欲しいものが手に入らないときはどうする?
手に入るまで必死に努力するか潔く諦めるか。
どちらも立派な決断である。
ここで、もっともやってはいけないことがある。
それは中途半端な「妥協」という行為である。
一番煎茶が飲みたいが高いから二番煎茶で我慢する。
お金が無いからできる範囲で取りあえずやってみる。
好きな人がいるが好意を寄せる無難な人と付き合う。
この中途半端な決断が失敗する最大の原因である。
そして無意味なことを繰り返してお金と時間を浪費する。
必須なステークスホルダー無くしてビジネスは成功しない。
似非者で妥協し誤魔化しても上手くいくわけがない。
ビジネスでの妥協は往生際の悪い悪あがきと同じ。
ステークスホルダーが手に入らなければ、
自分がステークスホルダーとなって事業を創出することだ。
それができないのであれば、
何を優先してでもステークスホルダーを手に入れることだ。
双方不可能であるのなら、
潔く夢など諦めて平凡な人生の中に幸福事を探すことだ。
それも一つの勝者の成功思考というものである。
子曰く「伸びない苗もあれば実を付けぬ苗もある」、
どのような人材に関してもこれと同じことが言える。
学ばない人はまったく学ばず成長することもない。
教えなくても自ら学んで大きく成長する人もいる。
その人の姿勢が未来の自分を決めているに過ぎない。
ここに教える側の姿勢や思考は無関係である。
全ての結果が学ぶ者の姿勢と思考なのである。
40歳過ぎたら姿勢と思考の修正は極めて難しくなる。
今の思考は姿勢を含めた行動全ての決定を司り、
過去の経験の結果全てが今の思考なのである。
子曰く「四十を過ぎて嫌われているようではお終いだな」、
思考の修正はできるだけ若いうちに行うことが肝要。
成功者というのは成功する思考の持ち主なのである。
成功思考は人生やビジネス含めた全てに息づく原点。
成功したいなら先ずは成功思考を身につけることだ。
精度は別にして誰しも「ビジネス嗅覚」を持っている。
このビジネス嗅覚という代物は、
大きなお金を得た経験値で精度が高くなる傾向がある。
同じものを見て手を出す人と出さない人とに分かれる。
一度も成功したことがない人は、
一見すると儲かりそうなものに飛びつく傾向がある。
成功者はみんなが見向きもしないものを、
水面下で確実にいつの間にか手に入れている。
絶対に成功しないというものに飛びつく人もいる。
案の定、幾ら時間をかけようが、
どんなマーケティングを繰り出そうが上手くはいかない。
ここで何故勘違いを起こす人がいるのかが問題である。
おそらく儲かるビジネスを勘違いしている人が作り、
同じように勘違いしている人が手を出し推進するからだ。
つまりはビジネス嗅覚が劣る者同士ということだ。
自身のビジネス嗅覚が正常か否かを検査する方法がある。
成功している人が常に思考しているポイントと、
自分のビジネス思考を比較すれば簡単に解る。
ビジネス嗅覚が劣っていては、
どんなに頑張っても利益にならないのは至極当然のこと。
また成功する人は成功しない人からもヒントを得ている。
成功したことがない人が興味も感心も持たないもの、
ずばりそれが儲かるビジネスであり商材だということだ。
そして、これも鋭い「ビジネス嗅覚」の一つでもある。
夢を抱くのも語るのも立派だ。
でも夢が叶ったとして、
あなたはその夢の行く末に責任を持てますか?
コメント:
夢の実現には既に多くの人を巻き込んでしまっています、夢を抱き語るのであれば係る責任は必須である。
追えば逃げる何事も。
人も、お金も、夢も、成功も、名誉も。
欲しいものがあるなら追わずに待つことだ。
コメント:
説明の必要も無いでしょう。
人は欲しているものを無意識に追ってしまう、「追えば逃げる」というのは自然の摂理でもある。