当たり前の状況になると人は感謝を忘れてしまうようだ。
相談に乗ってくれる、経済支援をしてくれる、
これは特別な条件が揃ってのことであり尋常事ではない。
人間は不満足な状況下ではじめて進化する。
理解できない、何もできない、誰も助けてくれない、
本当はそんな経験が思考を強化させ成長させる。
言葉や文字が全く通じない、
その状況で意思を伝えるにはどうしたらよいか?
良好なる人間関係とは楽しく付き合えることではない。
互いに互いをもっと理解したいと、
真摯に向き合う意思と姿勢が在るかどうかである。
近所の定食屋でこんな光景があった。
テレビを見ながらゴルフ評論を熱く語り合っている。
話しが盛り上がってきたところで一人が切り出した。
「ところでお前、ゴルフやったことあるの?」、
「やるわけないだろ、そんな時間ないよ!」。
私は思わず「はあ?」と心で叫んでしまった。
これと同様のことがビジネスでもよくある。
経営を1度もしたことがない人が、
机上の空論よろしく経営手法をあれこれと評論する昨今。
他者の振舞いについてあれこれと評論するのであれば、
その道の経験豊かなプロでなければならない。
これは如何なる事でも評論する者の最低条件である。
銀行は晴れの日に傘を貸して雨の日には貸さない。
ずぶ濡れの人に傘を貸しても傘を貸す意味が無いからだ。
コメント:
何事も、相手の気持ちを考えれば自分勝手さが良く分かると言うものです。
要は、傘は雨が降る前にしっかり準備しておけば誰も恨まずに済むということだ。
目的であって手段ではない。
方針であって方法ではない。
志であって情熱ではない。
ビジネス成功者は常に一環としてぶれることはない。
コメント:
何事にも重要な事項は根幹であって細かな枝葉の部分ではない、根幹がぶれない人はビジネスも人間関係も実にスマートである。