伊東久雄

未来に起こる「奇妙な一致」というジンクスが存る。

雨が降るときその日の商談は上手くいく。

理由も無く歯が痛むとき大きな朗報が齎される。

眠れない夜が続くとき新事業のアイデアが閃く。

大商談が契約直前で白紙撤回されたとき、

対象となる事業が相手を代え大ブレークする。

過去私自身に起こる奇妙な一致。

悪い状況の裏には善い状況が同時に生まれる。

これを信じてビジネスに活かす。

これもある意味では勝者の法則である。

綺麗な花にはトゲがある。

美味しい食べ物には毒がある。

儲け話には裏がある。

コメント：

ここで言いたいことはたった一つ、「良いことの裏には必ず悪いことがセットになっている」ということだ。

起こる現象は一つにして善し悪しの両面を持っている、どちらを見るかはその人次第、悪いことに目を瞑っていては真実は永遠に解らない。

甘さを極めるなら重要なのは砂糖ではない。

それは塩だ！

コメント：

常識とは時に大きな判断ミスに繋がる、甘くしようと砂糖をどんどん入れても限界は砂糖の甘さでしかない。

しかし、ほんのちょっとの塩を入れると甘さの限界を超え味もぐっと極まる。

非常識にこそ現状打破のヒントがある。

携帯電話は意外と性能が良く、

静かな部屋なら周囲約５メートルの音を拾う。

テレビの音や生活の音は確実に相手に伝わっている。

マイク部分を手で抑えても無駄、

本体のマイクは振動により音をしっかり拾うから。

以前テレビで話題になった、

老舗料亭の焼き物料理の二度焼き使いまわし事件。

謝罪会見で女将が息子へ小声で言った釈明アドバイス、

全てが全国に流れてしまった。

秘密話は気がつかないうちに確実に漏れている。

他者に聞かれたらまずい話は決して声に出してはならない。

勝者は無意味に大声で話す人とはビジネスしない。

大声で話す人を本能的に受け入れられないからだ。

オートバイには必ず予備タンクが付いている。

ガス欠で止まっても予備タンクに切り替えれば動く。

この間にガソリンスタンドに駆け込めばセーフだ。

ビジネスもメイン事業の他に、

異種のサイドラインを持つと気持に余裕が生まれる。

更に複数カテゴリのサイドラインを持つ人は強い。

いつでもメインとサイドラインを切り替えできる。

いざという時の金種の予備タンクを多数持て。

勝者はどのサイドラインにおいても、

いつメインに切り替えても全力発進できるように、

アイドリング状態を堅持することを忘れない。