伊東久雄

失敗は恐れるに足りぬ。

怖いのは失敗をそのまま放置することである。

コメント：

失敗をリカバリーし成功に導けば、その失敗は成功への輝かしき実績に変わる。

ビジネスは瞬間ではなく継続した中での結果が最も重要、成功者とは失敗や過ちから逆に都合の良い状況を作り出せる人である。

何でも器用にこなす人。

裏を返せば抜きん出た能力が無いともとれる。

コメント：

何でも自分でやってしまう器用な人など５万といる、たった一つでも自分しかできない尖ったものを持っている人は強い。

人を説得するときは同時に人となりが丸裸になる。

どんな理屈で訴えてもお節介扱いされるのがオチ。

表面だけの理論や理屈が通るほど世の中は甘くない。

説得できない理屈は「屁理屈」以外の何物でもない。

理論や理屈で人の心は動かない。

人を説得するなら先ずは自身の人徳を磨くことだ。

契約できたときは嬉しい達成感がある。

でもそれが悪夢の始まりのときもある。

ビジネスは蓋を開けてみないと解らない。

上手くいくときもあれば、

大赤字を垂れ流しても止められないときもある。

そのたった一つの契約によって、

多大な損失に加えて信用を失うこともある。

人との出会いも同じこと。

出会った時にはその先どうなるかは解らない。

ビジネスは収めようと思えば収められる。

しかし人との場合は易々とは収められない。

「付き合う」とは極めて厄介な契約なのである。

異業種交流会。

誰と何人出会っても常に同じ結果に終わる。

それは紹介し合うだけだから。

本当にビジネスを構築できる人は、

市井の異業種交流会には出ないものだ。

真の異業種交流とは、

文学と工学の融合とかバイオとＩＴの融合とか、

これまでに無い分野と新たな文化の確立を目指し、

真のケミストリーを作り上げることにある。

違分野の天才同士が新分野を切り開く、

こういう高次元で高貴な異業種交流なら価値が在る。