代表にお分けいただいた若木の生長記録です。2026/1/2時点

糸魚川真柏などの盆栽の画像を見ていると幹が白くなっているものが多くあります。
調べてみると真柏の「幹の白骨化」は盆栽用語で舎利(シャリ)と呼ばれ、幹の樹皮が失われて木質部が露出した状態を指すそうです。
なぜ起こるかというと、自然界では落雷や長い乾燥、強風、積雪などによって枝幹が裂けたり折れたりし、樹皮や形成層が傷んで、その部分が枯れて「生きた部分」と分離していくためと説明されています。
露出した木部は日光や風雨にさらされることで風化が進み、結果として白っぽく見えるようになることもあるようです。
続けてジン(神)についても整理しておきます。
ジンは舎利と並んで真柏の見どころとされる要素で、主に枝先などが枯れて木質部だけが残った枯れ枝を指す盆栽用語だそうです。
盆栽ではこうした枯れの部分を整え、生きている葉との対比させることで長い時間を生き抜いてきたような姿を表現するそうです。
くらしの園芸
代表にお分けいただいた若木の生長記録です。2025/11/29時点

糸魚川真柏は、検索すると多様な樹形の画像が出てきます。
太い幹を強く曲げて迫力を出したものもあれば、白く削られた枯れ木部分が混ざり合うように見せた表現のものもあります。
けれどそれらがどれくらいの時間をかけどんな順番で手入れされて今の姿に至ったのかを、今の私が写真だけで読み取ることはできません。
代表からいただいた糸魚川真柏の鉢にも十年分の作業と判断が積み重なっていると伺いました。
この鉢の「見方」は教えていただいたものの、「なぜそうなっているのか」「なぜその作り方を選んだのか」まで理解するには、知識も経験もまだ足りません。
だからこそ初級者の私が軽々しく手を加えることはせず、当面は日々眺めて観察を重ねます。
目の前にある形を十年の痕跡として捉え、幹の流れや枝ぶりを見ながら、そこに至る過程を想像して少しずつ理解していきたい。
まずは、この樹形の価値を知るところから始めます。
くらしの園芸
代表にお分けいただいた若木の生長記録です。2025/11/1時点

糸魚川真柏は真柏の中でも寒さに比較的強いと言われています。
マイナス5~10℃くらいまでは耐えられるようで東京の冬であればベランダでの管理でも越冬自体は問題なさそうです。
ただし急な寒波が来たときや、乾燥した日が続くときなどは少し気をつけて見てあげるつもりです。
夜の冷え込みで鉢土が冷えすぎないよう水やりは夕方ではなく朝に行っています。
土の表面がしっかり乾いてからたっぷりと与え、そのあとまた乾くまで待つというサイクルを意識しています。
乾き具合は土に爪楊枝を刺してみて、中まで湿っているかどうかを確認するようにしています。
冬でも日差しが届く場所で管理しますが、放射冷却で冷え込んだあとにいきなり強い直射日光が当たらない位置を選ぶようにしています。
大きな温度差は樹にとってストレスになるそうなので、室内には入れず基本的には屋外のままで様子を見る予定です。
この代表からお分けいただいた糸魚川真柏も年月と想いがこもった樹形なので、できるだけ傷ませないように大事に育てていきたいと思います。
くらしの園芸
代表にお分けいただいた若木の生長記録です。2025/9/27時点

こちらは新たに代表からいただいた「糸魚川真柏(いといがわしんぱく)」です。
糸魚川真柏は新潟県糸魚川の岩場に自生していた真柏の名木群を起源とする系統だそうです。
まず目が行くのがこの樹形、何年も丁寧に手を掛けて作られてきたことが伝わります。
この幹の流れをつくるのは相当な工夫と時間が必要だったのだと思います。
また、代表からいただいた時に「見方」も教わりました。
どこから見るかという「視点」が大事で、そこから見た時の樹形を想像しながら育てていくそうです。
この樹形では、向こう側が見える空間をとっていて奥行きを出しています、一鉢で山の景色を感じさせてくれます。

育てる際の注意事項は、日光をしっかり当てることと、風通しを良くすること。
水やりは表面が乾いてから、たっぷり与えること。
枯らさないように大切に育てていこうと思います。
くらしの園芸