやや白みを帯びた緑色をしているのが特徴です。
冬の間は羽状に深く裂けた葉をロゼット状に地面に広げて寒さをしのいでいて、春になって茎が伸びると上部の葉が基部で茎を抱き込むようにつくのがこの植物の面白い形態的特徴です。
それぞれの茎の先端に花を咲かせ、アブラナ科特有の十字型をした4枚の花弁を持ち直径は2~3cmほどになります。
美しい淡紫色から濃紫色で花弁の表面に濃い紫色の細い脈が網目状に入っているのが非常に繊細で美しいです。
花が終わると7~10cmほどの細長い棒状の実をつけ初夏に熟して乾燥すると中から小さな種子を勢いよく弾き飛ばして増殖します。
別名の諸葛菜(しょかつさい)は三国時代の諸葛孔明が陣中食として栽培を奨励したという伝説に由来しており、実際に若葉などは食用にもなるので女子社員たちは喜んで摘み取っています。
もう一つの別名紫花菜(むらさきはなな)は紫色の菜の花という意味で親しみやすい呼称として広まりました。
江戸時代に渡来し昭和初期頃から全国で野生化するほど強健で桜の時期に合わせて庭や道端を紫色に彩ってくれる頼もしい存在です。
学名:Orychophragmusviolaceus
分類:アブラナ科オオアラセイトウ属
開花時期:3~5月