2025年12月30日 10:00
代表にお分けいただいた若木の生長記録です。2025/11/29時点
セッカヒノキを画像検索でいくつか眺めてみました。
樹形の方向性にいくつか傾向が見えたので、印象に残ったものを4つにまとめてみました。
1.幹を太くしているもの。
まず目に入ったのは幹の存在感を前に出したセッカヒノキです。
太い幹を見るとそれだけで長い時間がかかっていそうだと感じます。
セッカヒノキは葉が細かく縮れて密に詰まり、硬く締まって見えると言われます。
そのため樹高が低くても古木の雰囲気が出やすく、幹の太さが加わると重みが一段増すように見えます。
2.複数寄せ植えにしているもの。
横長の鉢などに複数株を寄せて1つの地形のように見せている例も見かけました。
寄せ植え自体はセッカヒノキでも普通に作られていて作例も多いようです。
地肌に苔を合わせると鉢の中がジオラマのように感じられ、山の斜面や林の世界が想像しやすくなります。
3.上の方をこんもりさせているもの。
一本の幹から上部に密度を集めて樹冠をこんもりまとめている樹形もありました。
輪郭が整っているとそれだけで「木らしさ」が強く出るように見えます。
葉が込みやすい樹なので、内側まで手を入れるなど労力がかかっていそうだと想像しました。
4.曲げられた樹形のもの。
曲線を強く出した樹形も見かけました。
セッカヒノキは「硬い」と表現されることが多く、実際に固くて好きには曲げられないのですが、形として成立させているものは、それだけで時間と労力と思いがかかっていそうだと感じます。
見比べてみると、セッカヒノキは同じ素材でも仕立て方によって印象が大きく変わる木なのだと思いました。
幹の重みを前に出すのか、景色として見せるのか、樹冠のまとまりを作るのか、動きをつけるのかで、見える世界が別物になってきます。