2026年3月28日 09:00
代表のオフィスの庭のいたるところに旺盛に咲き誇っています。
多年草の草本で春の開花期には茎が立ち上がり5~25cmほどの高さになりますが、花が終わると茎が地面を這うように1m以上に達することもあります。
主茎の節から不定根(ふていこん)を出して定着し四方に枝分かれして広がることで、地面を覆うマット状の群落を作ります。
茎はシソ科特有の四角形で全体に細かな毛が生えており、葉は2枚が向かい合ってつく対生(たいせい)です。
葉は丸みを帯びたハート型や腎臓形で縁には波状の緩やかなギザギザ(鈍鋸歯)があり、葉を揉むとシソ科らしい爽やかな芳香を放ちます。
花は葉の脇から1~3個ほどつき、大きさは1.5~2cmの薄紫色や淡紅色の唇形花(しんけいか)を咲かせます。
下の花びらは大きく3つに裂けており中央の裂片には濃い紫色の斑点と白い毛が目立つのが特徴です。
花の後には萼(がく)の底に4つの小さな分果(実)ができ熟すと茶褐色になって自然にこぼれ落ちます。
つる状の茎が旺盛に伸びて「垣根を通り抜けて」隣家に侵入するほどの生命力の強さから「垣通し(かきどおし)」と名付けられました。
別名「癇取草(カントリソウ)」や生薬名で「連銭草(レンセンソウ)」とも呼ばれ、古くから子供の夜泣きの薬や健康茶としても親しまれてきた私たちの生活に馴染み深い歴史ある植物です。
学名:Glechomahederaceasubsp.grandis
分類:シソ科カキドオシ属
開花時期:4~5月