2025年12月14日 10:00
代表にお分けいただいた若木の生長記録です。2025/11/29時点
実生の黒松の下の方で落ちかけていた古葉だけを指でそっと取り除きました。
自然に落ちていた葉もあり触るとすんなり抜けます。
上の芽はまだ元気なのでこれは弱ったというより、古い葉が役目を終えて更新していく流れなのだと思います。
下枝が落ちて幹が見えてくると「ここが幹になって太くなっていくのか」と少し実感が湧きます。
黒松は松の代表格で盆栽でも定番です。
Webで公開されている写真で見る黒松盆栽は、幹が太く、立ち姿に迫力があります。
あの姿になるまでどれだけの年月をかけて育ててきたのだろう、と想像してしまいます。
黒松はある程度伸びてきた段階で上を詰め枝を作りながら幹を太らせていくと聞きました。
うちの鉢はまだそこまで先ですが、長く付き合っていけばいつか少しでも近づいてくれるのかもしれません。
盆栽には、50年、100年と代々受け継がれながら育てられるものもあるそうです。
最初はただの植物として見ていましたが、時間と手入れの積み重ねがそのまま姿になる世界なのだと感じています。
この一鉢も焦らずゆっくり育てていこうと思います。